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裾野プレミア上映会

臨んだ石原さとみ主演映画『ミッシング』が5月17日(金)に全国公開となります。

ある日突然いなくなった幼い娘。その帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族。事件により世間の注目を浴びた事により、謂れのない誹謗中傷や好奇の目に晒されながらも、いつか必ず会える、その日を信じてー。

このたび、5月10日(金)に本作のロケ地となった静岡県裾野市で裾野プレミア上映会を実施し、イベントに青木崇高、𠮷田恵輔監督、長井龍プロデューサー(スターサンズ)が登壇。また上映会前には裾野市の村田悠(むらた・はるかぜ)市長へ表敬訪問し撮影協力の御礼と映画の完成報告をいたしました。
ミッシング

静岡県裾野市:裾野プレミア上映会

日時:5月10日(金)
場所:裾野市民文化センター
登壇:村田悠市長、青木崇高、𠮷田恵輔監督、長井龍プロデューサー

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表敬訪問

先行上映会に先駆けて行われた表敬訪問は、本作のロケ地となった静岡県裾野市での撮影協力のお礼と、映画の完成報告のため行われた。
訪問では青木から、「森下家の室内での撮影が主で大事なシーンが多かったのですが、石原さんと外に出た時に大きな富士山が見えたのが、とても印象的でした。裾野市の皆さんには沢山ご協力を頂けて感謝しています」と富士山の麓ならではの素晴らしいロケーションに、張りつめていた心が安らいだと振り返り、続いて𠮷田監督も「本当にお世話になりました。最近の作品ではコロナ禍もあって、撮影が終わってからロケ地に来ることができなかったのですが、今作で久しぶりに自分が撮影した場所にまた戻って来られたのは凄く嬉しい」と、再訪への喜びを噛みしめていた。また、大瀧プロデューサーと長井プロデューサーは「本当に裾野市の方々にはお世話になりました。皆さんのご協力で作品が完成しました。是非、来週の公開に向けて一緒に盛り上げて頂けると嬉しいです」と御礼と共に本作の完成を報告した。
映画の撮影以来となる再会に村田悠市長は「是非、裾野市の魅力も伝えられたら嬉しい。本当に素晴らしい作品でした。」と述べ来週の公開に向けてエールをおくった。

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プレミア上映会

その後、「裾野市民文化センター」でプレミア上映会が行われ、主催挨拶として登壇した村田市長は「この後の上映を是非楽しみにしてほしい!今年1番の注目作です。実は撮影は私の家の裏で撮影していました!」と会場に集まった方々へ向け明かすと会場から驚きの声が上がった。そして、イベントが始まりMCの呼び込みで石原さとみ演じる沙織里の夫・豊役を演じた青木崇高、監督の𠮷田恵輔、プロデューサーの長井龍が登壇すると会場は温かい拍手に包まれた。MCより改めて「裾野へ、おかえりなさい」と言葉をかけられると𠮷田監督は「コロナ禍もあり、なかなか撮影地に行くことが出来なかったので、こうして戻って来られたのは嬉しいです。」と笑顔をみせた。静岡県出身の長井プロデューサーも「ちょうど1年前に撮影をしていました。来週の公開を前にプレミア上映となりますが、よろしくお願いします!」と集まった観客へ挨拶。また、青木は「今日はよろしくお願いします。実は石原さんと監督は裾野市での撮影時に朝ラーメンを食べたと聞いていたのですが、僕は食べられなかった。でも、先程、お店の方が来てくださってやっと食べられました!」と改めて裾野市を楽しんだことを明かした。
ミッシング
公開を来週に控えた心境を尋ねられると監督は「石原さんも言っていたけど、不祥事が起きないかな、大丈夫かなと思っています(笑)」とまさかの発言で会場をざわつかせつつも、続けて「観終わった後の余韻を楽しんでほしい」と呼びかけた。同じく公開を控えた心境を聞かれた青木は「この映画を初めて観た時に、感極まってしまったところがたくさんありました。その時の感情や、(撮影)当時の記憶が1年経ってもよみがえってくるので、気持ちが枯渇することはない作品」と話し、長井プロデューサーも「重い話ではありますが、その先に一筋の光があります。いつも違うところで涙してしまう。多くの人に届くといいなと思います」と作品の魅力を語った。物語は幼い娘を捜す母親が主人公だが本作の脚本を作成している際に、手が止まってしまうことはなかったのか?と聞かれると監督は「基本的に僕は“愛”を描きたいんです。地獄の底からの一筋の光を“愛”と呼ぶようになってしまったので、相当の地獄を描かないと愛が感じられない。でも愛のための地獄を描いていると思うと苦しくはない(笑)」と観客に訴えかけていた。

今回、石原さんを起用した理由について監督は「7年前に直談判され、苦手と一回断った。「港区の匂いがする」ので(笑)。俺、裾野で撮ろうとしてるじゃん?裾野に石原さとみいる?」と冗談交じりに観客に問いかけると、大きな笑いが起こった。続けて、「石原さとみに(自分を)ぶっ壊してほしいと言われて、俺もぶっ壊したい!思った。お互いにギャンブルだったけど、勝ったと思っています」と石原とのタッグに自信を覗かせていた。その石原の壊れ具合について夫婦として寄り添っていた青木は「(石原さんが)音を立てて壊れていました。愛おしくもありますし人間らしかった」と、撮影当時を振り返った。また𠮷田監督は「石原さんに演出をオーダーしても、瞬発的に役を降ろすのでドキュメントになってしまうから、オーダーが通じない。毎テイク違うので、受け止める青木さんと一緒に飼育員として餌を与えていた(笑)」と話し、青木も「石原さんがそれに食いついてくるという現場でした(笑)」と主演・石原さとみの“動物的”演技について振り返っていた。

