8月26日(土)より公開となる『幼な子われらに生まれ』が、この度6月17日~26日で開催されている、上海国際映画祭・日本映画週間に出品され、女優の田中麗奈さん、三島有紀子監督がゲストで招かれました。 6月17日(土)に実施された開幕式のレッドカーペットを経て、上海映画祭・日本映画週間が6月18日(日)に幕を開けた。会場である上海新衡山映画館ではオープニング・セレモニーが盛大に催され、場内が満席で埋め尽くされた上海のみならず中国全土から集まった多くの映画ファンに熱いメッセージを届けた。 |
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三島監督舞台挨拶コメント
私は2年前に『繕い裁つ人』でこの上海国際映画祭に呼んで頂きました。
田中麗奈さん舞台挨拶コメント 本作『幼な子~』の脚本を最初に読んだ時、私はなんてリアリティのある現実を描いているのだろうと思いました。離婚した者同士のふたりがひとつ屋根の下で一緒に生活を営むうちに様々な困難に直面していきます。離婚後の子供連れの日常のドラマをすごく繊細に描いています。私はこの作品に出演して、いろんな感情と経験を体感する事が出来ました。皆さんにも是非スクリーンで感じ取ってもらえたら嬉しいです!謝謝!! |
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『幼な子われらに生まれ』
8月26日(土)テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー 「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」―娘に言われた時、妻には新しい命が宿っていた。 バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン。田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。 実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが…。 |
出演:浅野忠信 田中麗奈/南沙良 鎌田らい樹 新井美羽 水澤紳吾 池田成志/宮藤官九郎 寺島しのぶ
原作:重松清「幼な子われらに生まれ」(幻冬舎文庫)
監督:三島有紀子(「幸せのパン」「繕い裁つ人」)
脚本:荒井晴彦
配給:ファントム・フィルム(2016年/日本/ビスタサイズ/5.1ch)
ⓒ2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会