映画情報どっとこむ ralph 1843 年に出版され、これまでに幾度も映像化、舞台化された英文学の傑作「クリスマス・キャロル」が 生まれる過程を描いた感動ファンタジー『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』が11月30日(金)に新宿バルト9 ほかにて全国公開となります。

11 月の公開に先立ち 10月31日(水)、第 31 回東京国 際映画祭にて特別招待作品として本作が上映され、日本語吹替 版でスクルージの声を担当した市村正親さんが舞台挨拶に登壇! これまで24 年にわたり、舞台で演じてきたスクルージへの思いを語ると共に、ハロウィンにちなんだトークで会場をわかせました。


Merry Christmas! ~ロンドンに奇跡を起こした男~
第31回東京国際映画祭特別招待作品 市村正親、貴重なレッドカーペット体験に感激! 公式上映舞台挨拶

日程:10 月 31 日(水)
会場:TOHO シネマズ 六本木ヒルズ
登壇:市村正親

映画情報どっとこむ ralph カボチャや墓石が飾られたハロウィン仕様のステージに拍手で迎えられた市村さん。魔女に扮した司会者の姿を見て

市村さん:僕もこういう格好をしてくればよかったかな(笑)?

とちょっぴり残念そうな様子。

東京国際映画祭への参加について

市村さん:僕はいつも見ている側で、参加することなんてないと思っていました。この役で参加できて本当に光栄です。

と喜びを語る。先日、25 日(木)に行われたオープニングセレモニーにも出席し、レッドカーペットを颯爽と歩いたが

市村さん:他の映画の方たちは 2 人とか 3 人とか大人数でしたが、僕はひとりで。階段でこけないようにと気をつけないといけないと緊張していました。

と述懐。
過去記事:レッドカーペットの模様はこちら

今回、スクルージの日本語吹替版を任されたことに関しては

市村さん:僕はかれこれ 24 年間、スクルージをやっていま して、日本でいまスクルージの声をやるのは僕以外にいないだろうってことで。

と誇らしげ。一方で

市村さん:(舞台では) 昔は 1 時間くらいかけて老けメイクをしていたのが、いまは 30 分くらいでできるようになったんですが、この映画で は(スクルージ役の)クリストファー・プラマーさんが 88 歳でほぼノーメイクで演じてらして、僕も彼のようにノーメ イクでやれるようになるまで頑張ろうと思います!

とプラマーへの敬意を語ると共に、さらなる継続への意気込み を口にした。

映画では、主人公の作家ディケンズが、登場人物の名前を思いつくと、彼の目の前にその人物が出現するが、 もし市村さんに同じ能力があったら、誰を出現させたいかを問うと

市村さん:大人になった 2 人の息子たちを出現させたい。 そうしたら一緒に飲めるしね(笑)。僕の後を追って、役者になっているか? 全然違う職業なのか? 早く見 たいですね。

と“父”の顔で語った。 またハロウィンにちなんで、息子さんたちと仮装するなら? という質問には

市村さん:さっき、僕のところに、上の子がチャッキ ー、ママがスパイダーマンになった写真が送られてきました。僕は普段、舞台で仮装みたいなことをしているので、逆に (今日は)なしにしようと思います(笑)

と語り、会場は笑いに包まれた。

最後に・・・

市村さん:スクルージを知っている人は、こういう形で『クリスマス・キャロル』が生まれたのかと楽しめると思います。僕自身、24 年間やってきて、(本作を見て)発見がありました。また いつか、再演があるかもしれません。そのときのためにも参考に映画をご覧いただければと思います。

と語り、舞台挨拶 は幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る―。現在の世界中のクリスマスのお祝いのルーツには、欧米文学作家の代表格 であるチャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の影響がある。文豪の産みの苦しみとともにディケンズ家の奇跡を描き、大切な 人たちと過ごすクリスマスシーズンを温かく彩ってくれる新たな傑作が誕生いたしました!170 年以上に渡って愛され続け、幾度も映画化されてき た「クリスマス・キャロル」の物語がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、御馴染みのキャラクター・スクルージとの出会 いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描いた感動作です。

『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』

11 月 30 日(金)、新宿バルト9ほか全国ロードショー

物語・・・
1843年10月、ヒット作に恵まれない中、家族や家の維持費で金欠状態だ った小説家チャールズ・ディケンズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘する。 新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込んでいき、やがて現実 と幻想の境目が曖昧になっていく――。そこで「クリスマス・キャロル」の登場人 物スクルージらとの出会いを経て、幼少期の隠された記憶や実父との確執と いった自分の問題と対峙していくのだった。

映画情報どっとこむ ralph

<第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭
主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

©TIFF

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日本語吹き替え:市村正親、小野大輔、坂本真綾、江原正士 ほか

【監督】 バハラット・ナルルーリ 【出演】 ダン・スティーヴンス(『美女と野獣』、「ダウントン・アビー」)、 クリストファー・プラマー(『ゲティ家の身代金』『人生はビギナーズ』『サウンド・オブ・ミュージック』)、 ジョナサン・プライス(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」) 2017年/アメリカ/104分/カラー/2.35:1/原題:The Man Who Invented Christmas
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES ©BAH HUMBUG FILMS INC & PARRALLEL FILMS (TMWIC) LTD 2017

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