映画情報どっとこむ ralph 画家ポール・ゴーギャンの知られざる愛の物語を描いた映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』が、1月27日(土)よりBunkamura ルシネマほか全国順次公開となります。

作品に異国情緒と神秘を持ち込んだゴーギャン。
ゴッホと一時期共同生活をしながら創作に挑んだことは良く知られており、2016 年に開催された「ゴッホとゴーギャン展」(東京都美術館)が約 40 万人を動員し話題となりました。

そして・・・後年世界に衝撃を持って迎えられることになるそのタヒチ時代の名画誕生の秘密を、大胆に明かしていく本作に、早くも各界の著名人から絶賛コメントが寄せられています。

Gauguin Voyage de Tahiti

先ず、美術館関係者からは、

「ゴーギャンの絵画そのままの、テフラのしぐさと凛とした姿が印象的。思うようにいかない島の暮らしに見える、人間ゴー ギャンの姿に魅せられました。」
大橋菜都子/東京都美術館学芸員

「輝かしいタヒチの風景。ゴーギャンの芸術がそ の風土に根源的に支えられていたことが分かる、美しい映画」(高橋明也/三菱一号館美術館館長) と、ゴーギャンの 絵の世界観を映画が見事に表現していることがわかる絶賛の声が寄せられました。

またアートに造詣が深い著名人からも、 竹中直人、片岡鶴太郎、榎木 孝明、中野京子、高橋マリ子と驚きの声も寄せられました。

Gauguin Voyage de Tahiti
映画情報どっとこむ ralph 寄せられたコメント一覧

タヒチの女性を描くゴーギャンの、すさまじい「生」との闘いを知った今、 もう生半可な気持ちで彼の作品の前には立てない、と思った。
石丸幹二(俳優)

これは、文明化という名の自然破壊が本格的に始まった 19 世紀末という時代に、 真っ向から立ち向かったひとりの画家の物語である。 そしてこのゴーギャンの問いかけは、時代を超えて、 今を生きる私達にも切実に投げかけられている。
森村泰昌(美術家)

身体中に浴びる大自然の美しさ、滴るほどの女性の優しさ。 その感動の中で、命の限界まで苦闘したゴーギャン! 生きることに限界を感じてる人に、絶対見て欲しい。
加藤登紀子(歌手)

手つかずの純潔と文明の手垢に塗れた俗悪の狭間で翻弄される ゴーギャンの喜びと失望。 シネスコの画面が雄大な自然とゴーギャンの孤独を見事に表現した。
青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター・文筆家)

ゴーギャンは「パリには何も無い」と言った。同感。 でも傑作の数々を後世に残した。それを本人に知らせる術がないのが、切ない。
古澤巌(ヴァイオリニスト)

ゴッホを狂気に駆り立てた男の、野性と知性の格闘を描いて、 ゴーギャンの素顔に迫ったと高評価の作品。
村上香住子(エッセイスト)

ゴーギャンがタヒチの楽園で発見した『ノアノア』の世界。 困難や失望にもけっして屈することのない愛と自由と 幸福の賛歌が生き生きと立ち上がってくる。
岩切正一郎(国際基督教大学教授・ゴーギャン著『ノアノア』訳者)

物質文明とモラルに抗した男の孤独と挫折を描いた映画。 物質文明はそれほどまでにタヒチの住民たちを侵食する。 ヴァイオリンが主人公の心情を見事に奏でる。 中村隆夫(美術史家・多摩美術大学教授)

ヴァンサン・カッセルにゴーギャンが乗り移ったかのようだ。 ゴーギャンが愛したタヒチの女、テフラの美しさ。 油絵の具の匂いとタヒチの光に酔いしれる…
竹中直人(俳優・映画監督)

画家とは 職業では無い 生き方 なのだ。 タヒチでの 原始のイブ その名は テフラ 原始を 描きたかった。
片岡鶴太郎(俳優・画家)

人生も中盤に差しかかった男には、かつて耳にした“ゴーギャン幻想”ってやつが効いてくる。 諦めがつかない男はこの映画をしっかり観ることだ。
みうらじゅん(イラストレーターなど)

タヒチでの悲惨な2年間……。 これまでのイメージと全く違うゴーギャンがここにいる。
中野京子(作家「怖い絵」・独文学者)

ゴーギャンの絵画そのままの、テフラのしぐさと凛とした姿が印象的。 思うようにいかない島の暮らしに見える、人間ゴーギャンの姿に魅せられました。
大橋菜都子(東京都美術館学芸員)

輝かしいタヒチの風景。 ゴーギャンの芸術がその風土に根源的に支えられていたことが分かる、美しい映画。
高橋明也(三菱一号館美術館館長)

ストップモーションをかければその場面はそのまま一幅の絵になる。 ゴーギャンの絵心をそそるようなポリネシアの画像の美しさが見事である。 榎木孝明(俳優・画家) タヒチでは、貧困と闘っていた?! カーク・ダグラスの『炎の人ゴッホ』、モームの『月と六ペンス』では知り得なかった、 晩年のゴーギャンの真実の姿。 高橋マリ子(モデル・女優)

映画情報どっとこむ ralph 映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅
原題:Gauguin Voyage de Tahiti

19 世紀を代表する画家の、タヒチ時代の知られざる創作の秘密と愛の悲劇。

2018 年 1 月 27 日(土)より、 Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、 新宿シネマカリテ他全国順次公開!

Gauguin Voyage de Tahiti

物語・・・
フランス、パリで株式仲買人としての仕事を始めたゴーギャンは、趣味で絵 を描くようになった。だが 1882 年、パリの株式市場が大暴落し、それまでの裕福な生活は 一変する。それを契機に絵画を本業とすることを考えるようになったゴーギャンだが、生活 は困窮。最愛の妻と子供たちと別れてしまう。その後、わずかな資金を手にタヒチを訪れた 彼は、その土地に魅了されてしまう。やがて現地の美しい娘であり、のちにゴーギャンのタ ヒチでの絵のモデルとなったテフラという娘と結婚するが、すぐに彼の資金は底をつき、彼 女との楽園のような生活も貧窮を極めることに。やがてテフラの感情も、彼のもとを離れていってしまうのだった…。

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監督:エドゥアルド・デルック
出演:ヴァンサン・カッセル、マリック・ジディ
脚本:エチエンヌ・コマール、トマ・リルティ
撮影:ピエール・コットロー
2017 年/ フランス/ 102 分/カラー
後援:タヒチ観光局
配給:プレシディオ
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