映画情報どっとこむ ralph

大阪『牛首村』完成披露

この度、2022年2月18日(金)公開の映画『牛首村』。

1月24日(月)に大阪・梅田ブルク7にて完成披露舞台挨拶が行われ、映画初出演にして初主演を務めたKōki,をはじめ、高橋文哉、清水崇監督が登壇しました。
『牛首村』大阪完成披露試写会
日付:1月24日(月)
場所:大阪・梅田ブルク7
登壇:Kōki,、高橋文哉、清水崇監督&ビリケンさん

映画情報どっとこむ ralph

Kōki,、高橋文哉、清水崇監督登壇

劇伴BGMにのせて登場した3人は大きな拍手で迎えられ、Kōki,と高橋が観客に微笑みかける様子も。さらに最初の挨拶から、Kōki,や監督のマイクがうまく入らないトラブルが発生し、MCからは「監督が何か連れてきちゃったんじゃないんですか?」と突っ込まれ、早速ホラーな!?イベントの幕開けとなった。地方での本作のイベントは初。大阪ならではの好きな食べたものを聞かれると、Kōki,は「イカ焼きを初めて食べて、とってもおいしかったです!また食べたい」と笑顔で答え、高橋も「久々に食べた551がおいしかった!」と回答。関西で青春時代を過ごしたという監督は、「関西ノリの方が好きなので、たまにこうやって来れると嬉しい」としみじみと第二の故郷!?に思いをはせた。

俳優デビューがジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督の作品となったKōki,は、「自分に一人二役が務まるのかどうか…主演が務まるかとても不安だったんですけど、ぜひ挑戦したいという気持ちの方が大きかったですね」と振り返り、初のホラー映画出演となった高橋は「すごく貴重な経験をさせていただいた。怖いのが苦手で見ることも学生の頃からしてこなかったが、こうして携わらせていただいて、(実際に本作を見て)ホラー映画にはまる人の気持ちが理解できた気がして…そういう意味でもすごくうれしかった。まだ一人で見るのはちょっと厳しいですけど…」と、自身のホラー映画に対する姿勢も少しプラスに働いたことを示唆した。『牛首村』大阪完成披露試写会

さらに、Kōki,の演技に関して今まで各所で褒めてきた清水監督は、「今日は厳しく…」と前置きしつつも、「もちろん正直まだまだだが…Kōki,の人生初の演技・挑戦に立ち会えて、一緒にその場で挑戦できたことが嬉しかった。初めてでこれですから…普通二役初めてってないですからね。難しい役どころですので…見て頂ければわかると思います。」とやっぱりべた褒め。『牛首村』大阪完成披露試写会「最初の演技の経験を、清水監督のもとでできたことは心の底から幸せです!」とKōki,が返すと、監督は「次の監督がやりづらくならないかな…」と心配する様子を見せ、会場の笑いを誘った。

そして話題は、実在する北陸最恐の心霊スポット“坪野鉱泉”などでのホラーな!?撮影秘話へ。撮影中、坪野鉱泉ではないが、突然電気が消える現象に立ち会ったというKōki,と高橋。監督も、本作の編集中に「私には聞こえません。もう一度やり直してください」という音声が突然スマホから毎日2回ほど鳴り続けたというエピソードを暴露。なんと劇中では突然奏音のスマホから「ヨリシロ…」と鳴るシーンがあり、親和性の高いホラーエピソードに、観客をさらにゾクッとさせたのだった。

「2/18の全国公開で世間はバレンタインムードかと思いますが、どんな方に観ていただきたいですか?」 という質問にKōki,は、「ぜひカップルの方にホラーデートを楽しんでほしい」とコメントし、『牛首村』大阪完成披露試写会高橋も「ホラーデートいいんじゃないですか…!少しでも映画がきっかけになって距離が縮まったりするといいな…」と“牛首デート”をおすすめした。『牛首村』大阪完成披露試写会

さらに、主演のKōki,が代表して、2022年に第42回を迎えるポルト国際映画祭(通称・ファンタスポルト)のコンペティション部門に本作が出品されたことと、それに伴って本作の英題も『OX-HEAD VILLAGE』に決定したことをサプライズ発表!Kōki,も「海外にもじわじわ迫ってくるジャパニーズホラーをぜひ海外の方にも見てほしい」とコメント。昨年、同映画祭のコンペティション部門・オフィシャルファンタジーセクションにおいて、映画『樹海村』(英題:『SUICIDE FOREST VILLAGE』)がBest Film Awardにあたる最優秀作品賞である“GRANDE PRÉMIO MELHOR FILME – FANTASPORTO 2021”を受賞したことが話題に。昨年に続いて最優秀賞を獲得できるのか期待がかかる。※選考は今年4月予定。

イベントの終盤はフォトセッションへ。
ここで、大阪ならではのもてなし!?大阪最強の幸運の神様・ビリケンさんが登場!なんと今日のイベントのために、通天閣さん協力で、新世界から梅田まで出張です!
『牛首村』大阪完成披露試写会
また映画のタイトルとかけて、頭に牛首マスクをかぶったビリケン、「牛首リケンさん」が登場。これにはKōki,と高橋も苦笑い!?というのも、2人とも「ビリケンさん」を知らなかったのだ。最後に、監督は「もう一人の自分とどう向き合うか…という裏テーマがある。単なるエンタメのホラーじゃない、というところに注目してほしい」Kōki,は「私にとって大切で大好きな宝物を、ぜひ皆さんにみていただきたい」を締め、舞台挨拶は幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph

■ファンタスポルト映画祭とは…

1980年に始まった、ポルトガル第二の都市・ポルトにて行われる“世界三大ファンタスティック映画祭”の一つで、ホラー・ファンタジー・SFなどのジャンルにおいて、世界的に栄えある映画を決める国際映画祭。“ファンタジー”と“ポルト”を合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、シッチェス映画祭(1968~)やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(1983~)と並び「世界三大ファンタスティック映画祭」の一つとして君臨。過去受賞作には『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)などがあげられる。

***********************************

Kōki,
萩原利久 高橋文哉
芋生悠 大谷凜香 莉子
松尾諭 堀内敬子 田中直樹 麿赤兒

監督:清水崇
脚本:保坂大輔 清水崇 音楽:村松崇継
製作:村松秀信 與田尚志 佐野真之 丸橋哲彦 中林千賀子 後藤明信 檜原麻希 吉村和文 福田剛紀 宮田昌広
 企画:紀伊宗之 企画・プロデュース:高橋大典 プロデューサー:三宅はるえ
撮影:福本淳 照明:市川徳充 美術:稲付正人 録音:西山徹 編集:鈴木理 装飾:原島徳寿 衣裳:小磯和代 ヘアメイク:小出みさ
特殊スタイリスト:百武朋 VFXスーパーバイザー:鹿角剛 音響効果:赤澤勇二 助監督:毛利安孝 制作担当:高橋輝光

「牛首村」製作委員会:東映 東映ビデオ アスミック・エース 山陽鋼業 ブースタープロジェクト 竹書房 ニッポン放送 ダイバーシティメディア
全日本プロレス ギャンビット
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
配給:東映
2022年/115分/カラー/ビスタ/5.1ch 
Ⓒ2022「牛首村」製作委員会

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