今回、裾野市の他に沼津市でも撮影を行っており、主なロケ地がなぜ静岡県になったのかを問われると、𠮷田監督は「ロケ地を考えている時に制作部から沼津はどうか?と提案があり、実際に来てみたら映画のイメージに合うね!となり静岡がメインのロケ地となった。中でも裾野は沙織里たちの家などでシーンも多く、気が付くと裾野にいた感覚です。またラストシーンが裾野なんですが、一見するとどこにでもある風景なんだけど、懐かしく、愛おしい場所だなと。特殊な場所だと違う。ふるさとに近いイメージの場所だった」と裾野の風景がマッチしていたと答えた。そんな、裾野市への熱い思いを語ってくれた登壇者へ、村田市長と裾野市のマスコットキャラクターである富士山とギョーザをイメージした愛らしいキャラクター“すそのん”が御礼に花束を持って登場!登壇者は「意外とすそのんデカい!!」と大盛り上がりの中、笑顔でフォトセッションとなった。
ミッシング
最後に
長井プロデューサーは「来週公開ですが、劇中では静岡の架空のTV局が出てきます。その中で、静岡で本当に流れているCMも使われているので是非ご注目下さい、今日はありがとうございました!」と挨拶。青木は「僕の中でも一生忘れられない作品です。(撮影中)支えてくれたのは裾野市の皆様です。映画はしんどい部分もありますが、観てよかったと思ってもらえる作品になっていると思うので、よろしくお願いします。」と呼びかけた。最後に𠮷田監督は「この映画は大事な映画で、分岐点となる作品です。そして、僕のピークはここになるんじゃないかと(笑)。でもまた来られたらいいなと思います。是非、また裾野で何か面白い作品が撮れたらと思っています!」と再び裾野市に戻ってくると宣言し、大盛況の舞台挨拶は終了した。

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映画『ミッシング』

5月17日(金)全国公開

公式 HP:
https://missing-movie.jp

公式 X:
@kokoromissing

公式 Instagram:
@kokoromissing

#ミッシング

『ミッシング』
ある日突然いなくなった愛する娘。その帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒されながらも、いつか必ず会える、その日を信じてー。
出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じるのは、出産を経て母となった石原さとみ。これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ。さらに、中村倫也、青木崇高ほか豪華実力派キャスト陣が集結。“人間描写の鬼”𠮷田監督が「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る本作。あらゆる好奇心と無関心、名前のない善意と悪意にあふれる世の中でも、私たちが自分以外の誰かに手を差し伸べれば、“光”は必ずそこにある。異色のケミストリーが肉迫する、限りなく“哀しくて、愛しくて、優しい”魂の行方を描く物語。その他、森 優作、小野花梨、細川 岳、有田麗未(ありたつぐみ)、小松和重、カトウシンスケ、山本直寛、柳 憂怜、美保 純ら充実したキャスト陣が集結した。

物語・・・
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま 3 ヶ月が過ぎていた。
娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。
唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。
そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。
世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。
一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。
それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。
その先にある、光に———。
映画『ミッシング』

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石原さとみ
青木崇高 森優作 有田麗未
小野花梨 小松和重 細川岳 カトウシンスケ 山本直寛
柳憂怜 美保純 / 中村倫也
監督・脚本:𠮷田恵輔 音楽:世武裕子
製作:井原多美 菅井敦 小林敏之 高橋雅美 古賀奏一郎
企画:河村光庸 プロデューサー:大瀧亮 長井龍 古賀奏一郎 アソシエイトプロデューサー:行実良 小楠雄士
撮影:志田貴之 照明:疋田淳
録音:田中博信
装飾:吉村昌悟
衣装:篠塚奈美 ヘアメイク:有路涼子
スクリプター:増子さおり
助監督:松倉大夏 制作担当:本田幸宏
編集:下田悠 音響効果:松浦大樹
VFX スーパーバイザー:白石哲也
キャスティング:田端利江 題字:赤松陽構造
製作幹事:WOWOW
企画:スターサンズ
制作プロダクション:SS 工房
配給:ワーナー・ブラザース映画
©︎2024「missing」Film Partners

事件により世間の注目を浴びた事により、謂れのない誹謗中傷や好奇の目に晒されながらも、いつか必ず会える、その日を信じて出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じるのは、今までの自分を壊して欲しいと、7年前、自ら𠮷田恵輔監督に直談判をした石原さとみ。出産を経て母となった彼女が魅せる、これまでのイメージを一新させた新境地に、既に話題が沸騰。さらに、中村倫也、青木崇高を筆頭に、森 優作、小野花梨、細川 岳、有田麗未(ありたつぐみ)、小松和重、カトウシンスケ、山本直寛、柳 憂怜、美保 純ら豪華実力派キャスト陣が集結。“人間描写の鬼”𠮷田監督が「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る本作は、雑音溢れる世の 中をリアルにそして繊細に描き、そこに生きるわたしたちの心を激しく揺らします。

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