成海璃子×池松壮亮×斎藤工でおくる映画『無伴奏』。
本作は、直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が完全映画化したもの。 その本予告が解禁となりました! |
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本予告で映像が初解禁となるのは、斎藤工演じる祐之介の恋人・エマ役のnon-noモデルの遠藤新菜。『無伴奏』は4人のせつない恋を描いた四角関係の話で、遠藤が演じるエマは、他の三人に影響を及ぼす、キーパーソンとなる。本作で初脱ぎとなる遠藤の体当たりの演技は、マスコミ試写でも高く評価されており、インタビューのオファーが多数。
今回、特報で解禁となった注目の5人組女性ロックバンド・Drop’sによる主題歌「どこかへ」に加え、バロック喫茶「無伴奏」で池松演じる渉がリクエストする「パッヘルベルのカノン」も使用。矢崎監督が様々なバージョンを聞いて、指で弦をはじいて弾く奏法であるピチカートバージョンがいいとこだわり、この映画のために録音したものです。 |
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斎藤工さん(関祐之介役)からのコメント
★祐之介役について ★遠藤さんとのシーンについて ★オールアップ後の感想 |
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遠藤新菜さん(高宮エマ役)からのコメント
遠藤さん:エマは、憎めない大胆さがあり、私自身、「エマってすごいな」って思った部分もありました。私がキャスティングされたのだから、グラマラスなセクシーさを求められているのではなく、響子と違い、セックスが身近にある、エマの等身大の描写を求められているのだと思いました。 (斎藤)工さんは、キスシーンとかも決め込んでこなく、先輩だけれど、「こうしよう」とか「こう行くからこう来て」ということを何も言わないで、その場の感覚で全部やるというのがすごく有り難かったです。変な緊張を持ったシーンが無かったので、「こうやって相手に気を遣わずに自分が思った通りにやることで、初めてちゃんとお芝居が成立するな」と一番思いました。 私が脱いでいて工さんがくっついている濡れ場のシーンでカットがかかった時も、衣装さんとかが毛布を持って来てくださるまでずっとそのままで待っていくださいました。カットがかかってパッて離してくださってもいいけれど、その方が私がトップが見えたままで待つから恥ずかしいとわかって、ずーっとぎゅっとしたまま「もうちょっともうちょっと」「毛布持ってきて」って言って毛布をかけてから離れてくれる。そういう配慮がさすがだなって思いました。祐之介役が工さんで本当に良かったって純粋に思います。 今回、初めてオールアップで号泣してしまいました。 ************* なお、斎藤工さん、遠藤さん出演の本作の2種類のポストカードセット(画像参照)付前売券は、新宿シネマカリテ、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサ及び、下記メイジャーのサイトにて販売中。 2016年3月26日(土)より 新宿シネマカリテほか全国ロードショー |
1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海璃子)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。
レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。
この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は、席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱く。
だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく・・・。
成海璃子 池松壮亮 斎藤工
遠藤新菜 松本若菜 酒井波湖 仁村紗和 斉藤とも子 藤田朋子 光石研
監督:矢崎仁司
原作:小池真理子『無伴奏』(新潮文庫刊、集英社文庫刊)
製作:重村博文/川村英己/西田宣善
プロデューサー:登山里紗/山口幸彦/楠智晴
脚本:武田知愛/朝西真砂
ラインプロデューサー:野村邦彦
撮影:石井勲 照明:大坂章夫
録音:吉田憲義 美術:井上心平
音楽:田中拓人 編集:目見田健
衣裳:宮本茉莉/江頭三絵
ヘアメイク:宮本真奈美
音響効果:佐藤祥子
助監督:塩入秀吾
制作担当:三浦義信
主題歌:「どこかへ」Drop’s(STANDING THERE, ROCKS / KING RECORDS)
配給:アークエンタテインメント
製作:「無伴奏」製作委員会(キングレコード/アークエンタテインメント/オムロ)
2015年/日本/カラー/16:9/5.1ch/132分/R15+
©2015 「無伴奏」製作委員会