講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」、待望の映画化!小松菜奈、菅田将暉W主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストに、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰!
150館規模の館数ながら、初登場4位の好発進スタート!公開から1週間で動員は17万2099人 、興行収入2.1億突破!都市部と地方共に満席がみられ、メイン館のTOHOシネマズ 渋谷ではオープニング2日間で計6回の満席を記録! 本作の大ヒットを記念して、小松菜奈、菅田将暉登壇による大ヒット舞台挨拶を実施しました。 『溺れるナイフ』大ヒット記念舞台挨拶 |
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公開1週間で17万人以上の動員を記録するなど文字通りの大ヒットを記念して、W主演を務めた小松菜奈、菅田将暉の2人が舞台挨拶に登壇!!
会場から大歓声で迎えられた2人は本作の大ヒットを受けて「公開から1週間経って、たくさんの方々に観ていただいていていると聞いてとてもびっくりしている」と小松が言えば、 菅田さん:簡単な映画ではないですが熱いラブストーリーに仕上がっています。 と作品への想いと集まった観客へ感謝を述べた。すでに鑑賞したファンからTwitter上で「美しい」、「泣けました」などの感想が相次ぐ本作。そんな作品を最初に観たときのことを 小松さん:出来上がったんだという単純なうれしさがあった。ちゃんと公開されるか不安な現場だった。和歌山の大自然の中で2人が惹かれ合って、ぶつかり、葛藤する姿が眩しいと思った。 と感想を述べた。一方、菅田も、撮影中に監督から 菅田さん:鳥入れたいって。3時間待って。長い待ち時間であったけれども、出来上がったモノを観ると、コウと自然が共存していた。監督が待った時間はダテじゃないな、と思いました。 と山戸監督の演出方法に感服している様子だった。 |
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そんな中で、特に印象的なバイクシーンについて“ゲリラ撮影”だったとことが2人から語られると、セリフも山戸監督が言った言葉を小松と菅田が復唱する演出方法だったらしく、
菅田さん:ニュースタイルです。 と場内の笑いを誘っていた。特に大きな反響となっているのが2人のキスシーン。「超絶ヤバい!」などこれまでの青春恋愛作品とは一線を画す感想について、初日舞台挨拶上で「壁ドン、顎クイの練習は全く意味なかった」と語っていた菅田さんは 菅田さん:原作通りの“顔ペロ”。忠実に“超”の“絶”にやった! と自信を覗かせると会場からは笑いが。 小松さん:『溺れるナイフ』独特の表現の仕方。このシーンは結構、(菅田とアドリブで)会話してやったけどその部分は全部カットされていた。 と語ると再び場内からは笑いが漏れていた。 |
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この日は上映終了後の舞台挨拶ということで観客からの感想や質問に答えることに。菅田が舞台を降りてマイクを直接、観客に持っていくサプライズ対応に会場からは歓声と悲鳴が。興奮気味の観客からの
Q:もし、2人でまた共演するとなったらどんなジャンルがいいですか? という質問に対して 菅田さん:ハッピーなのがやりたい、でもどうやってやるかわからない。 と菅田が答えれば、 小松さん:ハッピーなのがやってみたいけど、暗いほうがやりやすい。(菅田は)信頼できるし、燃えます! と2作目の共演を経て、菅田に絶大な信頼感を寄せていることを伺わせた。すると、 菅田さん:舞台は!? と、せっかくのお誘いも・・・ 小松さん:嫌! と即答する小松さんに会場は爆笑に包まれていました。 さらに、和歌山県で17日間というタイトな時間の中で厳しい撮影が続いた本作の総まとめとして Q:私にとって『溺れるナイフ』とは? 小松さん:10代最後の輝き。撮影当時19歳だったので、あの時の気持ちは、山戸監督の初めての大きな映画だったということもあり、頑張らなきゃなという気持ちと、10代にしかないエネルギーや感情がみなぎっていて、その姿を撮影していただけて、映画にしていただけたということは一生の宝物です。いろいろ大変だったことや葛藤も全部です。 と語った一方で 菅田さん:瘡蓋(カサブタ)。1年前に受けた切り傷がいま、カサブタなのかなと。撮影当時、身も心も擦り傷だらけだったんです。ナイフということもあって。完成しないかも、映画として観てもらえないかもしれないというヒリヒリ感もあって。 と作品への責任感と想いを語った。 |
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最後に
菅田さん:大ヒットということで、この1週間は不安でしたけど、お客さんが入っていることにうれしく思います。直接、生の声が聴けて心が晴れる思いです。 と率直に感想を述べると、 小松さん:寂しいという現場にはなかった想いがあります。この映画が公開されてたくさんの方に観ていただいて、色々な感想がある中で公開されてよかった。身を削る思いで撮影した作品にたくさんの人に足を運んでいただいてうれしいです。私にとって特別な作品になりました。 と述べ、大歓声に包まれた大ヒット舞台挨拶は幕を閉じました。 『溺れるナイフ』大ヒット公開中 物語・・・・ 15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような‘閃光’と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは― 。 |
小松菜奈 菅田将暉
重岡大毅(ジャニーズWEST) 上白石萌音 志磨遼平(ドレスコーズ)
原作 ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)
主題歌:「コミック・ジェネレイション」ドレスコーズ(キングレコード)
脚本:井土紀州 山戸結希 音楽:坂本秀一
製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)
助成:文化芸術振興費補助金
企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所
制作プロダクション:アークエンタテインメント
企画・製作幹事・配給:ギャガ
監督 山戸結希
原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別冊フレンド」刊)
(C)ジョージ朝倉/講談社
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会