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プレミア試写会

本日『スペンサー ダイアナの決意』のプレミア試写会イベントを行いました。
イベントには、ダイアナプロジェクトのアンバサダーを務める米倉涼子、ダイアナ妃と親交のあったエルトン・ジョンに扮したハリセンボンの近藤春菜、スペシャルMCとして映画コメンテーターのLiLiCoさんの3名が登場してのイベントとなりました。
映画『スペンサー-ダイアナの決意』プレミア試写会
『スペンサー ダイアナの決意』プレミア試写会イベント
登壇: 米倉涼子(俳優)、ハリセンボン 近藤春菜(芸人)、LiLiCo(映画コメンテーター)
MC:奥浜レイラ

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サプライズイベント

観客には事前に知らされずに当日のサプライズとして開催された本イベント。
MC がゲストの名前を呼ぶと会場からどよめきが起こり、そんな中ダイアナプロジェクトアンバサダーの米倉さんと、スペシャルMC の LiLiCo さんが登壇。二人ともシルク素材のホワイトとピンクの淡い色の華やかな衣装で現れた。おもむろにお腹に手を当てながら登場した LiLiCo さんは、マイクを握ると早々に「実は今日これから小道具として使うフリップを準備しているときに、マジックで衣装を汚してしまいました」と明るく告白し、手でかくしていたシミを堂々とオープン!
映画『スペンサー-ダイアナの決意』プレミア試写会
さらに、首元の大きなパールネックレスについても「劇中でダイアナのパールがキーアイテムとして登場するんですけど、家を出る30分前に私もパールを持っていることに気づきまして」とネックレスをごそごそすると「実はこれケータイの充電器で、USB がついているんです」と服の中に隠していた USB の先端を見せながらパールの秘密を大公開!さっそくお客さんの心を掴んでいた。

まずは映画とダイアナについて改めて振り返る米倉さんと LiLiCo さん。今年没後25年を迎えてもなお人々から愛されるダイアナの人気の秘密について、米倉さんは「ダイアナさんはファッションだったり、美しさだったり、人道支援をされるような優しさだったり、誰もが知るたくさんの魅力がありますが、ほかの人と違うのはやっぱり彼女が持つオーラかなと思います。どうしても彼女を見てしまう、目が離せないオーラこそが彼女の一番の個性なのではないかなと」とダイアナ独自の魅力を語る。映画『スペンサー-ダイアナの決意』プレミア試写会さらに、「ダイアナさんは愛にあふれた人として知られているけれど、その愛は家族の中では息子たちからしか受け取れなかったのかもしれない、ということがこの映画の中でも描かれるのです。彼女が一番欲していた<愛>そのものが彼女の一番の魅力でもあるのかもしれないですね」と“愛の人”ダイアナである所以について考えを示した。

そして、『スペンサー ダイアナの決意』のタイトルの「スペンサー」はダイアナの旧姓で、プリンセスからただのダイアナ・スペンサーに戻るという意味が込められていることから、ご自身に戻る瞬間はいつ?と聞かれた米倉さん。「う~ん、いつかな~」と悩みながらも「お風呂に入っている時間ですね。あと家にワンちゃんがいるんですが、一緒にいる時は素直に自分に戻りますね」とにっこり。癒しの時間を告白した。そして映画全体の見どころについて話が及ぶと、「やっぱり主演のクリステン・スチュワートさんの演技ですね!上目遣いとかダイアナそのまま。そしてとても苦しい時期のダイアナが描かれている映画なので、彼女自身も演じていて相当辛かったと思うのですが、気持ちを背負って全身で演技をしている姿がすごいなと思いました。表情での表現も細かくて、目の演技が素晴らしいです」とクリステンの演技を絶賛した。

また本日はもう一人、スペシャルゲストが呼ばれていた。MC から「ダイアナとも親交があった世界的スターが来日しました!」と、かなり煽られた後に、会場にダイアナの葬儀で演奏された「キャンドル・イン・ザ・ウインド」が流れはじめる。もしや、と会場の緊張感が高まったと同時に現れたのは、なんとエルトン・ジョン!!…の恰好をしたハリセンボンの近藤春菜さん。
映画『スペンサー-ダイアナの決意』プレミア試写会
ピンクのスパンコールのジャケットと、ユニオンジャックを掲げたキーボードを肩にかけて、「ハーイジャパン!」と陽気に登場したが、リアクションに困った観客席からは大歓声ではなく、笑い声とともにまばらな拍手が沸き起こった。これにはさすがのエルトンも「お客さんも戸惑ってるよね。一言言わせてください、エルトンじゃねーよ‼︎近藤春菜です!」と大きな声で自己紹介し、会場は再度笑いの渦に包まれた。そして米倉さんにMCから「今日はご友人がご一緒で心強いですね」とまさかの振りが入ると米倉さんも「私?…ダイアナじゃねーよ!」と困惑しながらしっかり、じぇねーよ、をやり遂げた。そのまますんなりとトークに入ろうとする近藤さんに、LiLiCo さんに「衣装はそのままでいいの?サングラスは?」と聞くと、「サングラス外すとただの浅草の師匠になっちゃうんで」と言って、サングラスは外さずエルトンを貫き続ける近藤さんの姿に米倉さんは終始爆笑していた。

