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第18回AFA6部門ノミネート
日本文学界の巨人・筒井康隆の同名小説を『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』の監督・吉田大八が映画化した新作映画『敵』が、2025年1月17日(金)より全国公開となります。
本日1月10日(金)に、第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)のノミネートが発表!
『敵』が作品賞、主演男優賞、助演女優賞ほか、6部門にノミネートの快挙!!
この度、映画『敵』が第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)にて、日本映画としては最多、作品賞、監督賞(吉田大八監督)、主演男優賞(長塚京三)、助演女優賞(瀧内公美)、撮影賞(四宮秀俊)、衣装賞(宮本茉莉)の計6部門にノミネートされました!アジア・フィルム・アワードは、2007年に香港国際映画協会によって設立され、“アジア全域版アカデミー賞”とも言われており、これまで『パラサイト 半地下の家族』(19/ポン・ジュノ監督)や『ドライブ・マイ・カー』(21/濱口竜介監督)など、世界中の映画祭や賞レースを席巻した作品が受賞している。『敵』についても、第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ/最優秀男優賞/最優秀監督賞の三冠を達成し、その後、昨年11月に行われた台北金馬映画祭の「Windows On Asia部門」に選出、12月には上海国際映画祭の「Japanese Week」に招待され、数千人の劇場が一瞬で埋まるなど、国内外の映画祭で絶賛の渦を巻き起こしている。
今回はアジア25の国と地域より30作品のノミネート(全16部門)があり、吉田大八監督の『敵』は作品賞や監督賞を含む、6部門でのノミネートとなった。過去に同映画賞で6部門でのノミネートとなった作品には、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』(18/是枝裕和監督)や、第80回ヴェネツィア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞した『悪は存在しない』(23/濱口竜介監督) がある。
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吉田大八監督コメント
素晴らしいアジア映画のお祭りにお招きいただき、本当に光栄です。苦労を共にしてきた俳優やスタッフたちと喜びたいと思います。もちろんまだ何かを貰ったわけではありませんが、数ヶ月後の楽しい予定がひとつ決まっただけでもだいぶ気が楽になりました。関係者一同浮かれそうな気持ちをグッと抑えて、1月17日の公開へ向け鋭意宣伝活動中です。
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世界中の映画祭へ
なお今後も、AKI-NO 日本映画祭(イスラエル)、ヘルシンキ・シネアジア映画祭(フィンランド)、香港国際映画祭(香港)、アイルランド日本映画祭(アイルランド)、ウーディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)など、世界中の映画祭への出品が決定している。アジア・フィルム・アワードの授賞式は、3月16日に香港で開催予定。
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『敵』
2025年1月17日(金)テアトル新宿ほか全国公開
公式サイト:
https://happinet-phantom.com/teki
公式X:
@teki_movie
物語・・・
渡辺儀助、77歳。
大学教授の職を辞して10年―妻には先立たれ、祖父の代から続く日本家屋に暮らしている。料理は自分でつくり、晩酌を楽しみ、多くの友人たちとは疎遠になったが、気の置けない僅かな友人と酒を飲み交わし、時には教え子を招いてディナーを振る舞う。預貯金が後何年持つか、すなわち自身が後何年生きられるかを計算しながら、来るべき日に向かって日常は完璧に平和に過ぎていく。遺言書も書いてある。もうやり残したことはない。だがそんなある日、書斎のiMacの画面に「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる。
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長塚京三
瀧内公美 河合優実 黒沢あすか
中島歩 カトウシンスケ 髙畑遊 二瓶鮫一
髙橋洋 唯野未歩子 戸田昌宏 松永大輔
松尾諭 松尾貴史
脚本・監督:吉田大八
原作:筒井康隆『敵』(新潮文庫刊)
企画・プロデュース:小澤祐治
プロデューサー:江守徹
撮影:四宮秀俊 照明:秋山恵二郎
美術:富田麻友美 装飾:羽場しおり
録音:伊豆田廉明 編集:曽根俊一 サウンドデザイン:浅梨なおこ
衣裳:宮本茉莉 ヘアメイク:酒井夢月 フードスタイリスト:飯島奈美 助監督:松尾崇 キャスティング:田端利江
アクション:小原剛 ガンエフェクト:納富貴久男 ロケーションコーディネーター:鈴木和晶
音楽:千葉広樹 音楽プロデューサー:濱野睦美 VFXスーパーバイザー:白石哲也
制作プロデューサー:石塚正悟 アシスタントプロデューサー:坂田航
企画・製作:ギークピクチュアズ 制作プロダクション:ギークサイト
宣伝・配給:ハピネットファントム・スタジオ/ギークピクチュアズ
製作:「敵」製作委員会
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA
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