この度、2021年11月26日金)より新宿武蔵野館ほか全国順公開が決定している、松井玲奈・映画単独初主演映画『幕が下りたら会いましょう』の全国公開に先駆け、11月9日(火)に完成披露上映会が行われました。メイン館である新宿武蔵野館に、主演の松井玲奈、共演の筧美和子、しゅはまはるみ、そして前田聖来監督が出席しました。 『幕が下りたら会いましょう』完成披露上映会 日時:11月9日(火) 場所: 新宿武蔵野館 登壇:松井玲奈、筧美和子、しゅはまはるみ、前田聖来監督 |
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実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの「劇団50」を主宰している主人公・麻奈美役の松井。 「単独映画初主演というプレッシャーも大きかったけれど、私の映画単独初主演ということではなく、観客の皆さんに麻奈美の家族の話を目撃しているような感じを与えることができたら嬉しいです。演じる上では感情を抑えるのが難しくて戸惑ったけれど、感情を抑えることで溢れ出す瞬間もあり、経験したことのない感情と感覚に陥りました」と撮影を回想。 麻奈美の妹で突然死する尚役の筧は「今の松井さんのお話を聞いて、松井さんに抱きしめられるシーンで鳥肌が立ったことを思い出しました。その時にブワッと麻奈美の感情が伝わってきました」と松井の思いを受け取ったという。そんな筧に松井は「筧さんとの撮影ではやっと会えたみたいな気持ちでそのシーンに臨んだので、触れることができて嬉しい瞬間ではありました。でも恥ずかしい」と照れていた。 二人の母親・京子を演じたのは、しゅはま。松井は「台本に書かれていない部分で溢れる部分があったので、それはしゅはまさんに引き出してもらえたお陰。しゅはまさんがお母さんで良かった」と感謝。すぐさましゅはまは「そんなことないですよ~」と謙遜していた。コロナ禍での製作ゆえに打ち合わせはリモートで行われたが、しゅはまは「リモートの本読み稽古は素晴らしい。出かける手間も化粧をする手間も省ける。スケジュールのすり合わせも楽。今後も続いてほしい」と効率的なニューノーマルスタイルに感動していた。 これが商業デビュー作の前田監督は「自分の両親に向けたメッセージになればいいと思ってスタートした企画。年齢を重ねてきたからこその悩みや家族の歪や愛情や変化する家族の形を残したいと思いました。コロナ禍で厳しい状況下での撮影でしたが、スタッフ・キャスト皆さんのおかげで完成することができました」と感無量の表情。 また映画の内容にちなんで「再会したい人」を聞かれた松井は「帰国したばかりの友人。いち早く再会して2年分のマシンガントークをしたい」と親友との再会に期待。 筧はお笑いコンビ・さまぁ~ずの二人に再会したいそうで「仲良くさせていただいていて、私は勝手に芸能界の父だと思ってい さらに「戻りたい夜」について聞かれると、松井は「誕生日は毎年ケーキをワンホール食べるので、誕生日に戻りたい。戻ったらケーキを食べられるので最高」と食いしん坊キャラ開眼。筧は「私は昨日!人生で最大くらいのいい眠りができた。帰ってお風呂に入ってビールを飲んで21時くらいに しゅはまは「記憶がなくなるくらい泥酔して親に怒られた夜に戻りたい」と反省。前田監督は「2年前のクリスマスイヴに戻ってプロポーズを受けたい。というのもその日が人生最大に体調の悪い日で、プロポーズを受けた5日後に入院しました。もう一度あの日に戻って体調を万全にした状態でプロポーズを受けたい」と笑わせた。 |
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『幕が下りたら会いましょう』2021年11月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開 Story |
出演: 松井玲奈/筧美和子しゅはまはるみ日高七海/江野沢愛美木口健太大塚萌香(新人) 目次立樹/安倍乙亀田侑樹
山中志歩田中爽一郎/hibiki(lol-エルオーエル-) 篠原悠伸大高洋子里内伽奈/濱田のり子藤田秀世出口亜梨沙/
丘みどり(友情出演) / 袴田吉彦
監督:前田聖来
脚本:大野大輔、前田聖来
音楽:池永正二
主題歌「CRY~戻りたい夜を~」:JamFlavor
製作・宣伝:エイベックス・エンタテインメント
制作協力:Ippo
配給:SPOTTED PRODUCTIONS