池田朱那ら登壇『17歳は止まらない』カリコレ®2023 舞台挨拶

17歳は止まらない＠カリコレ®2023

『百円の恋』、『愛の渦』、『アンダードッグ』など、公開規模の大小にかかわらずウェルメイドな作品で数々の映画賞を獲得してきた東映ビデオ（株）が2021年6月に新たな才能を発掘する新プロジェクト【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】を立ち上げました。キャリアも年齢も多種多様なクリエイターの方々から309本の企画と脚本が応募された中、記念すべき第1回製作作品に選ばれた北村美幸監督による『17歳は止まらない』。

この度、7月27日（木）新宿シネマカリテにて、 カリコレ®2023プレミア上映作品として『17歳は止まらない』の舞台挨拶付き上映会が行われました。舞台挨拶では、農業高校に通う高校2年生の主人公・瑠璃を演じた池田朱那、瑠璃のクラスの仲良しグループのモモ役・片田陽依、彩菜役・白石優愛、くるみ役・大熊杏優、そして本作のメガホンをとった異色の経歴を持つオールドルーキー北村美幸監督の5名が登壇しました。

日付：7月27日（木）
会場：新宿シネマカリテ
登壇：池田朱那、片田陽依、白石優愛、大熊杏優、北村美幸監督

キャスト＆監督登壇

台本を読んだ時の感想に池田は「瑠璃ちゃんが魅力的で演じたい気持ちと、私が壊してしまったらどうしようという不安もあったのですが、絶対に演じられると根拠のない自信があったので演じられて嬉しい」と初主演の意気込みを語った。撮影当時ちょうど17歳だったという片田は「同じ歳ということに運命を感じたのと、普段から家畜や命について考えることが多く、この作品は家畜から食材になるまでのことも描いているので、出演したいという気持ちがとても強かったです」。白石は「台本の自然な女子高生のセリフ回しやお名前から、女性監督だと思っていたのですが、男性だったことに驚きました！監督の作品愛の込もったコメントを読んで、脚本だけでなく監督もステキな人だなと思いました」大熊は「読んでいてワクワクして、登場人物が本当に魅力的だったので、台本読み込んだのを覚えています」と初映画出演の緊張を語った。

初監督を務めた北村監督は「名前・性別・経歴全てデタラメだったので、映画の製作が決まった時は、喜びというより、どう説明しようか・・・と謝る練習をしていた。初監督なので大目に見てもらえれば・・・」と会場の笑いを誘った。
アドリブが多かった４人のシーンについて池田は「白石さんがすごい面白いことを言ってくれて、役柄的にも皆んなをまとめてくれて、助けてくれる」と感謝を伝えると、白石は「ずっと一緒にいたのかな？と思うほど自然に仲が良くて、逆にみんなが何を言っても返してくれるから」と照れながら現場の様子を披露した。

最後に主演の池田が代表して、「何度も言いますが、この作品は皆さんに愛していただけると自信があり、大好きな映画です。これから上映されますが一人でも多くの人に愛してもらえたら嬉しいです」と監督にも負けない作品へ愛と自信をアピールした。

『17歳は止まらない』

公式サイト：＠17sai-ha-tomaranai

Twitter：＠TV_NCF

2023年8/4（金） 新宿シネマカリテほか全国公開

物語・・・
瑠璃（池田朱那）は農業高校で畜産を学ぶ二年生。母ひとり子ひとりの家庭で育った瑠璃は動物の世話で忙しい学校生活と家計を助けるためのアルバイトを両立させながら、モモ（片田陽依）、彩菜（白石優愛）、くるみ（大熊杏優）らクラスメイトと家畜たちから「命をいただく」という尊さを学んでいる。
ある日、瑠璃はモモと近隣の高校の文化祭へ遊びに行き、同い年のマサル（青山凱）を紹介される。瑠璃に一目惚れしたマサルは後日猛アタックをかけるが、農業高校教師の森（中島歩）に想いを寄せている瑠璃はそっけない。森への情熱を募らせた瑠璃はある日、森の家へ押しかけて強引に思いを伝えようとするが・・・。