9月13日(金)から9月16日(月・祝)までの4日間開催されました「第6回したまちコメディ映画祭in台東」。
マサラムービーから大盛り上がりで始まり、暑い中のレッドカーペットに全米ナンバー1 恋愛ゾンビ映画『ウォーム・ボディーズ』のジョナサン・レヴィン監督が来日したり、コンペ部門では黒田将史監督『おとなになりたくて』が最年少で観客賞とグランプリのW受賞等盛り上がった映画祭。 そして最終日の9月16日(月・祝)、浅草公会堂にて堺正章さんの笑いと音楽に敬意を表して豪華アーティストが集結し、今年の映画祭クロージング『堺正章リスペクトライブ』が行われました。 |
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サプライズゲストとして、「ももいろクローバーZ」が西遊記のコスプレ姿で登場し、会場へ訪れた観客は大いに盛り上がりました。また、そして、各アーティストが、堺さんゆかりの楽曲を披露する中、ライブの最後には、堺さんご本人が登場、代表曲『さらば恋人』を歌い上げ、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了しました。 | |
大盛り上がりのライブに引き続き、クロージングセレモニー内で行われ「コメディ栄誉賞授賞式」では、場内はスタンディングオーベーションで堺正章さんの受賞をお祝いしました。
堺:こんなに歓迎を受けたのは50年ぶりです(笑)国民栄誉賞いただいて…いただいてありがとうございます! 【ももクロ(百田夏菜子)から一言】 (会場から大きな拍手、「孫悟空」で披露した如意棒芸を披露) 堺:改めて、皆さんに対して心温まる歓迎をいただきまして、ありがとうございます。こうして、この場にいさせて頂いて、かつコメディ栄誉賞という賞を頂きました。大変うれしいです。私が6代目で、小沢、谷、伊東、ドリフターズ、コント55号の方がお取りになったんですが、大体の方が亡くなってるんですね・・・。 堺:60代後半、浅草で賞を頂けるのがすっごく嬉しくて、最近ストレスがたまって、スポーツ紙の芸能欄をパッと開けると、「堺」って出て何の記事かと思ったら、たいがい「堺雅人」なんですね(笑)でも、今回、「堺正章がコメディ栄誉賞を受賞した」って記事を新聞で拝見しまして、とても嬉しくストレスがいっぺんに吹っ飛んだんです。今までの受賞者の方々をみても、素敵な方ばかりですし、私がこうして頂いていいのかな、とも思いますけれど、喜んで素直に今日はこちらに来て頂こうという気持ちがございました。この受賞者の中に、井上順が入ってなかったのが喜びでございます(笑)今はテレビが多様化していますが、ステージや生(ライブ)っていうのは本当にいいな、伝わり方がいいなと改めて感じてしまった次第です。 最後には『さらば恋人』を、集まったアーティスト、観客が共に合唱、場内のテンションは最高潮に達しました。 第6回したまちコメディ映画祭in台東 (c)2013 「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会 |
『したまちコメディ映画祭in台東』
通称「したコメ」は浅草、上野という東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わっていただく、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭です。
「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、他にない魅力を持った、住民参加型の映画祭となっています!