11月5日(土)公開のペドロ・アルモドバル監督最新作『ジュリエッタ』。
原作翻訳書籍『ジュリエット』が新潮社“新潮クレスト・ブックス”から本日10月31日(月)に刊行されました!
一人の女を主人公に、行きずりの出会い、妊娠と結婚、夫の死、そして母娘の愛と確執を描く連作三篇を中心に、人生の不可解をそのまま投げだすような、ビターでサスペンスフルなマンロー円熟期の短篇集です。 |
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巨匠ペドロ・アルモドバルがひと続きの物語として脚本化。 本当に描きたかった運命に翻弄された“母”と“娘”の感動の物語 『ジュリエッタ』 スペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、自分を心から愛して くれている恋人ロレンソにも打ち明けていない苦悩を内に秘めていた。ある日、ジュリエッタは偶然 再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、めまいを覚えるほどの衝撃を受ける。1 2年前、ひとり娘のアンティアは理由も語らずに、突然姿を消してしまったのだ。ジュリエッタはそれ 以来、娘には一度も会っていない。忘れかけていた娘への想いがよみがえる。ジュリエッタは、心 の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始 めるのだった……。 原題:Julieta |
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:エマ・スアレス アドリアーナ・ウガルテ 「情熱のシーラ」
原作:アリス・マンロー『ジュリエット(Runaway)』(新潮クレスト・ブックス)
2016年/スペイン/99分/アメリカンビスタ/字幕翻訳:松浦美奈
配給:ブロードメディア・スタジオ
後援:スペイン大使館、セルバンテス文化センター東京
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