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初日舞台挨拶

映画×舞台×漫画で、不老不死の 2 人と転生を繰り返す少女の千年にわたる物語を描くプロジェクト『僕らの千年と君が死ぬまでの 30 日間』。漫画は 2023 年 10 月現在 4 巻まで発売されており、2023年9月に舞台も上演された。

平安時代に始まった物語の終局を描く映画が 2023年10月27日(金)よりついに公開され、初日舞台挨拶が行われ、新宿バルト9に、辰巳雄大、浜中文一、小西桜子、菊地健雄監督の4名が登壇しました。
『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』
初日舞台挨拶
日付:2023年10月27日(金)
場所:新宿バルト9
登壇:辰巳雄大、浜中文一、小西桜子、菊地健雄監督

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キャスト&監督登壇

上演後だったこともあり、辰巳は「いかがでしたか?」と客席に問いかけ、「ちょうど 1 年前に撮っていたこの作品がついに皆さんの元に届く日が来てとても光栄です。菊地監督のもと、素晴らしいスタッフさん、役者の皆さんと一緒に熱い気持ちと魂を込めた作品をお届けできる幸せを噛み締めています」と熱量たっぷりに挨拶。

浜中は「光蔭の親戚をぶん殴る役を演じました」とボケを挟みつつ、「自分の中では初日という感じがありませんが、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです」と話す。この時点で客席からは笑いが起きており、辰巳の「結構楽しんでいただいてるみたいだよ」という言葉に「よかったです」とマイペースに答えていた。
小西は「こうして皆様に劇場に足を運んでいただけてすごく嬉しいです」と話し、菊地は「初日はいつも緊張と不安を感じますが、皆さんのいい顔を見ているとちゃんと届いたんだと感慨深く思います」と喜びを語った。

続いて、司会を務める八雲ふみねより初日を迎えた今の気持ちを聞かれると、辰巳が「撮ったのは 1 年前、お話をいただいてから 2 年近く経ちます。ずっと不老不死について考えてきました。その時の気持ちが全て詰まった映像が少し時間をおいて皆さんの元に届く、映画ならではの感覚を味わっています。こうして宣伝大使の皆様(作品を観た方々)の元に届くんだと思いますね」としみじみ話した。さらに、辰巳は今回が映画初主演・初出演。「(映画の)舞台挨拶も初。人生最初で最後の時間を過ごしています!」という言葉に、客席から大きな拍手が沸き起こった。
浜中は「1 年前に撮影。嫌ですよね」と発言。辰巳に「何が!?」とツッコまれると「スクリーンの中は 1 年若いわけでしょう。キツイなあ」とぼやき、小西は「一年前の撮影時は、舞台を経て公開される映画がどうなるのか不安もありました。
でも、こうして無事に観ていただけて感慨深いです」と振り返る。 菊地は「観ていただいて感想をもらうとまた発見がある。先輩監督たちからも、映画というのはできた時が完成じゃない、公開が始まってさらに完成するから大事にしたほうがいいとアドバイスをもらいました」と語った。

