公開記念先行上映イベント2023年の第95回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートをはじめ、第72回ベルリン国際映画祭 グランプリ受賞(国際ジェネレーション部門/Kplus)ほか世界の映画賞で42受賞、60超ノミネートの快挙を果たした「The Quiet Girl(英題)」が、『コット、はじまりの夏』として1月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイント他にて全国公開となります。 その公開を記念して1月11日(木)にテラシマユウカ登壇による先行上映イベントが行われ、組アイドルグループGANG PARADEのメンバーで、映画好きとして知られるテラシマユウカが登壇しました。 |
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テラシマユウカ(GANG PARADE)登壇本作についてテラシマは、本作について「すごく透明感のある物語。素朴だけど、絵本を読んでいるかのような、丁寧に丁寧にページをめくっているような感覚」と表現。また、本作が初演技かつ映画初出演ながら、史上最年少の 12歳でアイランドのアカデミー賞と呼ばれる IFTA 賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞を獲得したコット役のキャサリン・クリンチについて、「本当にすごかったです!全然初演技には見えなくて、この年頃の女の子は 1 日ずつどんどん大人になっていくけど、そういう表現も上手で、はじめは口数が少なかったのが心境も変化していくうちに表情もだんだん明るくなっていくのを繊細に表現していて」と絶賛! お気に入りのシーン本作のお気に入りのシーンについては、「リビングでの食事のシーン。構図がフェルメールっぽい感じがしたのもよかったです。手前にドアやカーテンがあって、テーブルの奥にある窓から光が射しこんでというのが印象的に何度も出てきて、すごくいいなと思いました」と挙げる。さらに「牛の搾乳を手伝うコットが『人間が粉ミルクを飲んで、牛が牛乳を飲めばいいのに』というセリフは大人にはない視点。子どもならではの発想に胸を掴まれました!(すごく印象に残っています)と語る。また本作はアイルランドの作家クレア・キーガンの短編小説「Foster」を映画化。小説でも描かれる田舎の農場や景色も見どころというテラシマは「ずっと映像がきれいで!緑の青々とした感じや風の音も心地よくて、アイルランドのならではの風景が本当に美しかったです」とアピール。 テラシマ自身の経験本作のコルム・バレード監督は「コットが自分を一人の人間として認められたのはあの夏が初めて。その実感で彼女は自分自身を大切にし、新しい生き方を信じることができた」と語っている。テラシマも自分を認めてもらった経験を挙げ、「GANG PARADE というアイドルになった最初のころ、お客さんの前で自分自身を表現するのに、コンプレックスが多くて自分の良さを見つけられなかった。そんなときにスタッフから『あなたはここが素敵だから』と言ってもらえた。自分が欠点だと思っていた部分を長所と言ってもらえて、それはすごく残っています」と振り返った。 コットがこの後どう生きていくのかコットがキンセラ夫婦と絆を深めたひと夏の経験について、自身の経験と照らしつつ「大人になるほど自分が変われないというジレンマも感じているんですが、コットは 9歳で、貴重な夏休みに自分を認めてもらって愛されるという経験をしました。切なくもあるのですが、ここから始まるコットの人生がどうなっていくのか、すごくワクワクする物語だなと思います」とし、さらに「夏が終われる寂しさもあるのですが、3人で一緒に過ごして大切にされたことでコットは自分の気持ちや意思を表現できるようになった。コットがこの後どう生きていくのか、希望と想像が膨れ上がります」と、未来のコットへも想いを馳せていた。 最後に「コットの繊細な表情の変化もすごく素敵なので何度も観てください」とし、イベントを終えました。 |
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『コット、はじまりの夏』英題:「The Quiet Girl」1月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開 公式サイト: 公式 X: 公式 Instagram: ★ハッシュタグ:
物語・・・
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監督・脚本:コルム・バレード
プロデューサー:クリオナ・ニ・クルーリー
撮影:ケイト・マッカラ
音楽:スティーブン・レニックス
出演:キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、キャサリン・クリンチ、マイケル・パトリック
原題:「An Cailín Ciúin」/英題:「The Quiet Girl」
原作:クレア・キーガン「Foster」 2022 年 アイルランド アイルランド語、英語
カラー スタンダード 5.1ch 95 分 字幕:北村広子
後援:駐日アイルランド大使館 G
配給・宣伝:フラッグ
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