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押井守・篠原哲雄・高橋洋・濱津隆之・武藤旬ら各界著名人からコメント

『ウルトラマン』や「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズの監督・田口清隆が、俳優ワークショップを舞台にSF要素を盛り込みイカれたZ級作品へと仕立てた映画「12人のイカれたワークショップ」が11月19日(金)より全国順次公開となります。

この度、押井守・篠原哲雄・高橋洋・濱津隆之・武藤旬ら各界著名人からのコメントが解禁となりました。

「12人のイカれたワークショップ」c01_押井守田口よ、お前よくこんな疲れることやる気になったね。
私は楽しく虚構を監督してます。
若い役者にこんな酷いことしなくて済むし。
月夜ばかりじゃないぞォ。
(押井守/映画監督)

「12人のイカれたワークショップ」c02_篠原哲雄ワークショップから生まれた映画ならばさぞかし真っ当な演技論が繰り広げられる小難しい映画かと思いきや、監督が役者を揺さぶりまくることで、俳優は素が暴かれ個が問われていく姿は観る前の予想を遥かに上回る。
果敢に対抗する様はエモーショナルな叫びに満ちていて少々煩くもあるが(笑)最後に俳優の行き着く境地は監督の魔法にかかったようで、そこにはある種の清々しさすら感じることが出来た。
(篠原哲雄/映画監督)

「12人のイカれたワークショップ」c03_高橋洋役者という存在の怪しさは、何のためにやってるのか実はよく判らないワークショップの場でむき出しになるのです。普段は「作品のため」という名目で誤魔化しているのだが、ワークショップではそれが言えない。その怪しい存在に「上位存在」なるものを突きつけたのは凄い発明です。これはSFの設定ではない。役者や監督を超えて、我々すべてを呑み込むマジの概念だ。見終わってしばらくは自分の視界がキャメラのファインダーのようで、鏡を覗き込むのが恐ろしくなる映画です。
(高橋洋/映画監督・脚本家)

「12人のイカれたワークショップ」c04_濱津隆之あらゆる全てのジャンルにおいて、答えの出し方なんてものは五万とあってこれは多分、何度も見るもんじゃない
一回目のそれとどう向き合っていくのかがとても重要なんだと思う
(濱津隆之/俳優)

「12人のイカれたワークショップ」c05_武藤旬中原俊監督『櫻の園』、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』に続き、演じることの魔力と狂気に迫った映画がまたひとつ誕生した
(武藤旬/「文學界」前編集長)

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映画「12人のイカれたワークショップ」

11月19日(金) アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
公式サイト:
https://atemo.co.jp/ikawaku.html
公式Twitter:
@12ikawaku

STORY
中学教師・河中が迎える、初めて担任を持った生徒たちの卒業式。不協和音のようなチャイムが鳴り響いた途端、学校中の生徒たちが姿を消した。教頭の青山は「みなさんの役目は終わりです」と銃を乱射し始め、体育教師の安保は鉄パイプを振り回し次々と教師を襲っていく。そんな中、用務員の栗橋が「上位存在」について、そして今からなすべきことを告げる。「音を聞く者、知識を得る者、そして法則を知る者に会え!」河中と同僚の教師・上條、千々岩らは、この不条理極まりないゲームに身を投じ、上位存在とは何かを知るべく、外界から閉ざされた【静かな卒業式】を彷徨うのだった。
…というワークショップの課題映画へ向け奮闘する、12人の俳優たちのリアル群像劇。
「12人のイカれたワークショップ」poster

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河中奎人 上條つかさ 千々岩北斗
波多野美希 中野杏莉 安保匠 カンナ 相馬絵美 大村織 甲川創 青山真利子 栗橋勇
ナレーション:青柳尊哉

監督:田口清隆・島崎淳
課題映画脚本:吹原幸太

製作:島野伸一 國保尊弘 田口清隆 和田有啓
プロデューサー:島野伸一
撮影:井野口功一 辻本貴則
録音:間野翼
メイク:海山真由子
美術:畑山友幸
操演特殊効果:辻川明宏 遊佐和寿
制作担当:三島祐
音楽:百瀬巡

製作:「12人のイカれたワークショップ」製作委員会
制作:ジェイロックアジア マジカル
配給:Atemo

2021年|カラー|16:9|ステレオ|DCP|PG12|106分

©「12人のイカれたワークショップ」製作委員会

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