『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)で瑞々しい青春を、また『ハッピーフライト』(08)では航空会社で働く人々をコミカルに描き、大ヒットを記録した矢口史靖監督。
彼が次作に選んだのは、なんと初挑戦となる、“ミュージカル”。これまでどちらかというとミュージカルに抵抗感があった監督だが、『ラ・ラ・ランド』を見て触発され、自身で作ってみたいという気持ちになったという。 洋画では近年、『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されるが、矢口監督自ら脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい邦画のミュージカルコメディとなる。 矢口監督は「映画が面白くなること」を第一に考え、作品ごとにその作品にベストな人材を探すため、有名無名にこだわらず基本的にオーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡さん、『スウィングガールズ』では上野樹里さん、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかさんがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得。その後の活躍は言うまでもなく、矢口作品は“若手俳優の登竜門”とも言われている。 |
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そんな中、主役に抜擢されたのは、Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた三吉彩花さん。 昨年惜しまれながら同誌を卒業し、「25ans」や「ELLE Japon」誌でモデルを務めるほか、女優として数々のテレビドラマ、映画へ出演。またTVCMへもひっぱりだこの若手注目株だ。特技のダンスを生かし、歌って踊れる約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得した。シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取る矢口監督。今作でも同様、ミュージカルシーンのすべての歌とダンスを吹き替えなしで挑戦する。クランクインを迎えるまで本格的なダンスと歌のレッスンを行い、本番に挑む。 矢口史靖監督コメント 普通に生活している人が突然歌い出すのって、とても変なことですよね? それが理由でミュージカル映画を見ない人がいるのもとてもよく分かります。誰もが共通して思っている「なぜ急に歌う!? 踊る!?」という疑問に答える映画を作りたかったんです *三吉さんを主演に選んだ決め手 *どういう作品にしたいか 三吉彩花さんコメント |
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『ダンスウィズミー』
は2019年公開。 物語・・・ <撮影スケジュール> |
三吉彩花
監督・脚本:矢口史靖
製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画