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後編公開記念舞台挨拶

5月20日には新宿バルト9にて本作キャストの伊藤健太郎、朝井大智、小西貴大が出席する「後編公開記念舞台挨拶」を行いました。
撮影の裏話や、朝井や小西の“伊藤が大好き”エピソードなどを次々と披露し、終始大盛り上がりだった。また大ヒットにより延長公開が決定!6月5日(月)〜6月8日(水)新宿バルト9、Tジョイ梅田にて前編・後編同時公開いたします。
伊藤健太郎『静かなるドン』 後編公開記念舞台挨拶

『静かなるドン』 後編公開記念舞台挨拶

日程:5月20日(土)
会場:新宿バルト9
登壇:伊藤健太郎、朝井大智、小西貴大

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伊藤健太郎ら登壇

5月12日に行われた「前編公開記念舞台挨拶」に続き、およそ1週間後に再び観客の前での舞台あいさつを行うこととなり、伊藤も「なかなかできることではないのでうれしいですし、前編はもちろんなんですが、後編は特に観てもらいたいという思いが非常に強かったので、すごくうれしいですね」と笑顔。また本作の反響も非常に良いとのことで、「自分のまわりの方もそうですし、ファンの方などからもいろんなコメントをいただいているんですけども、それもすごくいい反響なのでうれしいですね」と笑顔で付け加えた。

劇中では、伊藤演じる静也と敵対していた鬼州組若頭・沢木全次郎を演じた朝井。「劇中で、沢木と静也はけっこうバチバチにやっていましたけど、現場ではそんなこともなく。いろんなお話をさせていただきましたし……僕は大好きです」と語る伊藤に対し、「僕も……」と返して、会場を湧かせた朝井は「僕は三年前から日本でやらせていただいているんですけど、その前に台湾でやっていた時から伊藤さんのことは知っていて。実は(ドラマ「東京ラブストーリー」で伊藤が演じた)カンチの大ファンです」と告白し、会場は大盛り上がり。「まさか共演できるとは思っていなかった」と感慨深い様子を見せた朝井に、「ありがとうございます」と笑顔を見せた伊藤。そんな二人のやり取りに、会場からも思わず大きな拍手がわき起こった。

だが、新鮮組の組員で、静也を慕う祐輔を演じた小西も“伊藤大好き”という思いでは負けていない。「僕が(静也を自宅から会社に)送って行く時って、昼と夜の顔をするんですよ……僕だけに」と明かした小西の言葉に、客席のファンからは思わず「キャー」という歓喜の声。その様子に笑顔を見せた小西が「もちろん(昼の静也も、夜の静也も)両方好きなんですけど、そこの間の、頼もしいんだけど優しい静也さんが……大好きです」とキッパリと語ると会場からは大きな拍手が。そんな小西との共演に、伊藤が「小西くんは僕より年上なんですけど、祐輔と静也のお芝居をしやすいようにすごくお話をしていただいたので、そこは助けていただきました」と語るなど、本作の撮影も非常にいい関係性で行われていたことがうかがい知れた。

また、クライマックスの沢木と静也の対決シーンは冬に撮影されたとのことで、「本当に寒かったですね」と振り返った伊藤。「山奥で撮影をしていたんですけど、そこを犬のお散歩のルートとされているおじさまがいて。『犬、かわいいですね』なんて言っていたら、『ここ幽霊出るから気を付けてね』と言われてビックリしました」と伊藤が語ると、朝井も「夜は暗くなるんで、ちょっと怖かったですね」と振り返った。

そんないわく付きのロケ場所ではあったが、クライマックスの対決シーンはそんなことを感じさせないほどの熱量に仕上がっている。「健太郎くんはアクションがすごいから、パンチが見えないんですよね。アクションって相手のパンチを見て、(そのリアクションとなる)動きをしないといけないんですけど、健太郎くんのパンチが見えないから、あらかじめ動きを覚えるしかなかった」と明かした朝井の言葉に、会場からも思わず拍手が。それに対して伊藤は「アクションがすごく好きなので、昔にアクションの練習をしたりしていたので。あとは現場でも一番若かったということもあって。若さの勢いを見せてやろうと思って頑張りました」と返した。

それゆえ「ただ僕はけっこうリハーサルをしたかったんですよ」と正直な思いを明かした朝井だったが、「でも(伊藤健太郎は)慣れているから。ここはこうですね。分かりました、で終わっちゃって。『え、俺はリハーサルに付き合ってほしいのに』と思ったのに……。やっぱりうまい人は違うんですよ」とコメント。その言葉に「そりゃヒドいですね」と反省の弁を述べた伊藤だったが、朝井は「でもちゃんと俺に合わせてくれましたからね」とフォローを入れて、会場を笑顔に包み込んだ。

