この度、9月16日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開致します『あさがくるまえに』のカテル・キレヴェレ監督からのメッセージ付き予告編、60秒短縮予告、及びにメインビジュアルを解禁。公式HPも正式オープン。
『あさがくるまえに』は、前二作がカンヌ国際映画祭に正式出品されたフランス映画界の期待の新鋭カテル・キレヴェレの最新作。
情感豊かで叙情性あふれる幻想的な映像と最先端医療のリアルな描写を通して、喪失と再生の物語が描かれる。 |
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この度、解禁された予告編には、ギャバン・ヴェルデが演じるシモンが、サーフィンをし、自転車で町を疾走し、恋をしている彼女とキスをしている躍動感あふれる場面が、詩情豊かな映像で語られる。その後に、大波が襲ってくるシーンと共に、彼が事故にあったことが暗示される。病院に搬送されるシモン。そして医師からシモンの両親(エマニュエル・セニエ、クール・シェン)に対して脳死状態に陥っていることが告げられる。悲嘆にくれる両親に対して、医師は「臓器提供」を考えて欲しいと告げることになる。
続けて映像は、臓器提供される側である、熟年の女性を映し出すが、人の心臓を使ってまで生きることに対する戸惑いと葛藤を感じていることが見て取れる。臓器提供をされる側という難しい役柄を演じているのは、グザヴィエ・ドラン『Mommy/マミー』などの熱演も記憶に新しいアンヌ・ドルヴァル。
また、予告編の冒頭には、日本の観客に対するカテル・キレヴェレ監督からのメッセージも挿入されている。「今までに3本の作品を制作しているが、3本目にして初めて日本で劇場公開される」ことを心から喜んでいる様子で、 「この作品が皆さんの心を動かしますように」と締めくくっている。 |
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9月16日、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
物語・・・ |
監督:カテル・キレヴェレ
出演:タハール・ラヒム、エマニュエル・セニエ、アンヌ・ドルヴァル、ドミニク・ブラン、ギャバン・ヴェルデ
2016年/フランス=ベルギー/カラー/104分/スコープ・サイズ/DCP
日本語字幕:寺尾次郎
配給:リアリーライクフィルムズ、コピアポア・フィルム
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