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オランダの鬼才ROSTO追悼上映決定

 
すべては、ROSTOの頭の中のコンセプト『Mind My Gap』から始まった!
 
1990年初頭、自らの製作スタジオ“ROSTO A.D’s”を拠点にCFやミュージック・ビデオを制作するかたわら撮り上げた短編映画「(伝説の)アングロビリー・フィーバーソンの興亡」(2002年)と「ジョナ/トムベリー」(2005)が、カンヌ受賞をはじめ世界的評価を浴びたROSTO。
 
これらの短編はミクスドメディア・プロジェクト『Mind My Gap』の一部であり、受賞以前からグラフィック・ノベル、映像、音楽化した作品群を(当時としてはかなり先駆的な試みである)オンンラインにて発表し続けていました。
ROSTO追悼上映Amsterdam, portret van Rosto.muhl.FOTO Bart Mühl 15-09-2011
 
受賞後には、かつて自らが所属していたパンク・バンド THE WRECKERSを“黄泉の国”から呼び戻し、『Mind My Gap』のスピンアウト作品として“存在しないレコードのミュージック・ビデオともいうべき4連作『THEE WRECKERS TETRALOGY』を15年の歳月をかけて完成させます。次に狙うは初の長編作品・・・ しかし、ROSTOは2019年、病気のため急逝してしまいます。
 
彼の死後、友人であり、『ユニコーン・ウォーズ』や『LOGORAMA』のプロデューサーとしても知られるミハエル・シュマーキンが、オンライン・グラフィックマガジン『Mind My Gap』を210ページ+2CD付き特別仕様の書籍としてまとめ上げます。同時に4連作をまとめた『四つの悪夢』※2とドキュメンタリーをあわせて、コロナ禍のヨーロッパ各国で上映し、その早すぎる死を悼みました。
ROSTO追悼上映
※2 『四つの悪夢』は、第1回新潟国際アニメーション映画祭のコンペティション部門に選出されました。
押井守審査委員長は、ROSTOのマルチな才能に敬意を表し“境界賞”を授与しました。また、ラジオ・パーソナリティの宇多丸氏が、同映画祭のラインナップを見比べて、そのサムネイル写真のあまりの異質さに驚愕したエピソードも有名です。
 

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『四つの悪夢』<存在証明>

 
ROSTOの遺作 『四つの悪夢』とドキュメンタリー『すべてが変わったようで、何も変わっちゃいない』を一挙上映
 
8月16日(土)より シアター・イメージフォーラムにて先行公開後、順次全国公開
 
ROSTO追悼上映
ROSTO追悼上映
ROSTO追悼上映
ROSTO追悼上映
ROSTO追悼上映

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『四つの悪夢』
<2020/フランス・オランダ/カラー/DCP/英語・日本語字幕/45分>
監督:ROSTO
原題:THEE WRECKERS TETRALOGY
“No Place Like Home_うちが一番”(2008)
“Lonely Bones_孤独な骨”(2013)
“Splintertime_スプリンタータイム”(2015)“
“Reruns_再生”(2018)
 
ドキュメンタリー
『すべてが変わったようで、何も変わっちゃいない』
<2020/フランス・オランダ/カラー/DCP
/英語・日本語字幕/20分>
監督:ジョアン・コスタ&ローベン・グラディセン
出演:ROSTO、THEE WRECKERS
原題:Everything is different,
but Nothing has changed
提供:Riskit Black Label/simple⁺
配給:リスキット
ROSTO.JP

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