映画情報どっとこむ ralph 本日4月16日に長編映画「ミラクルシティコザ」の製作発表記者会見を実施しました。
『ミラクルシティコザ』
この度、第三回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞受賞作品が、主演に桐谷健太を迎え、全編沖縄ロケでの待望の映画化となりました。新型コロナウィルス感染拡大を受け三度撮影を延期しながらも、平監督と桐谷健太の情熱は衰えることなく、ますます燃えさかり、満を持して本年3月下旬より沖縄市にてクランクインしました。監督のみならず製作陣、出演者、音楽担当まで沖縄にゆかりがある者が90%以上で、現地で撮影ができたこと、そして沖縄の日本復帰50周年という節目にこの映画を皆様にお届けできること、一同大変嬉しく思っております。
ミラクルシティゴザ
期日:2021年4月16日(金)
会場:ライブハウス セブンスヘブンコザ
中島健人の今、映画について知りたいコト
映画情報どっとこむ ralph 《桐谷健太》
とっても素敵な本当にエネルギッシュな作品になっていると思う。
(MC:撮影が三度延期になったがその度スケジュールを調整してくださったと聞いています)
脚本の着眼点が面白いと思った。面白さをそのままにどんどんブラッシュアップされていった脚本が、総数26稿にもなり、監督の作品に対する熱い想いが伝わってきた。撮影が延期になった際には、監督やキャストらがコザを紹介するYouTube動画を僕のためだけに作成してくれた。そんなことは初めて。会う前から監督や共演者が愛おしく思えるような動画だった。

今作品の撮影では、いわゆる沖縄ロケのイメージ:青い空に白いビーチ とは違い、スモーキーなライブハウスや怒号の飛び交う路地での撮影が多く、海での撮影はワンシーンのみ。撮休にキャストらと海でジャンプをした女子高生風の写真を撮ったりした(笑) コザの街では米国を含め様々な文化がちゃんぷるーされていて、70年代の面影もあり、沖縄のあらたな魅力を発見できた。コザ という街や役者のエネルギーが素晴らしく、撮影現場のモニターで観た映像が既に格好良かったので、スクリーンで観るのが楽しみ。すごい映画になるのではという手応えがある。(《平監督》編集がんばります!)
桐谷健太ミラクルシティゴザ
最高の作品にしたいという想いに応えられるよう、沖縄の歴史についても勉強し撮影に臨んだ。ベトナム戦争当時、一見横柄に見えていた米兵達も、米国から沖縄に連れてこられ仲間が次々戦地へ送られていく日々の中、祈るような想いを抱えて音楽を聴きにきていて、それが70年代の沖縄のロックシーンだった。それぞれの立場の想いは、当人にしかわからないが、伝えていくべきストーリーがある。戻ることはできないが、間違いなく存在した日々を伝えていく1ピースとなれたと思う。観終わって何か自分の中にいい変化を、そして映画の力を、感じてもらえる作品になれば嬉しい。

《大城優紀》
ミラクルシティゴザ
昨日撮影が終わったところで、私も本当に完成が楽しみ。ミラクルシティコザは監督の代表作となりえる映画だと思う。過去にも一緒に仕事をして気心の知れた仲間に、桐谷さんが加わって、コメディ要素のあるストーリーということもあり、笑いの絶えない現場だった。桐谷さんにはテレビを通し親しみやすいイメージを抱いてはいたが、やはり最初は緊張した。桐谷さんの方からキャストやスタッフと積極的にコミュニケーションをとってくださり、その気遣いに恐縮する程だった。現場や撮影後に監督、桐谷さん、私と3人でしっかり話しながら撮影ができた。またクランクアップ時に桐谷さんが、「沖縄に新しい友人ができた」と言ってくださったことが嬉しく、感涙しているキャストも多かった。特にバンドメンバーを演じた面々は昔からの親友のようだった。

《ジョージ紫》
ミラクルシティゴザ
素晴らしい撮影ができたと思っている。子供の頃からタイムスリップやSFものが好きだった。しかも70年代のオキナワンロックがテーマの作品に、紫の曲を3曲使っていただき、紫のベーシストChrisも映画全体の音楽を担当させていただいた。メンバー全員に代わって改めて感謝したい。全国で公開されるのが待ち遠しい。
(記者:桐谷さんの歌からロック魂が伝わってきたか。)
(《桐谷健太》 ここでダメ出しされたらどうしよう 笑)
実はまだ桐谷さんの歌を聞けていない。Chrisを全面的に信頼しているので、彼がOKを出したのなら素晴らしい出来になっているはず。録音を送ってもらって聞くのが楽しみ。

