シェーク M ハリス監督は、短編『カミング、バック』で、カナザワ映画祭「期待の新人監督」(2019)、第8回関西学生映画祭(2019)入選。短編『手遅れの葉一』で、杉並ヒーロー映画祭2021入選、うえだ城下町映画祭第18回自主制作映画コンテストほか入選。という経歴をもつ新進気鋭の若手監督です。 これまでは、同世代の若者の自我や鬱屈感を独自の視点で描く短編作品に精力的に取り組んできましたが、今回は、40歳の男女を描くという初挑戦の脚本であり、監督初の長編作品となりました。 シェーク監督の持つ独特な距離感の人物描写とテンポのいいストーリー展開を、撮影監督の斎藤 文が大胆に切り取り、スピード感とエネルギーのある珠玉のブラックコメディに仕上がりました。 舞台プロデュースを主に活動してきた「演劇集団ツチプロ」(第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞)とタッグを組み、クラウドファンディングで230名を超える方々からご支援いただいた本作。 主役のうだつのあがらない四十男を演じるのは橋本一郎(映画「あなたにふさわしい」(宝隼也監督) 「時の行路」(神山征二監督)、「 Fukushima 50」(松節朗監督)、「空母いぶき」(松節朗監督)他多数出演) 、20歳のヒロインには50名以上のオーディションから選ばれた高橋ユキノ、そのまわりでは舞台や映画でキャリアを積んできたベテラン俳優陣が思う存分実力を発揮しており、まるで舞台をみているような感覚を覚える見応えのある作品に仕上がっております。他にも光、色、美術、衣装、音楽など見どころがたくさん詰まった映画『遠吠え』。 |
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【監督メモ】多くの人はこの現状を「ひっくり返してやろう」と頑張ってはみるものの大抵はどうにもならず「まあ、しょうがないよね」で片づけ、そのまま「しょうがない」と言いながら人生を全うする。 |
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シェークMハリス監督『遠吠え』遠吠え特設サイト/ツチプロ公式ホームページ: 「遠吠え」公式 Facebook: あらすじ |
キャスト
橋本 一郎 高橋 ユキノ 小野 孝弘 池上 リョヲマ 小谷 沙奈恵 坂根 大悟 本田 宇蘭 土屋 士 蔵本 康文 小飯塚 貴世江
製作総指揮:土屋 士/プロデューサー:早川 玲奈(株式会社サンク)
撮影監督:斎藤 文/照明:松本 永(eimatsumoto Co.,Ltd.)
録音:菊池 秀人
編集:坂根 大悟/音楽:広瀬 和奏
美術:吉岡 晶/衣装:岡上 亮輔/ヘアメイク:宮崎 睦/
制作:宇佐美 滉士 濵田 耕司 望月 亮佑/助監督:木下 千加/カラーグレーディング:斎藤 文/MA:株式会社テクニカ
ランド/スチール:野村 芳輝/メイキング:野村 芳輝 高木 良輔(株式会社HOUND) 上岡 英門(株式会社HOUND)/
宣伝・広報:洪 妤綺/タイトルロゴ・宣伝デザイン:オオクラ テツヒロ/車両:東野 圭/キャストケア協力:藤沢 美由紀
(有限会社マシン)/協賛:株式会社サンク/企画制作:演劇集団ツチプロ