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池袋シネマ・ロサにて公開中の野本梢監督作『透明花火』の企画・脚本を担当した三浦賢太郎、主演の高橋雄祐、東野瑞希の三名が、“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」にゲストとして登場。これまで数多くの短編作品を手がけてきた野本監督による初長編作となった本作について、それぞれの視点で語っている。
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本作は、現代を生きる若者たちの物語がいくつも連なって円環を成す群像劇。出自も立場も違う者たちそれぞれが、それぞれに悩み、心の内に葛藤を抱えている。本作を現像劇仕立てにしたこといついて、脚本を手がけた三浦は「いくつもの物語を考えている中で、一つの物語だけで2時間はもたないかなと思っていて。でもその中心に“花火”というものがあれば、群像劇として成立するのではないかと」と、思い至ったのだという。“花火”というモチーフについては、「本当に、思いついたというか。降りてきた……」と語っている。
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この回のMCを担当した折田侑駿は、「『次は何に生まれましょうか』(2019)、『アルム』(2020)など、野本監督の近作を観ていて、誰もが見過ごしている、取りこぼしてしまっている、ある種の“ふつう”を丁寧に描いているという点が本作とも通じる」と、本作の感想だけでなく、野本監督作の特徴を挙げている。これに三浦は、「野本さんの『私は渦の底から』(2015)という作品を観て、この企画を持ちかけました。周囲にうまく溶け込めない人々を描くにあたって、野本さんの作家性には通じる部分があるのではないかと思った」と製作のきっかけについて述べている。
これからの活躍が楽しみな、期待の若手俳優が集っていると感じた折田。 三浦は「僕が脚本を書いているので、いつもの“野本組”とは違うキャスト・スタッフでやりたいとお話しました。そうすることで、普段とはまた違う作品になるのではないかと。そこから二人ですり合わせていって、どの役者さんにもオファーをさせていただいて決まりました」と、本作の魅力的なキャスティングについても触れている。 高橋が演じているのは、ナンパ塾を経営しながら祖母と暮らす淳。東野が演じているのは、漫画家への憧れを抱きながらもバイト生活に明け暮れる楓(安藤輪子)が、偶然再会した“キャリアウーマンとなった同級生”のようこ役。脚本を読んだときの印象について高橋は、「おばあちゃんのことを、いつからか“ゆきちゃん”って呼ぶようになるのですが、でも、その瞬間を描いていない。だから、淳というキャラクターの変化を僕が体現することで、お客さんに納得してもらわないといけないと感じました」と、淳役のやりがいを語っている。 一方の東野は、「私自身、楓の方に感覚が近いと思うんです。だからようこについては、自分の憧れる女性像に近いなと感じました。なので、最初からようこのことが好きでした」と、演じる役に対して特別な想いがあったようだ。 ※高橋雄祐の「高」は正式には「はしごだか」 |
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活弁シネマ倶楽部
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きみの悲鳴が、みえない・・・・。
『透明花火』 https://tomei-hanabi.localinfo.jp/ あらすじ |
監督:野本梢
脚本&プロデューサー:三浦賢太郎
出演:高橋雄祐、清水尚弥、安藤輪子、根矢涼香、みひろ
百元夏繪、土山茜、櫻井保幸、東野瑞希、手島実優、古山憲正
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