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「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る人気シリーズ「若おかみは小学生!」。
その劇場版『若おかみは小学生!』が9月21日(金)より全国公開となります。 その公開を楽しみにしている親子の皆さんにお集まりいただき完成記念ファミリー試写会イベントを実施しました。 今年6月にフランスにて開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭にも出品され、文部科学省推奨作品にも見事選出された話題の新作とともに高坂希太郎監督が登壇されたほか、本作では原作で描かれていない主人公おっこと亡くなった両親とのエピソードが描いているということで、両親役の声を務めた薬丸裕英さん、鈴木杏樹さんも登壇しました。 |
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薬丸さんと鈴木さんは、季節にぴったりな浴衣姿でステージに登場した。
薬丸さんの声優業は、『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王』(2000)以来18年ぶり。 と語りました。そして、おっこ役の小林星蘭を褒め、自身のアフレコはとても楽だったそう。 薬丸さん:自分の声を低く、怖いという印象を与えがちですが、監督のアドバイスで改善されました。 と語りました。 一方の鈴木さんは長編アニメーションの声優は初挑戦。 とアフレコの苦労を振り返った。 高坂監督も二人の声優について 高坂監督:おっこがきちんと育ったという担保になるような両親像を演じていただきました。「おっこの両親が、おばあちゃんが営む旅館に対して想いを持っていないのではないか」という鈴木さんからの指摘を受けて、薬丸さんのセリフを変えました。 というエピソードも明かされた。 |
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トークは小学6年生のおっこちゃんにちなみ、それぞれの“小学6年生”について伺うと
薬丸さん:おっこほどスーパー小学生ではないが、そこそこ良い小学生でした。 その頃の新聞配達をしていた頃のエピソードを明らかにし、会場は驚きに包まれた。 薬丸さん:近所の団地に新聞配りをしていて、暑い日も寒い日も毎朝4時半に起きていた。今の夏休みの時期だったら、その後ラジオ体操にも行っていた。何か達成しようと目標を持って行動することが大切だと思う。 と、自ら“自画自賛ですけど”と謙遜しながら話した。 一方の鈴木さんはやんちゃな男女7人グループでよく一緒にいたエピソードを披露。 鈴木さん:先生の言うことを聞かずに廊下を走ったり、学校にお菓子を持ってきたりと、有名な7人だった。よく遊んでいたから6年生は思い出深いし、一番充実していた。 と語りました。 と話しました。 会場には夏休み中の子供たちも多く、 薬丸さん:客観的にみてもおっこちゃんが素晴らしい女の子と思えた。辛いこともあるけど、人のためにどれだけ一生懸命に生きていくか、こうすればおっこみたいに笑顔になれるんだ、というところを学校でも広めてほしいですね。 と熱いメッセージを送くり 鈴木さん:テストの点数が良くなかったり、友達と喧嘩してしまったりして私は孤独で人生のどん底と思うようなこともあったんですが、この映画を見てると、決して一人じゃない、家族みんなが見守ってくれているということを教えてくれるので、おっこちゃんみたいに前向きに頑張って毎日を生きてくれたら良いなと思います。 とこれからを生きる子供たちへ願いを込めて語った。 |
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最後に・・・
体調不良で参加出来なかったおっこ役の小林星蘭さんから、来場した観客に向けたメッセージが読み上げられ、 以上、小林星蘭でした。 と舞台挨拶を締めました。
劇場版公式サイト: |
原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)
監督:高坂希太郎
脚本:吉田玲子
音楽:鈴木慶一 他
キャスト:小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一 他
主題歌:藤原さくら「また明日」(SPEEDSTAR RECORDS)
製作:若おかみは小学生!製作委員会
アニメーション制作:DLE、マッドハウス
配給:ギャガ
©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会