映画情報どっとこむ ralph 本日11月12日(火)21時より、“映画を語る”新番組「活弁シネマ倶楽部」の初回放送が実施される。本番組は、“映画を語る”楽しさを提供し、映画業界を新たな側面から盛り上げていく番組。

様々な切り口で、様々な人が“映画を語る”ことで、映画の新たな楽しさを発信するトーク番組「活弁シネマ倶楽部」。番組タイトルの根拠となっている「活動弁士」は、映画の上映中、映画を自由闊達に語り、表現し、解説をすることを生業とする人たちである。本番組では、活動弁士の精神をそのまま受け継ぎ、映画に関わる様々な人をゲストに迎え、制作陣の想いや映画の知られざる一面など、様々な角度からの切込みを入れていく。

初回の紹介作品は、香港で記録的大ヒットを遂げたオムニバス映画の日本版「十年 Ten Years Japan」。ゲストには、本作を手がけた監督の一人である藤村明世(ふじむら・あきよ)監督と、高松美由紀(たかまつ・みゆき)プロデューサーを迎えて行われました。

映画情報どっとこむ ralph 初回となる今夜の放送で紹介された「十年 Ten Years Japan」は、エグゼクティブ・プロデューサーに是枝裕和氏、俳優陣には杉咲花・國村隼らを迎え、“10年後の日本”というテーマのもと、5人の個性溢れる監督達が集結したオムニバス作品。ゲストの藤村監督は「その空気は見えない(The Air We Can’t See)」で同作に参加し、「大気汚染によって地下への移住を強いられた日本」を描いている。

本作で、子供の頃からの憧れだったという是枝氏との、初めての共同作となったことについて

藤村監督:自分が何をしたいのか、自分が気づかないような根底を引き出してくださった。

と、藤村の過去作品を見てくれたという是枝氏に感謝の言葉を語った。同じくゲストで、本作の発起人でもある高松プロデューサーは、

高松P:藤村監督の脚本、実は是枝監督が一番最初に5監督の中から『この監督の作品のはやりたい』とおっしゃってくれた作品」「(映像化が楽しみだったが)それを超えるアニメーションと音楽、役者の演技のバランスがとれていたので私としては藤村監督に感謝したい。

と脚本に現れた、藤村監督の才能に称賛と感謝の言葉を送った。

10年後の未来についてどう思うか」という質問に、

藤村監督:この作品のようなことは絶対に起きない」と言われたことがあるとした上で「100%ないことはなにもないと思いながら、いろんなことを考えて生きて生きたい。(この作品は暗いと言われることが多いが)日本の未来が少しでも明るくなればいいと思って作ったので、10年後の未来もすごく明るければいいなと思う。

と作品にも込めたという想いを吐露した。

「活弁シネマ倶楽部」は、WEB配信での特別番組という扱いだが、今後も定期的に配信されるという。映画を深く探求して行きたいというコアな映画ファンや、これから映画を深く知っていきたいという方など、すべての映画ファンにむけた番組となるそうです!

映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■
配信URL(FRESH!):
https://freshlive.tv/katsuben_cinema/248434

11月12日(火)21時より

「浅草九スタCh.」公式ツイッター:
@katsuben_cinema

■「十年 Ten Years Japan」■

2018年11月3日(土)よりテアトル新宿、シネ・リーブル梅田ほか全国公開
宣伝・配給:フリーストーン
主演:杉咲花、國村隼、太賀、川口覚、池脇千鶴
監督・脚本:早川千絵、木下雄介。津野愛、藤村明世、石川慶
エンディングテーマ:「I’m Still In Love」
作曲・演奏:Kan Sano(origami PRODUCTIONS)
エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和
プロデューサー:高松美由紀、福間美由紀、水野詠子、ジェイソン・グレイ
©2018 “Ten Years Japan” FilmPartners


公式HP:
http://tenyearsjapan.com/

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