主演に西島秀俊を迎え、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が、現地時間7/6(火)〜17(土)開催の第74回カンヌ国際映画祭の授賞式を前に発表された同映画祭の独立賞のひとつである“国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)”と“AFCAE賞”に『ドライブ・マイ・カー』が見事、輝きました! 今回、日本映画としては唯一、最高賞を競うコンペティション部門への出品を果たしている『ドライブ・マイ・カー』。ワールドプレミアとなった公式上映後には、「悲しみと再生について描いた、深い感動の物語(Variety)」、「濱口監督は、この映画で世界的な才能の持ち主であることを証明した(Little White Lies)」、「ラストシーンは、この映画祭で目にした中で最も美しいものの1つだ(Videodromo)」など海外メディアの絶賛レビューが相次ぎ、さらにはScreen International 誌が掲載する各国の批評家たちによる「星取表」では4点満点中3.5という『パラサイト 半地下の家族』 以来の断トツのハイスコアで、最後まで首位を独走。 主要賞受賞を期待する根強い声が各国の批評家やメディアであふれる中での、国際映画批評家連盟賞とAFCAE賞の受賞となった。 これまでに、国際映画批評家連盟賞やAFCAE賞に加えて、主要賞の受賞を果たしてきた作品も多いだけに、目前に迫った現地時間7/17(土)19:25(日本時間:7/18(日)2:15)の授賞式で発表される主要賞の結果に、期待が高まる好発進となった。 カンヌを熱狂させる映画『ドライブ・マイ・カー』の日本公開は、8月20日となる。 photo@cannes: (c) Kazuko Wakayama |
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『ドライブ・マイ・カー』8月20日(金)より、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー 妻との記憶が刻まれた車。孤独な二人が辿りつく場所――。 俳優であり演出家の家福は、愛する妻と満ち足りた日々を送っていた。 原作は、村上春樹による珠玉の同名短編小説。この作品に惚れ込み映画化を熱望、自ら脚本も手掛けるのは、いま世界が最も熱い注目を寄せる気鋭・濱口竜介監督。 カンヌ映画祭コンペティション部門に選出『寝ても覚めても』、ベルリン映画祭で銀熊賞受賞を果たした短編集『偶然と想像』、脚本を手掛けた『スパイの妻』がヴェネチア映画祭銀獅子賞に輝くなど、国際的な舞台でその名を轟かせてきた。 主演を務めるのは日本映画界に欠かせない名優、西島秀俊。 |
西島秀俊
三浦透子 霧島れいか
パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子
岡田将生
原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介 大江崇允 音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 2021/日本/1.85:1/179 分/PG-12