串田壮史監督『マイマザーズアイズ』ルスカ映画祭で最優秀作品賞受賞

ルスカ・ファンタスティック映画祭

最優秀作品賞受賞

イギリス最大のジャンル映画祭・ロンドンフライトフェストで【Jホラー第３波を告げる作品】と評され、11/24(金)より劇場公開がはじまる長編作品『マイマザーズアイズ』。

プエルトリコで開催されたルスカ・ファンタスティック映画祭で【最優秀作品賞】を受賞しました。

ルスカ・ファンタスティック映画祭は、2006年からプエルトリコで開催されているラテンアメリカ有数のファンタスティック映画祭。

日本の実写映画やアニメ映画の多くが本映画祭でラテンアメリカプレミアを迎えており、2020年には「ばるぼら」で手塚眞監督が監督賞を受賞している。「マイマザーズアイズ」は、10/25(水)に行われた授賞式で、映画祭の最高賞にあたる「最優秀作品賞」を受賞。
串田監督は現地で上映に出席し、観客とQ&Aを行った。

串田監督コメント

10月下旬まで猛暑が続いているプエルトリコを、さらに熱くするほどの熱心な映画ファンたちが集結するルスカ・ファンタスティック映画祭で「マイマザーズアイズ」が最優秀作品賞を頂けたことにを光栄に思います。ルスカ映画祭はこれまでに数多くの日本映画を上映していることもあり、上映後のQ&Aでは「新しいタイプの日本製ホラーに衝撃を受けた」という感想や、「今敏監督作品のような現実と幻想の融合を感じた」という声が挙がり、白熱した議論となりました。海外の映画祭で、【Jホラー第３波】と評されている『マイマザーズアイズ』は、11/24(金)から日本で劇場公開がはじまります。目が肥えた日本のホラー映画ファンの皆さまの目には、本作品がどのように映るのか、キャストスタッフ一同とても楽しみにしております。

『マイマザーズアイズ』

11月24日（金）よりヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国順次公開

公式HP：
https://mme-movie.com

公式Twitter：
@mme_mov

物語・・・
チェロ教師の仁美(37)は、たった1人の家族である娘・エリ(17)に頼まれ、コンサートで一緒に二重奏を演奏する。その帰りの車内で、エリは、仁美の音色から子供を産んで後悔しているという念が聞こえてきたと語り始める。隠していた感情を見透かされた仁美は動揺して自動車事故を起こし、仁美は視力を失い、エリは半身不随になってしまう。やがて仁美は、生体実験中のカメラ内蔵コンタクトレンズを装着し、視力を回復させる。一方、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望みだす。仁美は、エリにVRゴーグルを装着し、自分の主観映像を転送して生きる悦びを届けようとするが…。