キム・ギドク監督最新作『The NET 網に囚われた男』(原題:THE NET)が、来年1月7日(土)より劇場公開決定!日本版ポスターが完成しました。
本作は今年のヴェネチア映画祭でプレミアされた後、11月19日から開催の東京フィルメックス映画祭オープニング作品にも決定しています。 カンヌ(『アリラン』ある視点部門最優秀作品賞)、ヴェネチア(『うつせみ』監督 賞)、ベルリン(『サマリア』監督賞)と世界三大映画祭を制覇し、『嘆きのピエタ』 で第 69 回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(最高賞)に輝いた、韓国随一の鬼 才キム・ギドクが、トレードマークであった極端なバイオレンスを封印し、ギドクワー ルドの新たな地平を切り開きました。南北分断をテーマにした『プンサンケ』『レッ ド・ファミリー』の製作・脚本を経て、ギドク自らがメガホンをとった本作は、朝鮮半 島の悲劇を背景に、一人の男の運命を通し、国家と個人という枠を超えて常に 弱者が犠牲を強いられ切り捨てられる現代社会の矛盾と闇に切り込みます。 |
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主演は、『ベルリンファイル』や『容疑者 X 天才数学者のアリバイ』などでアクショ ン俳優としても評価の高い個性派リュ・スンボム。彼の監視役に就く若き捜査官には、イケメン次世代スタ ー、イ・ウォングン。さらに、執拗で残忍な取り調べ官をギドク映画 4 作目となるキム・ヨンミンが熱演、主人 公の帰りをひたすら待つ妻役を『メビウス』での一人二役が鮮烈な印象を残したイ・ウヌが好演し、ギドクが 仕掛けたキャスティングの妙は、あくまでも鋭くゆるぎない視点で現代社会の矛盾を浮かび上がらせます。 ある事故により国境を越えた漁師の男に降りかかる理不尽な運命を通して、現代社会の矛盾と闇を浮かび上がらせ、今回はトレードマークである極端な暴力描写を封印し、ギドクワールドの新たな地平を切り開く渾身作になっております。 『The NET 網に囚われた男』 原題:그물/英題:THE NET 2017年1月7日(土)よりシネマカリテほか全国順次ロードショー 公式サイト:www.thenet-ami.com |
製作・監督・脚本・撮影:キム・ギドク
出演:リュ・スンボム、イ・ウォングン、キム・ヨンミン、チェ・グィファ、ソン・ミンソク
韓国/2016年/112分/カラー/1:1.85/5.1 SRD
提供:キングレコード
配給:クレストインターナショナル
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