映画情報どっとこむ ralph この度、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、世界中から絶賛されたケン・ローチ監督最新作『家族を想うとき』を12/13(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となります。
『家族を想うとき』
日本でも大ヒットを記録した『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していた、イギリスを代表するケン・ローチ監督。

名匠が引退宣言を撤回してまで描きたかったのは、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」。

父リッキーは、マイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。母アビーはパートタイムの介護士として、時間外まで1日中働いている。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生の長男セブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆく。

日本でも日々取り上げられている労働問題と重なり、観る者は現代社会が失いつつある家族の美しくも力強い絆に、激しく胸を揺さぶられるだろう。

この度、本作の予告篇30秒と新場面写真4点が解禁!
前半では、フランチャイズのドライバーという仕事の厳しい現実を感じさせる台詞から始まり、想像以上に過酷な働き方に疲弊していくリッキーと、マイホーム購入を夢見て介護福祉士として共に必死に働くアビーの姿が。さらに忙しい両親とのすれ違い生活に寂しい想いを募らせた息子セブの姿などが描かれている。後半では、セブのために急遽仕事を休んだリッキーに対し追い討ちをかけてくる上司や、家族を守ろうと必死に声を荒げるアビーの姿が。娘ライザと父との幸せな時間に感謝するシーンで締めくくられ、美しく力強い家族の絆を感じさせる、観る者の心に迫る予告編となっている。

映画情報どっとこむ ralph あわせて解禁された新場面写真4点では、リッキーとアビーの仕事の場面や、家族の絆を想起されるシーンが。




photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

さらに9/17(火)のNHK「クローズアップ現代+」では、ケン・ローチ監督と是枝裕和監督の対談の様子を収めた【是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と”社会”を語る】を放送予定。
Hirokazu Koreda in conversation with Ken ケン・ローチ監督・是枝監督
なお番組の再放送は未定、両監督の最新作映像が使用されているためオンデマンド配信も行われない。奇跡の対談はここでしか視聴できませんので、どうぞお見逃しなく!

『家族を想うとき』
原題:Sorry We Missed You

longride.jp/kazoku/
『家族を想うとき』

<STORY>
イギリス、ニューカッスルに住むある家族。父のリッキーはマイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生のセブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆく。そんななか、リッキーがある事件に巻き込まれてしまうーー。

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監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
出演:クリス・ヒッチェンズ、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター
2019年/イギリス・フランス・ベルギー/英語/100分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド  
配給:ロングライド  
© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 20
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