公開記念舞台挨拶ついに公開初日を迎えた『一月の声に歓びを刻め』。 2月10日に公開記念舞台挨拶イベントを実施。 前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、原田龍二、片岡礼子、松本妃代、三島有紀子監督の総勢7名が顔を揃えた。 |
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キャスト&監督登壇前田敦子,カルーセル麻紀,哀川翔,原田龍二,片岡礼子,松本妃代,三島有紀子監督 前田は撮影を振り返り「三島監督しか見えない状態での濃ゆい時間を経て、とうとうこの日が来たのかと。三島監督が安心してる顔を見て、私たちも安心することが出来ました」と無事の封切りに嬉しそう。三島監督が「前田さんとは当然肉体は別々なのに、撮影中は一つになって呼吸も合っていくような感覚でキャメラの横にいました」と感慨を述べると、前田も「私も気づいたら三島監督と呼吸を合わせていたような、不思議な感覚を味わいました」と共感していた。 撮影時は-20度の寒波&大雪で「洞爺湖は地獄」だと思ったというカルーセルだが、過日行われた洞爺湖町での舞台挨拶では「天気はピーカンで雪も降らず、景色も綺麗。監督が買って来てくれたパンも美味しくて2つも食べちゃった」と印象激変。洞爺湖町に住む出演者・坂東⿓汰の家族とも初対面したそうで「お父さんが緊張でガチガチになりながら『子供のころから⿇紀さんを見ています!』と言ってくれて嬉しかった」と喜んでいた。 一方、“自然とマナー。八丈島大使”である哀川は八丈島ロケについて「よく知っている場所であるからこそ、地元感も出るのかなと。すれ違う人も知り合いだったりするので、芝居以外にも醸し出せるものがあると思った」とゆかりの地でのロケに手応え。八丈島の温泉大使である原田は「八丈島は遊びに行くところですから、久々に仕事をした」と笑って「八丈島には7か所も温泉があります。皆さん、ぜひ八丈島へ!」とPR。そんな二人に囲まれた松本は「お二人が八丈島の人になってくださったお陰で、私も芝居がしやすく助けられました」と感謝していた。 哀川には劇中で和太鼓を豪快に叩くシーンがあるが、これに原田は「翔さんが太鼓を叩くと何故か牛が集まって来る。あれはどういうことですか?」と天然質問。哀川は「それは牛が単に音に反応するだけ!俺が叩いたからというわけではない!どうしてそんな真面目な顔して変なことを言うの!?」とツッコんで場内爆笑。さらに原田は「太鼓を叩いたのは一世風靡セピア以来ですか?」と聞いて、哀川から「確かにそうですね、あんなに練習したのはセピア以来ですね」とプチ情報を引き出していた。 カルーセルも哀川の役どころに触れて「鉄パイプを持って翔君が暴れるのかと思ったら、全然そんなシーンがなくて翔君らしくない」と言うと、哀川は「暴れるシーンがないというのは、自分にとって難しいこと。非現実的なものばかりをやっていると、今回のような現実的な芝居が難しくなる」と告白。劇中で哀川が手にする鉄パイプはかなりの重量があったそうで、原田は「翔さんが引きずると、普通の人が鉄パイプを引きずるのと音が違って怖い」と明かしてまた爆笑を誘っていた。 イタリアで4月24日から5月2日まで開催される「第26回ウディネ・ファーイースト映画祭」のコンペティション部門に本作が出品されることも決定。三島監督は「みんなで想いを込めて作った映画なのでみんなで現地に行きたい!」と期待しながら「イタリアで観てくれる方々がどんな顔で何を受け取ってくれるのか見届けたいです」と現地の反応を期待していた。 最後に三島監督は「昨日公開を迎えて、この映画が私たちの手から離れて皆さんのもとに旅立ちました。誰だって傷みたいなものがあるかもしれません。人生は続くと自分も生きていて思うし、皆さんの横顔を見てもそう思います。また映画館で会いましょう!」と呼び掛けていた。 |
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<ウディネ・ファーイースト映画祭>ヨーロッパ最大のアジア映画祭として知られており、今年26回目を迎えます。開催地のウディネは、イタリア・ベネチアから1時間ほど山間部に位置しており、過去には生涯功労賞を受賞した北野武、ジャッキー・チェン、久石譲、大林宣彦監督などが名を連ねており、世界最大の映画祭・カンヌ国際映画祭直前の開催ということもあり、世界の主要な映画祭ディレクターや映画人が集まる、映画業界にとって注目度の高い映画祭である。現地時間4月24日から5月2日まで開催予定。『一月の声に歓びを刻め』はコンペティション部門に出品予定。 |
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『一月の声に歓びを刻め』大ヒット上映中 公式ウェブサイト: 公式X: 公式Instagram:
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出演:
前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔
坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平
原田龍二、松本妃代、長田詩音、とよた真帆
脚本・監督:三島有紀子
配給:東京テアトル
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