フォーラムとオールナイト部門今春3月15日より、第2回新潟国際アニメーション映画祭が開催されます。 この度、【FORUM フォーラム部門】と【オールナイト部門】のラインナップが決定しました。 |
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<FORUM フォーラム部門>アニメーションを学術的な観点から見直す【FORUM フォーラム】部門。今年は小特集として近年世界で注目されている、実写では不可能なテーマを映像化する「ドキュメンタリー・アニメーション」という分野をご紹介します。なぜアニメでドキュメンタリーを? ◆小特集:「ドキュメンタリー・アニメーション」上映と講演講演:クリストフ・テルヘヒテ(ライプツィヒ・ドキュメンタリー映画祭) ◆講演・シンポジウム・研究発表会『Animation and Medicine』漫画やアニメの訴求力は国内外でも教育に多く活用されてきた。昨今では、厚労省が働き方改革や医療健康の 啓蒙に積極的にアニメを利用しており、海外でも医療従事者による漫画作品なども増え、研究もされてきている。新潟医療福祉大学での子供の目の体操アニメや作業療法士アニメプロジェクトなどの具体例を通して、国内外のアニメの医療福祉への貢献と今後を語っていく。 『アニメ中間素材の保存と活用のためのアカデミアからの関与』アナログ時代のアニメは、その制作過程のなかで紙やセルを用いた膨大な量の中間素材を生み出した。デジタル時代にはセル画が作成されることはなくなり、絵コンテや原画など従来紙媒体だった素材も減りつつあるなか、アナログ時代の中間素材は産業廃棄物か、それとも文化遺産かという問いの狭間にある。業界の当事者でもなく、ファンコミュニティーにも属していないアカデミアの視点から、アニメ中間素 材にどのようにアプローチできるのだろうか?その質問に対するこれまでの実践を議論する 『地方から拡がるアニメ産業のミライ・望ましい地方展開の姿とは?――政策・スタジオ・クリエイター・地域』アニメーションの多様性は、それらが生み出される地域とも深い関係があります。人材不足も指摘される中、新潟をはじめとした地域で豊かな制作環境を整えるには何が必要なのか? 「アニメ産業レポート」の執筆陣と地元アニメスタジオの経営者が様々な角度からディスカッションします。(日本アニメーション学会 産業研究部会による公開研究会です。 『ラサール芸術大学―新潟大学アニメーション研究交流2024』新潟大学とLASALLE College of the Artsは、2018年に研究交流協定を結びました。以降、アニメ中間素材展やシンポジム等の学術イベントを多数共催し、アニメーション研究を推進してきました。今回は、両大学所属の、また両大学ゆかりの研究者が現在取り組んでいるアニメーション研究について発表し、意見交換を行います。 |
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<オールナイトin新潟>今年のオールナイト部門のテーマは<時代劇>!「鋼の錬金術師」の會川昇氏と「魔法少女まどかマギカ」の虚淵玄氏という時代劇アニメにも関わったことのある脚本家お二人をお迎えし、アニメファン必見の90分のスペシャルトークショーも開催します。 『少年猿飛佐助』英題:The Adventure of The Little Samurai 監督:薮下 泰司 脚本:村松 道平 美術:進藤 誠吾 音楽:船村 徹 『劇場版 戦国奇譚妖刀伝』 英題:WRATH OF THE NINJA THE YOTODEN MOVIE 監督:山崎 理 『機巧奇傳ヒヲウ戦記(21話)』英題:clockwork fighters hiwou’s war 監督:アミノテツロ 『ストレンヂア -無皇刃譚-』 英題:Sword of the Stranger 監督:安藤真裕 【関連トーク】3月19日(火)「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?」(仮) 映画祭の情報はhttps://niaff.netで随時発表します。 |
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【第2回新潟国際アニメーション映画祭】英語表記:Niigata International Animation Film Festival 主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会 公式サイト: 公式X(旧Twitter): 公式Youtube:チャンネル ■国際映画祭の舞台となる新潟市とは ■新潟アニメーション首都宣言 |