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ウルトラマンダイナ25周年記念

この夏、7月23日(土)~8月29日(月)の期間、池袋・サンシャインシティで開催中の【ウルトラヒーローズ EXPO 2022 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ】(略称:ウルサマ)。

7月に放送が開始されすでにたくさんのファンの心をつかんでいる最新シリーズ『ウルトラマンデッカー』や、大ヒットを記録した映画『シン・ウルトラマン』の関連フォトスポットの展示、さらに、恒例の大迫力のステージショーなど、連日の大盛況。更に今年は、大人気を博した平成ウルトラマンシリーズ「TDG」(ティガ・ダイナ・ガイア)の25周年のアニバーサリーイヤーということもあり、主人公のアスカ・シン役を演じたつるの剛士が貯蔵する、『ウルトラマンダイナ』関連の貴重な品物が展示されるなど、大きな盛り上がりを見せている。

そしてこの度8月2日(火)に、つるの剛士を始め、木之元亮(ヒビキ・ゴウスケ役)、布川敏和(コウダ・トシユキ役)、斉藤りさ(ユミムラ・リョウ役)、加瀬信行※当時は加瀬尊朗(カリヤ・コウヘイ役)、丈※当時は小野寺 丈(ナカジマ・ツトム役)、山田まりや(ミドリカワ・マイ役)といったメンバー全員に加え、当時シリーズの制作に携わった小中和哉監督、八木毅両監督(当時は助監督)が登壇し、『ウルトラマンダイナ』25周年を記念した、「スーパーGUTSスペシャルナイト」イベントが開催されました。
ウルトラマンダイナ-25-周年記念SPナイト
「ウルトラマンダイナ25周年記念 スーパーGUTSスペシャルナイト」
日時:8月2日(火)
場所:池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル4F展示ホールB
登壇:つるの剛士(アスカ・シン役)、木之元亮(ヒビキ・ゴウスケ役)、布川敏和(コウダ・トシユキ役)、斉藤りさ(ユミムラ・リョウ役)、加瀬信行※当時は加瀬尊朗(カリヤ・コウヘイ役)、丈※当時は小野寺 丈(ナカジマ・ツトム役)、山田まりや(ミドリカワ・マイ役)、小中和哉監督、八木毅監督
※斉藤りささんは現在芸能活動を引退、今回のイベントは特別出演となります。

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スーパーGUTSスペシャルナイト

イベントが開始され登場したつるのは、「君だけを守りたい~アスカの歌~」を披露。熱い歌声を響かせ、さらに当時演じたアスカ・シンの姿そのままに変身ポーズを決めると、ウルトラマンダイナも登場。オープニングからの派手な演出に会場は大きな盛り上がりを見せた。そして、待ちきれない様子のファンに応え、いよいよ「スーパーGUTS」のメンバーが登場。往年の7人が立ち揃った会場では、久しぶりの集結を喜ぶ割れんばかりの拍手がなかなか鳴りやまず、ファンの大きな愛に迎えられたつるのは早くも感極まって涙を流す場面も。他のメンバーからも「つるちゃん泣くの早すぎ!」とツッコミを受け、照れ笑いを浮かべた。
久ぶりの勢ぞろいとなったメンバーは、25年ぶりの集結とは思えないほど、終始和気あいあいとした雰囲気で当時のエピソードを語り、スクリーンに映し出されるそれぞれの思い出のシーンに一喜一憂。当時リアルタイムで鑑賞していたファンも多く集まる中、『ウルトラマンダイナ』好きにはたまらない様々なシーンの裏話に、会場中が食い入るように耳を傾けていた。ウルトラマンダイナ25周年記念SPナイト
懐かしいシーンの数々に盛り上がる中、スペシャルゲストとして、スーパーGUTSのマスコット的存在・ハネジローが登場。この日、登壇衣装でもハネジローTシャツを着たつるのは、ずっと会いたかったという旧友の登場に「めっちゃ嬉しいな~」と嬉しさを隠せない様子。当時ハネジローにそっくりな猫を飼っていたというつるのは、ハネジローが登場しなくなる回を演じる際、寂しさのあまり本当に泣いてしまったエピソードも明かし、思い入れの深い旧友との再会を喜んだ。

