公開記念学生試写会全世界で600億円超の興行収入をあげ、日本でも興行収入34億円超の大ヒットを収めた“見た目は赤ちゃん、中身はおっさん”の『ボス・ベイビー』など、数々の大ヒットキャラクターたちを生み出してきた 吹替キャストの尾上松也とファーストサマーウイカが学生試写会イベントに登壇。 |
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尾上松也、ファーストサマーウイカ登壇本国製作陣の厳しいオーディションを経て日本語吹き替え版声優に抜擢された2人。尾上は「テンポのいい作品で、本国の皆さんのその雰囲気と空気感が出せるかどうか不安だったけれど、皆さんがキャラそのものになっているのは見事だと思いました」と手応え。残念ながら全員揃ってのアフレコ収録とはいかなかったものの、ウイカは「みんなで揃ってまたやれる機会があればいいなと続編を待ち望んでいる状態です」と早くもシリーズ化を期待していた。 日本語吹き替え版声優と声を務めたキャラクターの顔が似ていると話題にもなっている。これにウイカが「見た目も似ているということは…実写化も!?」とまさかの願望をぶち上げると、尾上も「舞台化してからの実写映画化もあるかも!『バッドガイズ』ならば歌舞伎でも何でもできそう!」と日本独自のメディアミックス化に前向きだった。 本作は、外見で皆に嫌われ、ありとあらゆる物語で「ワルモノ」とされてきたバッドガイズたちが、誇りをもって自分の生きる道を見つけて活躍する物語。これにちなんでコンプレックス克服経験を聞かれた尾上は「僕の場合は克服するというか、ほかの人よりも勝っているものを伸ばす方向に転換している」と返答。一方、短所の方が多い人間だというウイカは「平凡というのは、言い換えれば何でもそつなくこなせるということ。そうやって短所も言い換えたら全部が長所になることもあるので、短所こそ長所だと思ってやっています」とポジティブな変換が大切だと説いていた。 また目標が定まらないという現役高校生からの悩みには、自身の経験を踏まえて尾上はこう語った。「僕自身、歌舞伎という道があったから目標が定まっていたわけではなく、気づいたら好きでいつの間にか歌舞伎に没頭していた。色々なことを経験していく中で好きなものが見つかった。一つの目標を定めることが正解ではないので、色々なことをやるべき」とアドバイス。ウイカもこれまでの自身のキャリアを振り返り「好きなものを探すのもいいけれど、やりたいことがないときは、やりたくないこと以外をとりあえずやってみる。そうすれば選択肢は広がるから」と語りかけていた。 また客前に立つ際に意識していることについて聞かれた尾上は「ステージに立つ以上、エンターテイナーでなければいけないので、常にお客さんを楽しませることを意識。自分が楽しまないとお客さんも楽しいとは思わないはず。どんな状況であっても自分の中でやりがいや楽しみを見つけるのが大事」と実感を込めていた。 緊張しないでベストを尽くす秘訣については「緊張の対処法は事前準備。結局は緊張もするけれど、準備さえしていれば大丈夫。準備をしない僕が言うのもなんですが…」と尾上。ウイカは「自分にスポットが当たるから緊張感が高まるのであって、自分の気をそらすために興味の対象を自分から離す。興味を自分ではなくてほかに持っていくとマイナスな緊張はなくなる。そして適度な緊張が残るとパフォーマンスも上がるはず」と具体的に指南していた。 最後にウイカは「人生に悩みはつきものだけれど、人生はいつだって変更可能です。考えすぎずに思うようにやってみてダメだったら修正すればいい。死なない限り修正はきくので、柔軟にチャレンジして」と学生たちに熱くエール。尾上も「悩みや壁がないと結局は面白くない。壁をクリアすることで色々な経験や人生の幅は広がっていく。悩みや苦しみを無駄にせず、そこから自分が何を学べるのかが一番大切です」と人生の先輩として若者たちに語り掛けていた。 |
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映画『バッドガイズ』10月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開 公式HP: 公式twitter: 公式instagram: 公式Facebook: STORY |
監督:ピエール・ペリフェル
声の出演(日本吹替版):尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ
声の出演(字幕版):サム・ロックウェル、マーク・マロン、アンソニー・ラモス、クレイグ・ロビンソン、オークワフィナ
アメリカ/2022年/カラー/スコープサイズ/5.1chデジタル/101分/G
字幕翻訳:種市譲二/吹替翻訳:中村久世
原題:The Bad Guys
配給:東宝東和 ギャガ
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