演出家・加藤拓也が長編映画2作目監督この度、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督し、門脇麦(『愛の渦』『あのこは貴族』)が主演を務める映画『ほつれる』が9月8日(金)、新宿ピカデリーほか全国公開となります。 そして、本作のティザービジュアル、及び主演の門脇麦、そして田村健太郎、染谷将太、黒木華、加藤拓也監督からのコメントが到着しましたので、ご紹介! 監督:加藤拓也本作を監督するのは、「もはやしずか」「ザ・ウェルキン」で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、「ドードーが落下する」で第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也。 加藤拓也監督コメントこの作品では当事者性を感じることができない、またはしないで、向き合うことを諦めているある一人のもつれが描かれています。それが小さなことから大きなことまで、いかに繰り返されているのかということが、私にとって二本目の映画になりました。 |
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キャスト発表&コメント主演を務めるのは、実力派俳優・門脇麦。 門脇麦(綿子役)コメント人生には誰しも何かを選択せねばならない瞬間が何回かあって、その瞬間は点でもさまざまな過程が入り混じった線があるからこその今に至る、その繰り返しが人生なのだと思います。 綿子の夫・文則役には、映像・舞台とマルチに活躍する俳優・田村健太郎。 田村健太郎(文則役)コメント目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、『やってみましょう』と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。 さらに、その存在が大きな転回点となる男・木村を演じるのは染谷将太。 染谷将太(木村役)コメント自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤拓也さんは細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤さんの書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。 綿子の親友・英梨を『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『せかいのおきく』(23)の黒木華が演じる。 黒木華(英梨役)コメント加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。 |
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今回解禁ティザービジュアル「心がゆれる――。」のことばとともに、門脇演じる主人公・綿子が、光の差す部屋で佇む姿が映し出される。彼女の心の揺らめきと思いを感じる表情と、その眼差しの先にあるものとは? |
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『ほつれる』9月8日(金)、新宿ピカデリーほか全国公開 綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。 過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。 |
出演:門脇麦 田村健太郎 黒木華/染谷将太
古舘寛治、安藤聖、佐藤ケイ、秋元龍太朗、金子岳憲、安川まり
監督・脚本:加藤拓也
製作:『ほつれる』製作委員会
製作幹事:メ~テレ ビターズ・エンド
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
配給:ビターズ・エンド
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