映画『花戦さ』は、京都・頂法寺六角堂というお寺の花僧(仏に花を供えることで、人々の幸せと世の安寧を祈る僧侶)専好が、友である千利休(佐藤浩市)を秀吉の命令により殺害され、その無念を晴らすべく命を懸け、たった一人で戦いに挑む物語。はたして、太閤・秀吉に立ち向かうべく、花僧・専好が考えた前代未聞の秘策とは?
戦国時代、たった一人で太閤秀吉に挑む、主人公・池坊専好を演じた野村萬斎は、3月27日に映画の舞台になった、京都・六角堂からスタートした全国キャンペーンに出発。 先行した札幌と、富山、名古屋、大阪、広島、松山とまわり、最終地点が福岡となる8箇所で、「花戦さ」の魅力を大々的にアピールしました。 「主人公・池坊専好に関しては、残っている記録があまりないということで、脚本を元に天真爛漫に演じさせてもらった。」「能に関して世阿弥が残した書物に「花伝書(風姿花伝)」では、役者の舞台の有り様を花にたとえている。花には生きる力があり、美しさがあるということが、俳優にも例えられると、書いてある。皆様も美しい生きる力をもっている花を扱っている方々。大ヒットに向けて、一緒に頑張りましょう」 と挨拶しました。 会の最後には、集まった「エイエイオー」と、勝ちどきをあげました! |
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物語・・・ 16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。 華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった―。 映画『花戦さ』 6月3日(土)全国ロードショー 公式サイト:
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出演:
野村萬斎(池坊専好)市川猿之助(豊臣秀吉)中井貴一(織田信長)佐々木蔵之介(前田利家)
佐藤浩市(千利休) 高橋克実(吉右衛門)山内圭哉(池坊専伯)和田正人(池坊専武)
森川葵(れん)吉田栄作(石田三成) 竹下景子(浄椿尼)
脚本:森下佳子
音楽:久石 譲
監督:篠原哲雄
原作:鬼塚 忠「花戦さ」/角川文庫刊
配給:東映
©2017「花戦さ」製作委員会