NHK「きょうの料理」を担当してきた矢内真由美プロデュサーが、食材の向こう側の生産者や、自然にも思いを寄せられている姿勢や、伝える言葉の美しさが魅力的な料理研究家・辰巳芳子の料理哲学を描いたドキュメンタリーを作りたいと河邑厚徳監督にオファーして完成したドキュメンタリー『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』。 再度映画館で観たいという要望に応え、この度、辰巳芳子の100歳記念上映として、2025年2月7日(金)よりアップリンク吉祥寺にての公開が決定しました。
2月7日(金)〜アップリンク吉祥寺にて公開 公式X: @lumiere_plus 公式Facebook: @tennoshizuku 「愛することは生きること」という辰巳の哲学を描き、日本のみならず、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭などで海外の観客も魅了した本作は、2012年の作品ながら、Facebookのページにはいまだに4900人以上もフォロワーがいるなど、辰巳が公開当時に「この作品は『ところ』を得れば時代を超えられるのではございませんでしょうか」と予想した通り、令和の私達の心も捉える内容で、2024年敬老週間に東京都写真美術館ホールで上映された際も、数々のメディアに取り上げられ、大きな反響を呼んだ。 辰巳の言葉の朗読は、辰巳から観客への手紙を読むように読んでもらいたいと監督がオファーした草笛光子が、本作の語りは、6人の子持ちで、「とにかく食で自分の気持ちを伝えたい」と毎日料理をするという谷原章介が担当している。 あらすじ 嚥下障がいでとろみのあるスープのみ喉を通った父に作っていたスープを、父の死の直後からは訪問看護のボランティアで隣人に配り、そしてスープ教室で伝授してきた料理研究家・辰巳芳子。1口2口がなくなると、数日で天国に逝かれる患者を目の当たりにしてきた医師は、病院の緩和ケア病棟でスープを配り、「辰巳さんのスープは素材を感じるので、引き出しが開いて思い出が出てくる」と1口の大切さを実感。ある日、辰巳の元に、親友が癌になり、「何かしてあげられることはないか」とスープを作ったというハンセン病の女性から手紙が届き…。
岡田詩歌監督作品 この度、2月14日(金)よりシネマカリテほか全国の劇場にて順次公開予定の映画『恋脳Experiment』の先行上映が決定しました。 幼少期から思春期、大人になるまでのひとりの女性の恋愛経験を通し、人生で直面