磯田道史氏の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、今最も注目を集める中村義洋監督が映画化。「殿、利息でござる!」
そんな本作に羽生結弦さんが出演されていることが発表となりました。 羽生結弦さんの役どころは、映画のタイトルにもなっている“殿”である、仙台藩藩主・伊達重村(だて・しげむら)役。出演シーンは少ないながらも物語にとって重要な役柄であり、困窮する庶民の前に颯爽と現れる殿という役どころ。今まで映画などに出演することはなかったが、故郷である仙台に実在した人物たちの感動秘話に、出演を快諾。氷上での演技で世界中を虜にした名実共に世界最高のフィギュアスケーターである羽生さんが、マゲ姿でスクリーンに初登場します。 |
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羽生結弦さん、阿部サダヲさん、中村監督からコメントが届いています!
羽生結弦コメント 役名:伊達重村 |
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阿部サダヲコメント 殿役が誰か、なかなか明かされず、役者同士で色々予想をしてたのですが、まさか羽生結弦さんとは思いませんでした…。撮影当日まで(ご本人と)全く会わず扮装が全て終わって、現場リハーサルでいきなりぶっつけ芝居だったにもかかわらずセリフも完璧に入っていて素晴らしかったです…。 本来、殿様を庶民が見てたら「頭が高い」と言われるんでしょうけど、もう、ずっと笑顔で見つめてしまいました(笑)キレイでした(笑) 普段は氷上で薄着だと思うんですが、撮影現場は夏で羽織袴に髷カツラで相当暑かったと思いますが、何度も何度も繰り返す撮影に文句言わず参加してくださったのが、さすが世界一のアスリートだと思いました。 中村義洋 監督コメント |
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金欠の仙台藩は百姓町人へ容赦なく重税を課し、破産と夜逃げが相次いでいた。さびれ果てた小さな宿場町・吉岡藩で、故郷の将来を心配する十三郎(阿部サダヲ)は、知恵者の篤平治(瑛太)から宿場復興の秘策を打ち明けられる。それは、藩に大金を貸し付け利息を巻き上げるという、百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想であった。計画が明るみに出れば打ち首確実。三億円相当の大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦が始まった。「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、十三郎とその弟の甚内(妻夫木聡)、そして宿場町の仲間たちは、己を捨てて、ただ人のために私財を投げ打ち悲願に挑む!
「殿、利息でござる!」 公開は2016年5月14日です! 公式HP:www.tono-gozaru.jp |
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
出演:阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 松田龍平 他
監督:中村義洋
制作:松竹、東日本放送
製作:「殿、利息でござる!」製作委員会
配給:松竹
撮影:2015年7月6日~8月末
撮影地:山形、宮城、ほか
©2016「殿、利息でござる!」製作委員会