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初日舞台挨拶レポ

長澤佳也監督「クモとサルの家族」の初日舞台挨拶が、初回上映後、K’s cinema(東京都新宿区)にて行われ、宇野祥平、徳永えり、どぶろっく江口直人&森慎太郎、田畑志真、奥田瑛二、但木宏成、長澤佳也監督が、登壇しました。
映画「クモとサルの家族」初日舞台挨拶

「クモとサルの家族」初日舞台挨拶

日付:3月18日(土)
場所:K’s cinema
登壇:
宇野祥平、徳永えり、どぶろっく江口直人&森慎太郎、田畑志真、奥田瑛二
サプライズ登壇:但木宏成、長澤佳也監督

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キャスト&監督登壇

長澤監督の「2019年の夏の撮影で2022年完成しました。映画を初めて観ていただいた皆さんには感謝しかございません。」と初回のお客様へのお礼から始まった。W主演の宇野祥平と徳永えり、どぶろっくの江口直人と森慎太郎、田畑志真、奥田瑛二の登壇でスタートし、本作では監督ほか脚本など何役も担当している長澤監督自ら司会もつとめた。ロケ地である香川県小豆島などで食事をともにしながら撮影した出演者は、久々の再会でも、映画にみる家族のような雰囲気で、登壇者が遅刻するというハプニングにも、「気づいたらみんないなかった~」というなごんだ雰囲気で始まった宇野は「いま、トイレに行ってたら遅れてしまいまして」と言うと監督から「手洗った?」という声が入り、宇野は「洗いましたよ、拭いてないけど、びっくりした。この映画は、監督の思いとか熱意の賜物と思います。そういう映画を皆さんに観ていただけてうれしいです」と語った。徳永は「時代劇なんですけれども、本当にポップでエンターテインメントあふれる映画で、今日の雨のしめった空気を変えてくれる作品と思います」と明るく語った。
子役唯一の日本人(ほかは中国人)で言葉は違っても本当の兄弟のように見事に演じきった田畑は「撮影の時は中学2年生で1ケ月くらい家を離れて撮るのが不安だったのですが、皆さんのおかげで楽しかったです」と家族に甘える娘のように、かわいらしく語った。宇野と並んで立っていた江口は、帽子をとり「宇野祥平です」自己紹介し、劇場中の笑いをとった。「自分でもどっちがどっちか?わかなからない時があります。」と元同僚を演じた宇野との思い出を語った。「この映画は、ありそうでない忍者映画だなと思います。この映画にたずさわれて良かった」と初めて大役演じた思いをった。オニヤンマ役の森は、「相方の能力を引き出してくれた作品で、監督にカナダの映画祭の上映で相方のシーンが爆笑だったそうで、相方はカナダで通用すると思いました」と相方愛をこめて語った。老人を演じた奥田は、「映画に出ているのは、僕の父なんですよ、ふけたなあと思います。」と話し出し、ここでも劇場中の爆笑をかっていた。「夜、みんなで酒飲んだのも楽しかった」とあたたかい撮影現場の様子を語った。

ここでサプライズの演出となり、公開初日3月18日がまさに誕生日の奥田瑛二に、まず、本作の音楽も担当しているどぶろっくの二人が、ギターで、ハッピーバースデーの歌を披露した。
映画「クモとサルの家族」初日舞台挨拶
映画「クモとサルの家族」初日舞台挨拶
映画「クモとサルの家族」初日舞台挨拶
“ハッピーバースデー奥田さん、カッコイイ背中を見せてくれてありがと”と、緊張する撮影現場で「一緒に飲もうぜ」と誘ってくれたお礼の気持ちをこめて歌を披露した。続いて、大地丸役の但木宏成が登壇し、木工職人でもある但木お手製の木製ステッキを代表して手渡した。何も知らなかった奥田は、誕生日を祝われるのが苦手で、ブラジルに逃げたこともあるというエピソードを披露しながら、「今日は素直にいただきます」と受け取り、ステッキで決めのポーズをとり、感謝した。最後に、映画の優しい家長のような存在である長澤監督の呼びかけで全員一緒に声をそろえ「本日はありがとうございました」とお礼の言葉で締めくくった。

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★今後の舞台挨拶予定

3月
19日(日)12時の回上映終了後、緒川たまきさん
21日(火・祝)12時の回上映終了後 長澤佳也監督、田畑志真
25日(土)調整中
ほかの舞台挨拶スケジュールは、映画公式サイト、K’s cinemaサイトにてお知らせいたします。

K’s cinemaサイト:
https://www.ks-cinema.com/

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「クモとサルの家族」

3月18日 K’s cinemaほかにて全国順次ロードショー

公式サイト:
https://kumotosaru.studio.site/

ストーリー
江戸時代初期。ある森の中に暮らす家族がいた。家長のサル(宇野祥平)は元忍びだが今は、主夫として家庭を守っている。妻クモ(徳永えり)は超売れっ子忍びで、妻の稼ぎで生活している。サルとクモ夫婦の実子とクモの娘と孤児4人の子どもたちで狩りをしながら暮らしている。ある日、峠で倒れていた老人(奥田瑛二)を子どもたちが見つけ助けようとする。しかし、峠には天狗(緒川たまき)という凄腕の狙撃手が侵入者を狙っている。子どもたちは、何とか救出し、記憶が曖昧な老人は、サルの家に留まることに。クモの調べで、この老人、姥捨など厳しい政策を敷いてきた椿藩藩主の貴虎とわかり、彼に莫大な懸賞金がかかっており、賞金稼ぎたちがサル一家に襲いかかる。老人を救おうとするサル一家の運命は…
クモとサルの家族

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2022/日本/35mm→DCP /カラー/シネスコ/5.1/82分/
制作・配給 リアルプロダクツ

キャスト:宇野祥平 徳永えり
田畑志真 リー・ファンハン チャオ・イーイー ニエ・ズーハン
江口直人(どぶろっく) 黒羽麻璃央 緒川たまき 仲村トオル 白石加代子 奥田瑛二
主題歌 どぶろっく 製作総指揮 長澤佳也 川原武浩 宗寿彦
プロデューサー・脚本・編集・監督 長澤佳也

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