アヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞と観客賞の2冠を射止め、第89回アカデミー賞では長編アニメーション部門にノミネート、フランスのアカデミー賞であるセザール賞では最優秀長編アニメーション賞とともに、実写映画を押さえて堂々、最優秀脚色賞を受賞した『ぼくの名前はズッキーニ』。フランスに続き、アメリカでもズッキーニ旋風を巻き起こし、Rotten Tomatoesでは満足度100%という驚異の高評価を叩き出した本作が、いよいよ日本上陸! この度、同じくストップモーションアニメーション作品「ニャッキ!」を手がける伊藤有壱さんや、“尾木ママ”こと尾木直樹さん、歌手で僧侶の二階堂和美さん、「暮しの手帖」編集長 澤田康彦さん、クレヨンハウス主催の落合恵子さん、女優・安藤玉恵さんなど、各界からの絶賛コメントが到着!さらに、連日のマスコミ試写会でも涙するマスコミも多く、昨年クロード・バラス監督来日時に、日本大学芸術学部にてトークイベントを行った『この世界の片隅に』の片渕須直監督も大絶賛!! |
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[絶賛コメント](敬称略・順不同)
片渕須直(アニメーション監督『この世界の片隅に』) 「表情の愛おしさ。いつの間にか「人形」は消えてしまい、目の前にあるのは「子どもたちの心」そのもの。彼らの目が寂しさをたたえるとき、そして、朗らかに見開くとき、いつまでもこの子らと一緒にいたくなる。」 谷川俊太郎(詩人) すごい!びっくりした!繊細で大胆、実写では出せないリアリティ。 伊藤有壱(アニメーションディレクター/NHK「ニャッキ!」監督) 秦早穂子(エッセイスト) 二階堂和美(歌手・僧侶) 澤田 康彦(「暮しの手帖」編集長) れなれな(画家) 野崎歓(フランス文学者) 清川あさみ(アーティスト) 汐見稔幸(教育学者) 尾木直樹(教育評論家・法政大学特任教授) 「誰にも愛されていない」ー子どもたちの閉ざされた心は、仲間や周りの大人との関わりを重ねる中で次第に解けゆく。心のつながり合いが愛と新たなパワーを生む。大人こそ人間としての心の原点を見つめ直すべき時! 眞賀里文子(アニメーション作家) 久し振りに人形アニメーションならではの作品に出会いました。勝手な大人達の為に深く傷ついた子供達が、何を大切に生きて行けば良いの?と、一生懸命に世界を見ようと大きく見開いた目が心にささります。わずかな目の動き、かすかな首の傾げで充分に気持ちを伝えてくれます。テクニクの最先端も、きらびやかさもありませんが子供達の心の動きがぐんぐん染み込んできます。是非ズッキーニに会いにいってください。 落合恵子(作家・クレヨンハウス主催) ネグレクト、貧困、戦争。子どもは誕生する社会と時代を選べない。本作品で描かれた子どもたちと、心ある大人の姿勢は、わたしたちに、明日に繋ぐ希望とはどんなものかを伝えてくれる。問われているのは、誰? 安藤玉恵(女優) 秦俊子(アニメーション監督「映画の妖精フィルとムー」) ズッキーニたちの心の奥にある見えない感情や痛みは、人間よりもシンプルな表情の人形が演じることによって、より心に訴えかけてくるものがあります。今後もこの作品が多くの人に届いていくことを願います。 栗原類(モデル) 村田朋泰(アニメーション作家) この物語は「温もり」に溢れています。不安や寂しさ、孤独感を心の中にもちながら、親の温もり、友達の温もり、風景の温もり、大切なモノへの温もりを心の中に書き加えていく子供たちの姿に胸うたれます。 |
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『ぼくの名前はズッキーニ』
原題:Ma vie de courgette 2月10日より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA他全国ロードショー 傷ついた子どもたちを扱うことに細心の注意を払いながら、一方で子どもたちの豊かな想像力を信じる思いに貫かれた物語は、大人も子どもも夢中になり、心を鷲掴みされずにはいられない。 |
監督:クロード・バラス
脚本:セリーヌ・シアマ
原作:ジル・パリス「ぼくの名前はズッキーニ」(DU BOOKS刊)
原案:ジェルマーノ・ズッロ、クロード・バラス、モルガン・ナヴァロ
アニメーション監督:キム・ククレール
人形制作:グレゴリー・ボサール
音楽:ソフィー・ハンガー
スイス・フランス/2016年/カラー/66分/ヴィスタサイズ/5.1ch/フランス語
後援:スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:ビターズ・エンド、ミラクルヴォイス
宣伝:ミラクルヴォイス
(c)RITA PRODUCTIONS / BLUE SPIRIT PRODUCTIONS / GEBEKA FILMS / KNM / RTS SSR / FRANCE 3 CINEMA / RHONES-ALPES CINEMA / HELIUM FILMS / 2016