女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を描いた『レディ・マエストロ』(9月20日(金)より、Bunkamuraル・シネマほか全国公開)へ寄せられた著名人コメントが到着しました。 女性が指揮者になるという〈夢〉を見ることさえ許されなかった時代に、自らの手でその〈夢〉をつかみ、女性指揮者のパイオニアとなったアントニア・ブリコ。一歩前へ進むたびに出現する高く険しい壁を、ひとつひとつ乗り越えていったアントニア・ブリコのはるか遠い道のりをたどる、勇気と感動と驚きに満ちた実話の映画化が実現した。マーラー「交響曲第4番」、ストラヴィンスキー「火の鳥」から、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」まで、数々の名曲と共に奏でる、夢を諦めないすべての人への応援歌。 この度、本作の公開を前に、“美しすぎる指揮者”として注目を集め、2009年のNewsweek Japan誌「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された指揮者の三ツ橋敬子や、ヴァイオリニストの宮本笑里、ピアニストの清塚信也など音楽関係者をはじめ、漫画家のさそうあきらや宇宙飛行士の山崎直子など各方面の著名人より絶賛コメントが到着しました。 |
|
はじめて指揮棒を手にした、あの日の胸の高鳴り。 いつしか自分自身の過去と未来を重ね合わせ、ラストは涙がこぼれた。 アントニアが切り開いた道に感謝。私も次世代にバトンを渡さなければ。 ――三ツ橋敬子(指揮者) 人生では、必ず障害が現れるときがあります。 男女、貧富、人種・・・ 女性指揮者として数々の反対や、嫉妬に悩まされながら強く生きる道を選ぶ姿に感動… マエストロに女性名詞は要らないの。 理不尽な困難を与えた野郎どもも、数少ない応援してくれた人たちも、全てが彼女の夢の関係者か。 『どんな才能の持ち主でも、女に生まれれば、存在しないも同じ』 猥雑なナイトクラブで夢を目指してピアノを鳴らしていたアントニア・ブリコ。 アントニア・ブリコという一人の女性の情熱が、音楽、時代、愛、友情、さまざまな絆をつないでいく。その生き様こそが芸術のよう。実話ならではの勇気を頂きました。 夢を諦めかけた女性必見!女性指揮者は見果てぬ夢?数奇な運命に挑む主人公のひたむきさが胸に迫る。 今でもまだ男女の格差は存在するし、仕事と私生活との両立には多くの悩みもある。 自己表現の楽しさを知ったらもはや後戻りは出来ない。音楽の神様に愛された女性の闘いは痛快ですらある。 男がなりたい三大職業、指揮者、映画監督、野球監督。それらはすべて女性には禁じられていた。 |
|
『レディ・マエストロ』
英題:The Conductor 【STORY】 |
監督・脚本:マリア・ベーテルス
出演:クリスタン・デ・ブラーン、ベンジャミン・ウェインライト、スコット・ターナー・スコフィールド
2018年/オランダ映画/英語・オランダ語/カラー/シネスコ/5.1ch/139分/DCP/G
日本語字幕:古田由紀子
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
©Shooting Star Filmcompany – 2018