また、演じた役との共通点について、辰巳は「草介は記憶喪失で、舞台を愛することが一つの目的になる。お芝居を愛している点は似ています」と回答。一方で「僕はまだ脚本を書いたことがないので草介の方がランクは上ですね」と話し、八雲に「今度ご自身で脚本を書いて主演を務めるというのは」と聞かれると「どちらかというと、役者としてこんな役が見たいと言っていただけた方がやる気が出る。脚本を書くなら演じてほしい人を思い浮かべるかも」と答えていた。
浜中の「似ているところはたくさんあると思いますよ。心を閉ざした感じとか……」という言葉で劇場内は笑いに包まれ、菊地も「初対面の時はクールかなって思ったけど、隙あらばギャグを入れてくる。現場では一番のムードメーカーでしたね」と笑いながら振り返る。小西は「舞は舞台、私は映像メインですが、役者として頑張って経験を積んでいるところは共感しながら演じました」と語った。
作品タイトルに絡めて、もし寿命があと 30 日だとしたら何をしたいかという質問には、辰巳が「まず積み立て NISA を切り崩します」と現実的に答える。「僕が憧れているアメ車に昔祖父が乗っていたことを知ったので、その車を買っておじいちゃんに会いに行きます」とほっこりする話も披露した。
浜中の「静かに暮らします」という言葉には、辰巳が「最近(浜中が)左手でテレビゲーム、右手でスマホゲームをしていると聞いて、家から引きずり出さなきゃと思った僕が連れ出します!」と宣言。浜中は「ゲーム好きでも滅多にいないと思いますよ」とドヤ顔をし、辰巳の「さっきあんなに素敵な映画を観てもらったばっかりなのに」という言葉に八雲も「素敵なエンディングだったはずなのに……」と思わずぽろり。劇場全体が笑いに包まれた。
小西は「逆に死んでもいいような体験をしてみたいです。バンジージャンプとかスカイダイビングとか」と挑戦したいことを挙げる。
菊地が「30 日間しかないとなった時に僕が映画のオファーをしたら出てくれる?」という質問をすると、辰巳だけが「出ますよ!」と即答。監督の寿命が残り 30 日の撮影だと勘違いした浜中は「その姿を見るのが嫌」と答え、菊地の「それでもいいけど、僕は家族がいるので 30 日と言われたら家族と過ごします」というまさかの発言に「俺らだって家族いますわ! 役では孤独でしたけど!」とツッコミを入れる。菊地が「その時に皆さんすごくいい芝居しそうだなと思って」とい
う言葉には辰巳も「死ななくてもいい芝居します!」とツッコみ、最終的に「30 日間で死にたくない」という意見でまとまった。
また、ハロウィンが近いことからしてみたい仮装を聞かれた面々。小西が浜中の仮装を決めることになるが、最初にあげた「ゾンビ」には浜中から「もっとちゃうのにして!」と NG が。続いて「ダースベーダー」と言われると辰巳が「文ちゃんほぼ見えない!」と笑い、浜中は「俺何も楽しくない! 誰かわからんから」と不満げな顔に。菊地が「じゃあ俺が R2-D2 やるから(辰巳が)C-3PO にしよう」と盛り上がり、辰巳が「みんなでスターウォーズの仮装をして、あれくらいのエピソードをやりたいですね」と希望を語った。

最後に浜中は「たくさんの方が携わってくださった映画をたくさんの方に見てもらえるよう、これからも頑張りたいと思います」と意気込み、辰巳は「千年間、少し歪んだ三角関係が続いている壮大な作品です。見終わった後に考察できる部分もたくさんありますし、菊地監督が撮ってくださった映像が美しくて感動したのを覚えています。この感動を 1 人でも多くの方に届けたいので、宣伝大使の皆様、どうぞよろしくお願いします」と話した上で、11月3日(金・祝)にも舞台挨拶を行うことを発表。集まったファンのざわめきの中、「また違った形で皆さんとこの映画について語りたいと思います。皆さんと一緒にこの作品を盛り上げていけたら嬉しいです」と締めくくった。

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映画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』

2023年10月27日(金)~新宿バルト9ほか全国公開中

W 主演を務めるのは、人気グループ「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大が草介役、俳優として舞台を中心に活躍する浜中文一が光蔭役をそれぞれ演じ、2 人はロック音楽に乗せて平安時代の物語を描いた舞台版でも W 主演を務め、高い演技力と熱量のある歌唱で話題を呼んだ。
ヒロイン・舞役は、映画やドラマを中心に数多くの作品で活躍し、三池崇史監督による映画『初恋』などでも強い印象を残した小西桜子。監督は映画『体操しようよ』、テレビドラマ『メンタル強め美女白川さん』、Netflix シリーズ『君に届け』などを手がけている菊地健雄が担当しています。

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辰巳雄大 浜中文一 小西桜子 筒井真理子

監督:菊地健雄
脚本:保坂大輔
音楽:吉川 慶

主題歌:ふぉ~ゆ~「心つないで」
製作幹事・配給:東映ビデオ
製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
Ⓒ僕らの千年プロジェクト Ⓒ2023 映画「僕らの千年と君が死ぬまでの 30 日間」製作委員会

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