画家ポール・ゴーギャンの知られざる愛の物語を描いた映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』が、1月27日(土)よりBunkamura ルシネマほか全国順次公開となります。
作品に異国情緒と神秘を持ち込んだゴーギャン。 そして・・・後年世界に衝撃を持って迎えられることになるそのタヒチ時代の名画誕生の秘密を、大胆に明かしていく本作に、早くも各界の著名人から絶賛コメントが寄せられています。
「ゴーギャンの絵画そのままの、テフラのしぐさと凛とした姿が印象的。思うようにいかない島の暮らしに見える、人間ゴー ギャンの姿に魅せられました。」 「輝かしいタヒチの風景。ゴーギャンの芸術がそ の風土に根源的に支えられていたことが分かる、美しい映画」(高橋明也/三菱一号館美術館館長) と、ゴーギャンの 絵の世界観を映画が見事に表現していることがわかる絶賛の声が寄せられました。 またアートに造詣が深い著名人からも、 竹中直人、片岡鶴太郎、榎木 孝明、中野京子、高橋マリ子と驚きの声も寄せられました。 |
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寄せられたコメント一覧
タヒチの女性を描くゴーギャンの、すさまじい「生」との闘いを知った今、 もう生半可な気持ちで彼の作品の前には立てない、と思った。 これは、文明化という名の自然破壊が本格的に始まった 19 世紀末という時代に、 真っ向から立ち向かったひとりの画家の物語である。 そしてこのゴーギャンの問いかけは、時代を超えて、 今を生きる私達にも切実に投げかけられている。 身体中に浴びる大自然の美しさ、滴るほどの女性の優しさ。 その感動の中で、命の限界まで苦闘したゴーギャン! 生きることに限界を感じてる人に、絶対見て欲しい。 手つかずの純潔と文明の手垢に塗れた俗悪の狭間で翻弄される ゴーギャンの喜びと失望。 シネスコの画面が雄大な自然とゴーギャンの孤独を見事に表現した。 ゴーギャンは「パリには何も無い」と言った。同感。 でも傑作の数々を後世に残した。それを本人に知らせる術がないのが、切ない。 ゴッホを狂気に駆り立てた男の、野性と知性の格闘を描いて、 ゴーギャンの素顔に迫ったと高評価の作品。 ゴーギャンがタヒチの楽園で発見した『ノアノア』の世界。 困難や失望にもけっして屈することのない愛と自由と 幸福の賛歌が生き生きと立ち上がってくる。 物質文明とモラルに抗した男の孤独と挫折を描いた映画。 物質文明はそれほどまでにタヒチの住民たちを侵食する。 ヴァイオリンが主人公の心情を見事に奏でる。 中村隆夫(美術史家・多摩美術大学教授) ヴァンサン・カッセルにゴーギャンが乗り移ったかのようだ。 ゴーギャンが愛したタヒチの女、テフラの美しさ。 油絵の具の匂いとタヒチの光に酔いしれる… 画家とは 職業では無い 生き方 なのだ。 タヒチでの 原始のイブ その名は テフラ 原始を 描きたかった。 人生も中盤に差しかかった男には、かつて耳にした“ゴーギャン幻想”ってやつが効いてくる。 諦めがつかない男はこの映画をしっかり観ることだ。 タヒチでの悲惨な2年間……。 これまでのイメージと全く違うゴーギャンがここにいる。 ゴーギャンの絵画そのままの、テフラのしぐさと凛とした姿が印象的。 思うようにいかない島の暮らしに見える、人間ゴーギャンの姿に魅せられました。 輝かしいタヒチの風景。 ゴーギャンの芸術がその風土に根源的に支えられていたことが分かる、美しい映画。 ストップモーションをかければその場面はそのまま一幅の絵になる。 ゴーギャンの絵心をそそるようなポリネシアの画像の美しさが見事である。 榎木孝明(俳優・画家) タヒチでは、貧困と闘っていた?! カーク・ダグラスの『炎の人ゴッホ』、モームの『月と六ペンス』では知り得なかった、 晩年のゴーギャンの真実の姿。 高橋マリ子(モデル・女優) |
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映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』 原題:Gauguin Voyage de Tahiti 19 世紀を代表する画家の、タヒチ時代の知られざる創作の秘密と愛の悲劇。 2018 年 1 月 27 日(土)より、 Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、 新宿シネマカリテ他全国順次公開! 物語・・・ |
監督:エドゥアルド・デルック
出演:ヴァンサン・カッセル、マリック・ジディ
脚本:エチエンヌ・コマール、トマ・リルティ
撮影:ピエール・コットロー
2017 年/ フランス/ 102 分/カラー
後援:タヒチ観光局
配給:プレシディオ