初期クローネンバーグやルイス・キャロルを彷彿とさせる「美しい悪夢」
ルシール・アザリロヴィック監督最新作、映画『エヴォリューション』が2016年11月渋谷アップリンク、新宿シネマカリテほか全国順次公開決定! 本公開に先駆け6月24日(金)よりはじまるフランス映画祭2016にて上映。ルシール・アザリロヴィック監督が来日し、美しくも妖しい少女の世界を描いたガールズムービーの金字塔前作『エコール』の35㎜フィルム上映と併せてマスタークラスを入場無料にて開催。『野火』の塚本晋也監督との対談となります。 |
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フランス映画祭2016映画『エヴォリューション』 2016年6月27日(月)14:00開映 詳細・チケット情報: ■映画『エヴォリューション』(2015年/81分) ************** 『エコール』の監督が贈る、最も美しい“悪夢”。 ギャスパー・ノエの公私にわたるパートナーであり、森で暮らす少女たちを描いた『エコール』のルシール・アザリロヴィック監督が贈る、最も美しい“悪夢”。映画祭で上映されるや否や「初期クローネンバーグを思わせる!」「ルイス・キャロル、グリム兄弟、アンデルセンの死体を掘り起こした」等大きな反響を巻き起こした。 監督:ルシール・アザリロヴィック 2016年11月渋谷アップリンク、新宿シネマカリテほか全国順次公開 © LES FILMS DU WORSO • NOODLES PRODUCTION • VOLCANO FILMS • EVO FILMS A.I.E. • SCOPE PICTURES • LEFT FIELD VENTURES / DEPOT LEGAL 2015 2015年 トロント国際映画祭 正式出品 |
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『エコール』上映&マスタークラス ルシール・アザリロヴィック×塚本晋也 2016年6月26日(日)14:00開映 入場無料、先着順(定員108名) 映画『エコール』(2004年/121分) 大人に羽化する前の、純粋無垢な少女たちの世界へ、ようこそ高い塀で下界を遮断された森の中の学校、エコール。6歳から12歳までの少女たちが自然の生態やダンスを学んでいる。深い森と青い空を映す湖の前で、妖精のように戯れる少女たち。男性のいない完璧な世界にまた一人、6歳の少女イリスがやってきた…。彼女たちは卒業まで外界と接することなく、7年間学校の中で過ごす。卒業のとき、彼女たちの胸に去来するのは、開放の喜びなのか、新しい世界への恐怖なのか?少女たちは一体どこへ行くのだろうか…。 19世紀の作家フランク・ヴェデキントの小説『ミネハハ』(『笑う水』の意味)を、夢見るようなタッチで映像化し、少女の美しさとエロスの世界を耽美的な映像で描き出した美の寓話。 |