「マンガ大賞2017」の大賞を受賞「響~小説家になる方法~」。 実写化には映画会社・テレビ局など10社が名乗りをあげ、争奪戦となった末に東宝が権利を獲得。主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響を演じるのは、欅坂46の不動のセンターとして活躍し、今作が映画初出演、そして初主演となる平手友梨奈さんを抜擢したことでも話題となりました。 そしてこの度、芥川賞を目指す小説家・山本春平役として小栗旬さんの出演が決定! 小栗旬さんからのコメント 小栗さん:演じた山本は個人的に背負っている思いが沢山あり、相当の情熱を捧げて小説を書いている人なので、それが崩れてしまったら、辛く悲しい人というイメージでした。この作品は、自分たちも生きながら感じている「本当はこうしたいのに、こうしてはいけないよな」ということに関して背中を押してくれると思います。今回初めて共演した平手さんは、響という役柄があると思いますが、思っていたよりも、すごく“普通”な感じがしました。色々なものを背負いながら頑張っている方だと思うので、それが響という役にマッチして、肝の据わっている10代だなと思いました。また、月川組の雰囲気は『君の膵臓をたべたい』の時とあまり変わらず、皆が監督のために何かしようとか、監督を盛り上げようというムードが漂っていて素敵な現場だと思いました。 |
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平手友梨奈さんからのコメントが届いています。
平手さん:クランクイン前は、初めての映画ということで、「無事に終われるか」という不安もありました。でも、共演者やスタッフの方が"鮎喰響”として接してくれたこともあり、お芝居をしているという感覚があまりなく、普通でいられました。響という役の性格や行動に共感する部分はありましたが、演じる上では、身長を小さくしたかったです。誰に聞いても無理だと言われてしまいましたが(笑)小栗さんは撮影の合間に気さくにはなしかけてくださるなど、とても優しい方でした。山本という役を自然体で演じていらっしゃるように感じました。月川監督には、響のセリフについてなど相談することもありました。撮影以外の時間では子供のような一面もお持ちでした(笑)この作品を観て、どう感じるかは人それぞれになると思いますが、小学生から大人まで多くの方に楽しんでいただける作品になったと思います。 月川監督コメント 今回の映画は主人公の響を誰がどう演じるかが最大の肝だと思っていました。それを16才の平手友梨奈が、初主演で堂々とやり遂げてくれた。響役に期待していた最高到達点に辿り着いてくれました。いざ始まってみると、平手友梨奈は響で居ることのほうが自然体に見えるほどで、驚きの速度で成長し、あっという間に魅了されてしまった。現場で僕に迷いが生じたときにも、響ならきっとこうする、とアイデアを提案してきてくれたり。たくさん救ってもらいました。クランクアップの日、別れ際にポツリと「…まだ響でいたい」とつぶやく平手さんをみて、この時期にしか撮れない大切な瞬間を映画に残せたんだなぁという感慨が湧き、胸がいっぱいになりました。 |
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なお、4月下旬から始まった撮影は6月1日にクランクアップ!
映画の現場に初めての参加となった平手は、監督やスタッフ、共演者と密にコミュニケーションを取り、積極的に意見を出しながら「鮎喰響」を作り上げていきました。撮影終了時に「寂しい」と話し、感無量のクランクアップを迎えました。 超人気原作に、話題のキャスト・スタッフが勢ぞろいした映画『響 -HIBIKI-』。 ヒロインの圧倒的な才能を軸に、周囲の人々の心の葛藤を描いた人間ドラマが交錯する。 2018年9月14日(金)全国東宝系にて公開! 物語・・・ そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』。 15歳の彼女の小説は、圧倒的で絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を及ぼす力を持っていた。 響は、普通じゃない。 Cast ●花井 ふみ(はない・ふみ)・・・北川 景子 ●祖父江 凛夏(そぶえ・りか)・・・アヤカ・ウィルソン ●田中 康平(たなか・こうへい)・・・柳楽 優弥 ●矢野 浩明(やの・ひろあき)・・・野間口 徹 ●藤野 弘(ふじの・ひろし)・・・小松 和重 ●椿 涼太郎(つばき・りょうたろう)・・・板垣 瑞生 ●大坪 正人(おおつぼ・まさと)・・・黒田 大輔 |
平手友梨奈、
北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生
監督」:月川翔、
脚本:西田征史
配給:東宝(株)
撮影期間:2018年4月下旬~6月1日(都内近郊)
Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 Ⓒ柳本光晴/小学館