《平一紘監督》
ミラクルシティゴザ
全てのスタッフ、キャスト、マスコミの方に感謝。今しか撮れない大爆笑できる作品になったと思う。
10年程前から自主映画を作成していたが、第三回未完成映画予告編大賞で、待ち望んでいた劇場映画を撮るチャンスをいただいた。自主映画時代から一緒に仕事をしているスタッフ・大城優紀をはじめとするキャストとこのような作品を製作できて嬉しい。会社員時代の上司で今も応援してくださっている方の、「過去は変わることがないからこそ魅力的」という言葉にヒントを得た。またその方の「コザをミラクルな街だから」という言葉からタイトルも決めた。

脚本ができて、桐谷さんにお願いしたいと思った。彼のコメディーセンスとお芝居の雰囲気が好き。面白くて、格好良くて、カリスマ性があってという今回の役には桐谷さんしかいないと思っていたので、断られたらどうしようと心配だった。コロナ禍で撮影が延期になった時にも、断られたくない一心でYouTube動画を作成し送りつけたりした(笑)

ザ・沖縄のイメージとは違った街が映っているはず。ぜひ観て、実際に街に来てほしい。自身ずっとコザ在住なので、なんとなく歴史は知っていたが、沖縄の日本復帰は生まれる前の出来事ということもあり、今作の製作にあたり改めて勉強をした。ジョージ紫さんをはじめ、紫やコンディショングリーン(当時の紫のライバルバンド)の方から当時のお話を他のスタッフやキャストと共に聞く機会を設けたりした。

過去篇の撮影を外でしていた時に、事前にご了承をいただき、小さい食堂のお手洗いを借りていた。その食堂の70代後半の女将さんとそのご友人が、映画のストーリーは詳しく知らない状態で、70年代の服装に身を包んだ桐谷さんを見て 「あの時代の人だ」 と泣いていた。歴史を知ることによって得るものがあるし、歴史を知ることでしか進めないときがある。コザという街も主役の映画。ぜひコザを知ってほしい。

《大城健吾プロデューサー》 
ミラクルシティゴザ
新型コロナウィルスの感染対策が大変だったが、衛生部を立ち上げ毎日検温や消毒を実施し、無事撮影を終えられた。撮影が何度も延期になってしまったが、その度に、桐谷さんがスケジュールをあわせてくださったことに、監督の平とともに感動した。
(《桐谷健太》 どうしても出たかったので!)

映画情報どっとこむ ralph

桐谷健太主演 映画『ミラクルシティコザ』

映画公式HP:
https://project-nine.info/miracle2/

あらすじ
ロックスターだったジイちゃんが、孫に託した、最後の夢。
沖縄市コザ、かつては隆盛を極めた街だが、現在はジジイ達が朝から呑んだくれ、ゴーストタウンの一歩手前。そこで暮らす若者・翔太は、特にやりたいこともなく、惰性で日々を過ごしていた。翔太にはちょっと変わった祖父(ハル)がいた。ハルは、かつてはベトナム戦争に向かう米兵たちを熱狂させた伝説のロックンローラーだったが、今は近所や息子から疎まれるただの変なジジイ。ある日、ハルは交通事故で亡くなってしまう。失意の翔太の前に現れたのは、なんと死んだはずのハル。「やり残したことがある」とハルは翔太の体をのっとり、翔太の魂は、1970年代へとタイムスリップ! 翔太はそこで驚きの真実を知り、あるサプライズを思いつく。
翔太が仕掛けた、未来へのサプライズとは。そして、ロックンロールジジイが孫に託した、最後の夢とは・・・・・・?
『ミラクルシティコザ』

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桐谷健太
大城優紀 津波竜斗 小池美津弘
津波信一 神崎英敏 アカバナー青年会 渡久地雅斗 山内和将 玉代勢圭司 山城智二 城間やよい 喜舎場泉 岸本尚泰 平隆人 ニッキー
ベンビー 南里美希 渡辺光 小川深彩 山田行 宮城夏鈴 新垣晋也 西平寿久 粒マスタード安次嶺 けいたりん 西平孝架 ラムちゃん 饒波正庸
監督・脚本:平一紘
製作:オフィスクレッシェンド エグゼクティブプロデューサー:神康幸 プロデューサー:大城賢吾 松永弘二 
共同プロデューサー:服部洋 ラインプロデューサー:金森保 音楽プロデューサー:横澤匡広 音楽:Chris 撮影:砂川達則 照明:鳥越博文 録音:横澤匡広 DIT:小野寛明 
美術:濱田智有希 美術デザイン:林チナ スタイリスト:むらたゆみ ヘアメイク:比嘉みみ 新垣文望 制作担当:米原直樹 監督補:東條政利 助監督:丹野雅仁 
キャスティング:新江佳子 編集:又吉安則 音響効果:佐藤祐美 VFX:平良隆一 アシスタントプロデューサー:眞栄城守人
協賛:沖縄ファミリーマート セカンドストリート
協力:沖縄市 沖縄KOZAフィルムオフィス 7th Heaven KOZA
特別協力:ジョージ紫 紫(MURASAKI)
制作プロダクション:PROJECT9
配給:ラビットハウス
©2021 Office Crescendo

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