いよいよ今週末、2019年3月2日(土)より、 アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、横浜シネマリンほか全国順次公開となる、映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』の公開を記念し、イベントが続々と決定しました。 また、アップリンク吉祥寺では、1948年のヨーゼフ・ボイス来日に密着した貴重な映像資料を使用したギャラリー展示”BEUYS IN JAPAN 1984”も期間限定開催いたします。「現代の社会彫刻」展も同時開催中であり、フロア全体がヨーゼフ・ボイスを中心に、過去と現在の日本社会をつなぐ空間になっています。 |
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【アップリンク吉祥寺】 ■ イベント 2019年3月2日(土)13:10の回上映終了後 “群馬のヨーゼフ・ボイス”白川昌生さんと、前田エマさんが語る 芸術家「ヨーゼフ・ボイス」の魅力 【イベント概要】 前田エマさんコメント 「しつこくやり続ける、ということを考えさせられました」 白川昌生さんコメント 前田エマ(まえだ・えま)/モデル 1992年神奈川県生まれ 東京造形大学卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、その分野にとらわれない活動が注目を集める。芸術祭やファッションショーなどでモデルとして、朗読者として参加、また自身の個展を開くなど幅広く活動。現在はエッセイの連載を雑誌にて毎号執筆中。 白川昌生(しらかわ・よしお)/美術作家 1981年デュッセルドルフ国立美術大学を卒業した後、群馬県を拠点に活動。1993年には地域と美術をつなぐ美術活動団体「場所・群馬」の創設。2017年《群馬県朝鮮人強制連行追悼碑》が「群馬の美術2017─地域社会における現代美術の居場所」開催直前に出品取り消しとなり、話題になる。立体作品や絵画制作のほか「日本のダダ1920-1970」(1988年・2005年)「贈与としての美術」(2013年)「彫刻の問題」(共著・2017年)の執筆など多岐に渡る活動を行う。 |
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■ギャラリー
BEUYS IN JAPAN 1984 今から35年前の1984年。当時、既にアンディー・ウォーホルと並ぶ芸術界のスターであったヨーゼフ・ボイスが日本に降り立った。ボイスは日本に滞在する8日間、個展やコンサートだけでなく講演会や対話集会を開くなど、「言葉」という実態を持たない作品を残しました。 企画展:現代の社会彫刻 Vol.1 ■開催期間 2月23日(土)~3月13日(水) 【アップリンク渋谷】 ドイツビールを片手に聞く! 2019年3月7日(木)17:55の回上映後 ウィメンズ・マーチ東京に参加するための「自分の思い」を表現するプラカード作りワークショップです。言葉や思考も芸術と捉え、最期まで対話を通してすべての人と共に社会を創ろうと試み続けた芸術家、ヨーゼフ・ボイス。このワークショップでは、「ジェンダーに基づく差別や暴力のない社会づくり」をテーマに、自分の言葉を引き出す対話プログラムとプラカード制作を実践します。 募集人数:10名様(※先着順) 参加費:映画鑑賞券+500円 【参加応募フォーム】 |
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彼は社会を彫刻した。
映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』 2019年3月2日(土)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、横浜シネマリンほか全国順次公開 公式HP: Twitter: 第二次世界大戦後のドイツ。 彼の名前はヨーゼフ・ボイス。初期フルクサスにも参加し、“脂”や“フェルト”を使った彫刻やパフォーマンス、観客との対話を作品とするボイスの創造(アート)は美術館を飛び出し、誰もが社会の形成のプロセスに加わるべきだと私たちに訴える。既存の芸術が持つ概念を拡張するその思想は、世界中に大きな議論とセンセーションを巻き起こし、バンクシーを始めとする現在のアーティストにも脈々と受け継がれている。 |
監督・脚本:アンドレス・ファイエル
撮影:ヨーク・イェシェル
編集:シュテファン・クルムビーゲル、オラフ・フォクトレンダー
音楽:ウルリヒ・ロイター、ダミアン・ショル/音響:マティアス・レンペルト、フーベルトゥス・ミュル/アーカイブ・プロデューサー:モニカ・プライシュル
出演:ヨーゼフ・ボイス、キャロライン・ティズダル、レア・トンゲス・ストリンガリス、フランツ・ヨーゼフ・ファン・デア・グリンテン、ヨハネス・シュトゥットゲン、クラウス・シュテーク
配給・宣伝:アップリンク
字幕翻訳:渋谷哲也
学術監修:山本和弘
宣伝美術:千原航
(2017年/ドイツ/107分/ドイツ語、英語/DCP/16:9/5.1ch/原題:Beuys)