本土最南端の町、鹿児島県肝属郡南大隅町を舞台に不倫騒ぎで週刊誌に叩かれ、番組のMCを降ろされ、左遷され、何事にもやる気をなくした「クソ女」と思われている女子アナ、コジタカこと児島貴子が、気の乗らない取材をする中、奇祭、「御崎祭り」を続ける為に奮闘する町民に触れ、「仕事とは」、「生きることとは」に気づきはじめ、個性豊かな街の人々を巻き込んで、祭りの“完全復活”の為に奮闘する貴子自身も成長・復活をしていく、笑いと涙の”復活エンターテイメントが『きばいやんせ!私』。
3月9日(土)に公開初日を迎え、夏帆さん、太賀さん、愛華みれさん、伊吹吾郎さん、主題歌を歌う花岡なつみさん、脚本の足立紳さん 武正晴監督が登壇して舞台挨拶が行われました。 日程:3月9日(土) |
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温かな拍手に迎えられ、キャストと脚本家、監督が登壇。
と、満席の客席に笑顔の夏帆さん。続けて
舞台となった鹿児島県肝属郡南大隅町が出身の愛華さんは興奮気味
今回主題歌担当の花岡さんは、
の挨拶にファンから「なっちゃーん」の掛け声があちこちから! 脚本の足立さんは、この日はお客さんと映画を一緒に観ていたそうで、
と其々ご挨拶。 |
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主人公を演じて
夏帆さん:今回、足立さんのオリジナルの作品で、魅力的な主人公。映画の中でどれだけ体現できるのかプレッシャーでした。でも、兎に角演じていて楽しかったです。言葉のチョイスも良いし、可愛くて毒のある彼女が凄く好きですね。南大隅は、今回初めて行ったんですけど(笑)・・・空港から遠いし、コンビニもないし、お店ないし。三週間いるの大丈夫かな?と。でも実際は、凄く自然豊かで、土地の力を感じました。最後には大好きな土地になりました。 太賀さん:鉾すごく重かったんです。雨が降って、旗が重くなって。地元の方に丁寧にご指導いただいて撮影しました。地元の方々の支えが凄かったですね。気合が入りました。 地元での撮影に 愛華さん:撮影中は町が凄い熱気に包まれていました。夏帆ちゃんが南大隅褒めてくれたので、また来てと言ったら「自分の力ではたどりつきません」ときっぱり言われました。(夏帆さん:遠いんですもの)どうにかして、皆を引き連れていきたいと思います!夏帆さんの銅像でも建てましょうかね。(夏帆さん:余計いけないです!)(笑)大隅町は遠いのですが、昔はハネムーンで行くところでした。できたらフルムーンでお越しください! 伊吹さん:鹿児島弁、西郷隆盛を何度かやっていますが、方言はプレッシャー。一つ出てこないと出てこない。でもやってよかったなと。それからお祭りを再現するのは大変でしたね。太賀君が鉾を持ち上げて振り回して。良かったですね。 花岡さん:夏帆さんがどん底の状態からお祭り復活をかけ奮闘する姿に感動しました。かっこよかったです。 |
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原作オリジナルの発想を
足立さん:最初にプロデューサーに1300年続く岬まつりと言うのがあって映画化しませんかとオファー頂いて、お祭りに行ったら、正直お祭りってこうして消えていくのかなと思って。でも、夏帆さんの役みたいなキャラを放り込んだら、面白いかなと。物語にしました。 武監督: 父が鹿児島出身で、ああ端っこの街ねぐらいの思いで、お祭り見てきた足立さんが、神輿をトラックで運んでましたって。それセリフにしたら面白いかなと。撮影で坂を見た時足が竦みましたからね。現地の方々にご協力いただいて、俳優部の皆様にも合宿生活の中、頑張ってくれました。天音君は泣きながらやってましたからね。ほぼドキュメンタリー、あぶねーとか標準語も出てましたからね。自然の力も描けましたし、でも、怪我しないことだけを祈る気持ちで撮りました。日本国内はもとより外国でも掛けられたらなと思っています。 と、裏事情と野望も話していただけました。 最後に・・・ と締めてイベントを終えました。 |
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『きばいやんせ!私』
公式HP: 物語・・ |
監督:武正晴 脚本:足立紳 山口智之
原作:足立紳(双葉社刊、著:工藤晋)
主題歌:花岡なつみ「Restart」
出演:夏帆 太賀
岡山天音 坂田聡 眼鏡太郎 宇野祥平 鶴見辰吾 徳井優 愛華みれ
榎木孝明 伊吹吾郎
配給:アイエス・フィールド
©2018「きばいやんせ!私」製作委員会