続いて話題は、放送当時から時間が経った今だからこそ語れるそれぞれの打ち明け話に。つるのは、放送開始前の制作発表会見の際に、その場にそぐわないあまりにもラフな格好で参加してしまったエピソードを明かし「何も知らなかったから!ある意味アスカ丸出しで来ちゃった!」と、演じたキャラクターを思わせる当時の行動を笑い話に替えた。隊長を演じた木之元は「ダイナの現場に来ることが楽しみで仕方なかった。それぐらい素晴らしいメンバーで、素晴らしい現場だった」と、改めてスーパーGUTSへの強い想いを打ち明けた。また、他にも仲の良さを象徴するエピソードとして、つるのも「撮影時にはそれぞれに控室が分けられていたが、結局はいつもみんなで一緒にいた」と明かし、全員が大きくうなずきあう。さらに、布川も「当時もそうだけど、今集まっても、その時の再現みたいな感じ」と変わらないメンバーの絆を強調した。

そして今回、25年ぶりのスーパーGUTSの集合ということで、当時製作に携わった小中、八木両監督を迎え、『ウルトラマンダイナ』の名シーンを再現することに。当時監督を務めた小中からも「25年経ったけど時間を感じない。変わらないね」とメンバーへ印象が語られ、助監督を務めていた八木も「クライマックスのシーンの撮影前に円陣を組んだことや、最後の『ラジャー!』が感慨深かった」と、この日再現した最終回のクライマックスシーンの、撮影当時を振り返った。目の前で再現される名シーンに会場が感動の眼差しを向ける中、いつの間にか、25年前と同じ隊服姿に早着替えしたつるのが、ウルトラマンダイナと共に登場。どよめきとともにこの日一番の大きな拍手に包まれた瞬間となった。
ウルトラマンダイナ-25-周年記念SPナイト

ウルトラマンダイナ-25-周年記念SPナイト
25年の時を経た今もなお、当時と全く変わらないチームの姿を見せた7名。イベントの最後に、山田は「胸がいっぱいで、幸せです」、丈は「感無量です。こみあげてくるものがあります」、加瀬は「みんなで集まれたことがとにかく嬉しいです」、斉藤は「ファンのみなさんの方がダイナに詳しくて、もっとお話ししたかったです。世界中の方々にダイナのメッセージが届いていることを感じました」、布川は「『ウルトラマンダイナ』に参加できたことが宝物。これからもダイナを応援してください」、木之元は「キャストもスタッフも同じ方向を向いて取り組んだ。これからもウルトラマンのファンの一人として応援していきたい」と、メンバーそれぞれが長く愛される作品への想いと、ファンへの感謝を語った。そして、オープニングに引き続き、涙をこらえ切れない様子のつるのは「僕の中では『ウルトラマンダイナ』はずっと続いていて、みんなが健康でまた会えたことが本当に嬉しい」と、作品と仲間たちへの想いを語り、ファンに対しても「もしかしたら当時生まれていなかったり、まだ小さかった方々が集まってくれて、お会いできて本当に嬉しいです。次は30周年ですね!」と、25年間たくさんのファンに愛され続けてきた『ウルトラマンダイナ』が、これからも変わらず続いていくことを約束させる、締めの言葉となった。

映画情報どっとこむ ralph 【TDG25周年】
1996年、実に16年振りの新テレビシリーズとなった『ウルトラマンティガ』(1996)、続く『ウルトラマンダイナ』(1997)、『ウルトラマンガイア』(1998)の3作は、国内外で熱狂的に迎え入れられ、瞬く間に屈指の人気作となりました。「平成三部作」や「TDG」(ティガ・ダイナ・ガイア)の呼び名で愛される作品たちの25周年に合わせて、様々な形で記念展開を行っている。
さらに、ウルトラサブスク、TSUBURAYA IMAGINATIONでは『ウルトラマンダイナ』を全話配信中!25年の時を経てもなお、多くのファンに愛される作品を、今一度振り返ってみるのはいかがだろうか。

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©円谷プロ

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