イベント内では、そんな本作の大ヒットを受けて、6月5日~8日まで、新宿バルト9、T・ジョイ梅田にて、前編後編の同時公開が行われることが発表された。その報(しら)せに伊藤も「本当は前編と後編を続けて見てほしかったんです。いろいろな伏線もあるし、続けて見れば分かりやすい部分もあるんで、本当なら続けて観てもらいたいところなんですが、なんせ(合わせて)4時間以上ありますんで。皆さん、映画を観た後は整体のご予約だけしていただければ」と冗談めかすひと幕も。

続く朝井も「最初、沢木は若頭からはじまって、組長にまでならせていただくんですが、静也の成長とともに、沢木の成長でもあるので。本当にありがたい」としみじみ。さらに小西も「本当にうれしいですし、たくさんの大人たちが朝から夜まで頑張ってつくった作品なので。それをこうやってまだまだ観ていただけることになったというのは本当にありがたいことだと思います」と感慨深い様子を見せた。

そして最後に「ようやく前編と後編、皆さまのもとにすべてをお届けすることができてうれしいです」とあらためて切り出した伊藤は、「皆さまの中でいろんな解釈や、受け取り方があると思いますので、そういう風に楽しんでいただけたら。そしていつか静也が日本統一をしていく姿を皆さまにお届けできるように、皆さまにもいろいろとお力をお借りできたらと思うので、どうか宣伝をよろしくお願いします」とさらなる続編の制作に向けて、観客の期待をあおった。
『静かなるドン』 後編公開記念舞台挨拶

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『静かなるドン』

前編・後編 各1週間連続上映!
【前編】5/12(金)〜18(木)
【後編】5/19(金)~25(木)公開中


公式サイト:
https://reiwaoutlaw.com

Twitter:
@reiwa_outlaw

昼はサラリーマンの草食系男子で夜は暴力団総長の二つの顔を持つが、カタギでい続けることを願う近藤静也を演じるのは伊藤健太郎。俳優デビュー後、『コーヒーが冷めないうちに』(18)や『惡の華』(19)などの話題作に次々と出演、近年では阪本順治監督の『冬薔薇』(22)で主演を務めている。

大ヒット人気シリーズ「日本統一」の本宮泰風が出演・総合プロデュース、静也が思いをよせる同僚・秋野明美役に、筧美和子、新鮮組の若頭・鳴戸竜次役にの深水元基、新鮮組ナンバー3の生倉新八役に三宅弘城、新鮮組ナンバー4・肘方年坊役に坪倉由幸、鬼州組四代目の妻・坂本龍子役に内田慈、新鮮組の姐さんで静也の母・妙役に筒井真理子、そして、静也と対立する鬼州組の組長・坂本健役に寺島進ら、錚々たる顔ぶれが揃った。

物語・・・

前編:
関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子近藤静也(伊藤健太郎)。けれど、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さん(筧美和子)に淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せ。
しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きるのだった・・・。
普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也。いったいその危機とは!?そして新鮮組の行く末は・・・!?

後編:
激化する新鮮組と鬼州組との抗争…お互いが思いを寄せるにも関わらず、ヤクザという立場が足かせになってもう一歩踏み出せない静也(伊藤健太郎)と秋野(筧美和子)の関係…自分の信念とヤクザ社会の掟との間で揺れ動く静也の運命は―。
静かなるドン

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伊藤健太郎
筧美和子 深水元基 本宮泰風 
三宅弘城 坪倉由幸 内田慈 朝井大智
小西貴大 藤井陽人 今野杏南 宮崎吐夢 金橋良樹 飛永翼 香川幸允 
御子柴彩里 鈴木裕樹 兒玉宣勝 斉藤天鼓 舘昌美 中村公隆 本田広登 川﨑健太 喜矢武豊 
筒井真理子 寺島進 

監督/脚本:山口健人
総合プロデュース:本宮泰風 原作:「静かなるドン」新田たつお(実業之日本社 刊)  
脚本:吉﨑崇二(QueenB) 音楽:岩本裕司 前田恵実

製作:英田理志 人見剛史 エグゼクティブプロデューサー:前田利洋 鈴木祐介  
プロデューサー:河野博明 丸田順悟 制作プロデューサー:菅谷英一 
撮影:石塚将巳 照明:八藤優美 録音:岡本立洋 編集:金田昌吉  
スタイリスト: 網野 正和 衣裳/持ち道具:森内陽子 ヘアメイク:坂口 佳那恵
アクション監督:玉寄兼一郎 ガンエフェクト:浅生マサヒロ スチール:西永智成 
整音:大辻愛里 音響効果:小林孝輔 助監督:伊藤良一 製作担当:長田克彦 キャスティング:渡辺有美
制作プロダクション:MinyMixCreati部 ・ダブルフィールド
配給:ティ・ジョイ 
© 2023「静かなるドン」製作委員会

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