SKIPシティグランプリ『stay』石川瑠華公式インタビュー
「誰でも来ていいから、みんなここに集まるんだよね」 生き方が多様化していく現代、人と人との数々のつながりが絶たれた2020年。改めて、「人と共に生きる」とはどういうことなのか。その根源的な意味を静かに問う作品が誕生した。4月23日(金)よりアップリンク渋谷ほかにて公開となる。 この度、長期滞在している躊躇なく意見を言うマキ役の石川瑠華公式インタビューが到着しました。 |
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この度、唯一無二の独特の魅力で注目の石川瑠華のオフィシャルインタビューが到着した。 Q. 監督とはイン前にどのような話をしましたか? A:どういう映画なのか、何を伝えたいのかということを明確にわかりたくて、たくさん説明をしていただきました。マキというキャラクターが過去何をしていたということではなくて、どういうキャラクター・性格・役割なのかを話しました。 Q.ご自身の役を、どのように捉えましたか? Q. 山科圭太さん、菟田高城さん、遠藤祐美さんとの共演はいかがでしたか? 菟田さんは、この役にすごく合っていると思いました。この役のまま接していいんだろうなと思いましたし、それをよしとしてくれました。心優しく、まず作品を根っことして考える人でもあって、すごく素敵な俳優さんだなと思いました。 遠藤さんも役として見ていました。役と似ているのかなとも思いました。私から見たら、大人の人で、俯瞰で見ていて、マキが明るく演じようというのがバレているのもわかるし、いろんなことがバレているけれど、それを包んでくれる優しさだったり、朗らかな雰囲気に安心しちゃう自分もいました。 Q. 撮影時の面白いエピソードはありますか? Q. SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020の短編部門で優秀作品賞を受賞したと聞いて、どう思われましたか? Q.本作で特に注目してもらいたい部分はありますか? Q.読者の方にメッセージをお願いします。 |
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SKIPシティグランプリ『stay』
4月23日(金)よりアップリンク渋谷ほかにて公開 公式サイト:
家の人々に立ち退きを迫りながら、いつの間にかその家に引き込まれて行く主人公・矢島を演じるのは、主演した東京国際映画祭正式出品作『あの日々の話』(19)での細やかな演技が印象深い山科圭太。躊躇なく意見を言うマキには、上田慎一郎らが監督し話題を集めた『イソップの思うツボ』や東京国際映画祭正式出品作『猿楽町で会いましょう』主演で注目の石川瑠華。家の中心的役割を担う鈴山役は、白石和彌組の常連で、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(09)で演じた知的障害者役で評価を集めた菟田高城が軽やかに好演。滞在者の分の家事も行っているサエコは、奥田庸介監督の『ろくでなし』や春本雄二郎監督の『かぞくへ』でヒロインを務めた遠藤祐美が、包みこむような柔らかさの中に芯もある絶妙な存在感で演じている。 本作は、芳泉文化財団の映像研究助成を受けて制作され、第20回TAMA NEW WAVEで初上映され、2020年のSKIPシティDシネマ国際映画祭の短編部門では審査員の満場一致でグランプリを受賞。満を持しての劇場公開となる。 |
山科圭太 石川瑠華 菟田高城 遠藤祐美
山岸健太 長野こうへい 金子鈴幸
スタッフ
監督:藤田直哉
プロデューサー:井前裕士郎 脚本:金子鈴幸
撮影:井前隆一朗 照明:中田祐介 録音・整音:坂元就 美術:中村哲太郎
音楽:関口諭 ヘアメイク:石松英恵 スチール:柴崎まどか 助監督:山本英
プロダクションマネージャー:大塚安希 撮影助手:関瑠惟 照明助手:松島翔平
美術助手:清水夏海 美術助手:山田祥子 宣伝デザイン:内田美由紀(NORA DESIGN)
製作:東京芸術大学大学院映像研究科 助成:芳泉文化財団助成作品 配給:アルミード
©東京藝術大学大学院映像研究科
2019 / 日本 / カラー / シネマスコープ/ DCP/ 39min