日本初登場となるアルベルト・セラ監督作品『ルイ14世の死』の公開に先駆けて、セラ監督の過去作とお気に入り映画を集めた特集上映を開催されます。
<21世紀の前衛>と呼ばれ、ヨーロッパではすでに大きな注目集める映画作家である、アルベルト・セラ。1975年、スペイン・カタルーニャ州、バニョラス生まれ。長編劇映画第1作『騎士の名誉』以来、歴史上・創作上の良く知られた人物を題材に誰も見たことがないような映画を創造し、世界を驚かせつづけている。映画のみならず、戯曲の執筆、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど手掛ける異才。2013年にはパリのポンピドゥーセンターにて大規模な回顧展が開催され、2018年2月にはベルリンのフォルクスビューネ劇場でイングリット・カーフェン、ヘルムート・バーガーを主演に迎えた舞台『リベルテ』を初演し、喝采を浴びた。長編劇映画4作目となる『ルイ14世の死』で、いよいよ日本劇場初公開となる。 このたびの特集上映『<21世紀の前衛>アルベルト・セラ お前は誰だ!?』では、その異才ぶりを過去の長編4作品(『騎士の名誉』(06)、『鳥の歌』(08)、『主はその力をあらわせり』(11)、『私の死の物語』(13))と、セラ自身が選んだお気に入り映画5作品(ニコラス・レイ『孤独な場所で』(50)、ルイス・ブニュエル『砂漠のシモン』(65)、グラウベル・ローシャ『狂乱の大地』(67)、アレクサンドル・ソクーロフ『牡牛座 レーニンの肖像』(01)、ラヴ・ディアス『立ち去った女』(16))で体験するまたとない機会だ。 さらに、会期中にはアルベルト・セラ監督の来館も決定! 舞台挨拶や、『ルイ14世の死』公開初日にはセラ監督による特別講演<セラが語りつくすセラ>も開催されます! 英断なのか暴挙なのか?!今どきの日本でアルベルト・セラが公開されること自体がある意味、奇跡かもしれない。とにもかくにも21世紀にこんな監督がいるという幸福に浸りながら、この新しい才能を堪能してほしい。 |
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【特集上映<21世紀の前衛>アルベルト・セラ お前は誰だ!? 概要】
■上映作品 ※各作品の解説は添付リリースをご確認ください <アルベルト・セラ監督作品> <セラ監督のお気に入り作品> 会期:5月19日(土)~25日(金) *特別割引:特集上映の半券および『ルイ14世の死』の前売り券ご呈示の方は当日一般料金より200円割引 (オンラインチケットでは本割引はご利用できません。) タイムテーブル:詳細は公式サイトにて。 |
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会期中イベント:アルベルト・セラ監督来館!
★5/24(木)&5/25(金)13:30の回上映前&16:00の回上映前 舞台挨拶 ★5/26(土)13:45の回上映後&16:10の回上映前 舞台挨拶 ★特別講演<セラが語りつくすセラ> 5/26(土)16:30〜18:00 出演:アルベルト・セラ ほか |
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最新作:『ルイ14世の死』 原題:La Mort de Louis 5/26(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 時空を超える異才が描く、偉大なる“太陽王”の豪奢で陳腐な死。 公式サイト: 公式Twitter: |
監督:アルベルト・セラ
出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ
配給:ムヴィオラ XIV|2016年|115分|フランス・ポルトガル・スペイン|フランス語
©CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016