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ギャラクシー賞大賞ドキュメンタリーを映画化

政治と教育をめぐる攻防と教育現場にせまる危機を追ったMBS(毎日放送)制作のTVドキュメンタリー『教育と愛国』は、2017年ギャラクシー賞で大賞を受賞で大きな話題となりました。しかしその核心をついた内容ゆえ数々の障壁があり映画化は難航。この度、追加取材と俳優・井浦新の語りを加えて、ついに完成・劇場公開となります。
 教育と愛国

著名人からコメント到着

今回は、映画の注目が高まりはじめた中、久米宏、池田理代子、鴻上尚史、大島新、水道橋博士ら各界寄せられた熱いコメントが到着しました。

◆学者とは、真実を追求する者であるべきであり、教科書とは、その時代その時点での真実を子供たちに教えるべきものである。そこに、政治の入り込む余地は本来ない。
そのことをはっきりと教えてくれる映画である。
池田理代子(漫画家・声楽家)

◆愛国教育を推し進めたい人たちのとんでも発言の数々に失笑を禁じ得ないが、失笑の後にくるのは静かな恐怖である。
この地道で果敢な調査報道を褒めちぎりたいが、それだけではダメだ。
映画を観てしまった大人として、子どもたちの未来への責任を考え続けている。
大島 新(ドキュメンタリー監督)

◆自らの歴史を正しく認識していない国は、決して尊敬されません。
このドキュメンタリー映画を制作した方々の激しい怒りに、私は賛意を表明します。
久米 宏(フリーアナウンサー)

◆見終わって、反日左翼との戦いの記録だと思う人も国家の教育管理への抵抗の記録と思う人もいていいと思う。大切なことは、日本人として、今、教育に何が起こっているかを知ること。僕個人は、なによりも冒頭の道徳の授業に衝撃を受けた
鴻上尚史(作家・演出家)

◆この映画を多くの人に、特に維新を支持している人、安倍信者といわれる人も含めてどんどん見てほしいと思いました。押し付けたり、ましてや言うことを聞け、というのは言語道断でしょう。権力者が、隠そうと思って偉そうな態度で大衆を「脅す」ことによって注目を浴びるという現象がこの映画の中で起きている。あの人たちは、たまたま市民に選んでもらっただけなんですよ。僕があの人たちを選んでもないし、偉いと思ったことはない
水道橋博士(漫才師・お笑い芸人)

このほかのコメントと予告編は、公式サイト www.mbs.jp/kyoiku-aikoku にてご覧いただけます。

ドキュメンタリーを映画化『教育と愛国』

2022年5月13日(金)よりシネ・リーブル池袋およびアップリンク吉祥寺ほかにて公開
5/14(土)より大阪・第七藝術劇場にて 他全国順次ロードショー

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監督:斉加尚代
語り:井浦新
プロデューサー:澤田隆三 奥田信幸
2022年/日本/107分
©2022 映画「教育と愛国」製作委員会
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