長澤まさみが、矢口史靖監督とタッグを組み、主演を務める映画『ドールハウス』が6月13日に公開となります。 本作は、2月28日からポルトガル第二の都市・ポルトで毎年開催されているポルト国際映画祭で、国内に先駆けて上映と舞台挨拶を華々しく実施。 ポルト国際映画祭は、1981年にはじまりファンタジーやSFなどのジャンル映画に特化した国際映画祭であり、シッチェス国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び世界三大ファンタスティック映画祭の一つです。本作はファンタジー長編部門のコンペティション及びオリエントエクスプレス部門での選出となりました。 そしてこの度、『ドールハウス』はポルト国際映画祭のグランプリ「Best Film Award」を受賞しました! かつてアカデミー賞監督のギレルモ・デル・トロやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥやカルト映画の鬼才ジョージ・A・ロメロ、そしてデヴィッド・フィンチャー、ダニー・ボイル、ピーター・ジャクソン、リュック・ベッソンなど歴史に残る名作を撮ってきたそうそうたる監督たちも受賞したポルト国際映画祭の最優秀作品賞です。 現地での舞台挨拶では矢口監督と劇中で愛らしい人形ながらも長澤まさみ演じる主人公の家族を翻弄していく謎の人形“アヤ”が登壇し、観客からの拍手喝采が巻き起こり、本編上映中も所々で驚きの声があがり、時には笑い声も上がり、息もつかせぬストーリー展開に見入っていたポルトの観客たち。 上映後にはエンドロールを待たずに5分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こりました。日本での公開に先駆けて世界を“ゾクゾク”させた本作、歴史ある世界的な映画祭での快挙です! ポルト国際映画祭の共同ディレクターであるベアトリス氏は選出の理由について、 「人この作品を選んだ理由の一つは、女性たちの心が映されていることです。映像も美しく見ごたえがある作品でした。人形が可愛らしくもまるで悪魔のようで、ごく普通の家庭におとずれる恐怖がぞくぞくと伝わってきました。作品のテイストも独創的です。CG技術に頼らない作品で、この人形のような質感はCGでは出せないものです。面白いことに、彼女が本当に普通の子供に見えました。人形なのに本物の人間のように見えてしまうのです。私も幼かった時、ちょうど同じような人形を持っていたんです。小さな人形でしたが…彼女のように怖い人形ではなかったですね!チケットは完売でした。大ヒット間違いなしですね。」 と評しています。
この喜ばしい結果を受けて、矢口監督は 「ポルトの観客の皆さんにお礼を言いたいです。あんなに熱狂的に受け入れてくれるとは想像してなかったので、上映中のどよめきと大絶叫が一番のご褒美です。賞を頂けたことで、映画として誰にでも楽しめるエンタテインメントができたのだと確信しました。ありがとうございます。」 と喜びのコメントを寄せています。
2025年6月13日(金)全国東宝系にて公開 公式サイト: @dollhouse-movie.toho.co.jp/ 公式X: @dollhouse_movie 公式Instagram: @dollhouse_movie 物語・・・ 5歳の娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵(長澤まさみ)と夫の忠彦(瀬戸康史)。 哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で見つけた、芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、元気を取り戻してゆく。 だが佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、2人は人形に心を向けなくなる。 やがて、5歳に成長した真衣が人形と遊ぶようになると、一家に変な出来事が次々と起きはじめる。 佳恵たちは人形を手放そうとするが、捨てても捨てても、なぜかその人形は戻ってくる……! 人形に隠された秘密とは?そして解き明かされる衝撃の真実とは――!?
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