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“映画を語る”番組「活弁シネマ倶楽部」が3月15日(金)21:00から放送された。
映画評論家の森直人(もり・なおと)さんと映画ジャーナリストの徐昊辰(じょ・こうしん)さんが近年大成長を遂げた中国の映画産業について、日本の映画状況について討論しています。
今回は、映画をより徹底的に分析するために、いまや北米と肩を並べる産業規模となった中国の映画事情について、専門家の視点からざっくばらんなトークを展開。 実はあまり知られることのない事実を、評論家の立ち話を盗み聞きするような感覚で他にはないトークとなりました。 |
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番組冒頭から、中国の映画ランキングをも切り口に本国文化も踏まえてトークを展開し、中国での興行収入が第一位の『オペレーション:レッド・シー』は589億円と日本とは1桁違う規模の数字であり、森は「クラクラする」と改めて市場規模の大きさを見せつけられた様子だった。また、続けて中国の年間動員数が世界1位、興行収入が世界2位、スクリーン数が世界1位と圧巻の数字を紹介した。![]() また、中国国内での日本映画の実態について触れ、本来であれば、外国映画の上映が規制されている夏休み期間(7月~8月)にも関わらず、『万引き家族』は上映されたとふれ、ハリウッド映画ですら入ることのできないなかでも上映されたことについて、 徐さん:一番良いのはDVDが発売されていない。(海賊版で)見れないこと。 と話し、パッケージの発売有無が映画館の動員に繋がるという中国ならではの視点で分析し、続けて『万引き家族』の中国での成功についてその要因を解き明かした。 トークは更に展開され、インド映画の中国参入について徐さんは、中国国内では、マニアックな扱いだと前置きしつつ 徐さん:話自体がわかりやすい、感動的、(音楽などを使った)エンターテインメント。 |
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また、日中合作の映画作品についての話や、書籍などの映画以外の日本文化の中国での受け入れられ方などにも話が及ぶ。![]() 一連の話を通して、出演者の二人は、“近くて遠い”という言葉をテーマの1つとして、同じアジア圏でありながら、その文化体系は全く異なっているという点について止まることの無い討論を続け、予定時間を大幅に上回る盛り上がりを見せた。 次回の放送予定は第20回を3月23日(土)午後2時頃~紹介作品は業界内でとても話題の『岬の兄弟』を取り上げる予定だそうです。 |
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「活弁シネマ倶楽部」は、独自の目線で映画について切り込んでいくもので、監督、俳優をゲストに招いての裏側トークや、専門家の視点から、よりアカデミックに映画について討論するコーナーなど、“映画マニア”が骨抜きの内容だ。WEB配信での特別番組だが、引き続き定期的に配信され、今後は生配信の可能性もあるとのことで、映画好きにとっては、必見の番組だ。
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