登場してまずは映画の感想を聞かれた近藤さん。「クリステンさんが演じるダイアナも、映像も美しくてとても素敵な映画でした。…実はこのイベントのオファーを受けてから映画を見たんですが、見終わってから『この格好で出られない』と思いましたよ。こんな映画じゃないんです、この格好をして登場したこと、私が一番戸惑ってるんですから」と観客にコメディ映画ではないことをしっかりアピール。そこに米倉さんがすかさず「週に何回くらいダイアナに会っていたんですか?」と質問すると「週8かな。日曜は昼と夜も…ってエルトン・ジョンじゃねーよ!」と嬉しそうに反論していた。

そして本作のタイトルにちなみ、3人それぞれの「決意」を発表することに。LiLiCo さんは今朝の出来事を語り始め「誰がやった、とかは言わないですけどね。今日家を出てくるときに洗面所に茶色いシミがあったんですよ。聞いてみたらお茶だと。捨てたの?と聞くと捨てた、
となんの悪びれもない返事が返ってくるんですよ。そこで私は“キレないこと”を決意しました」と旦那さんへの愚痴とともに発表すると、客席の女性客は拍手をしながら一緒にうなずく。米倉さんから「これま何度同じ決意を?」と質問が飛ぶと、「数えきれないくらいです!」
と笑顔で答えた LiLiCo さんだがその目は笑っておらず、近藤さんがすかさず、「いや、めちゃくちゃ目がキレてるから。怖いから」と突っ込む。
順番になり決意発表のフリップをめくろうとする近藤さんには、「ラーメン屋を継ぐという決意をされたと聞きました」「素敵なドキュメンタリーを撮り続けなけなきゃいけないですよね」「じゃあおいしいクッキーを焼かなきゃ…」というボケが次々と飛び出し、「角野卓造じゃねーよ!」「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」「ステラおばさんじゃねーよ!!」と「じゃねぇーよ!」の3コンボがテンポよく返された。スムーズなやりとりに近藤さんも「みんなよく知ってるな」と感心していた。そんな近藤さん
の決意はずばり、「エルトン・ジョンさんにご挨拶」。近藤さんは「これまで角野さんや、フィンランドのハロネン前大統領には直接お会いしてそっくりだと認めていただいたんですけど、エルトンさんにはまだ会ったことがないので、ぜひ来年中には会ってご挨拶したいですね」と宣言した。
近藤さんの話をずっと笑いながら聞いていた米倉さんは「ちょっとこの流れで出すのは申し訳ないほどシリアスになっちゃうんですけど…」と前置きしつつ、「動ける体を取り戻す」と笑顔で発表。「最近体を壊してしまい、舞台も降板することになって多くの方にご迷惑をおかけしてしまったので…早く舞台の上にあがれるように取り戻してやる!」と心からの宣言を披露
し、客席からは大きな拍手で応援が贈られた。「(こんなシリアスで)すみません」と恐縮しきりの米倉さんに、「私がいけないんです!」と近藤さんが反省。LiLiCoさんはフォローすることもなく「そうだと思います」とバッサリ。会場は笑いに包まれた。
最後にアンバサダーの米倉さんが、3人を代表してイベントの締めの挨拶を求められると、「ダイアナが決意を新たに一歩の踏みだす姿はとても美しく、私は勇気をもらいました。これから映画をご覧いただくのですが、きっと皆さんの背中も押してくれることと思います。ぜひお楽しみください」と力強く映画をアピールし、イベントは幕を閉じた。

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『スペンサー ダイアナの決意』

10月14日(金)、TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

映画公式サイト:
https://spencer-movie.com/

STORY
1991 年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ご
している。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする――。

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主演:クリステン・スチュワート(『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』) ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、ティモシー・スポール
(『英国王のスピーチ』)、サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』、ショーン・ハリス『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
監督:パプロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
配給:STAR CHANNEL MOVIES 後援:ブリティッシュ・カウンシル 読売新聞社
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