ロッテルダム国際映画祭に正式出品俳優として主演映画『飢えたライオン』(2017)がロッテルダム国際映画祭、東京国際映画祭などで上映された松林麗の長編初監督作品『ブルーイマジン』(山口まゆ主演)が、1月25日より開催される第53回ロッテルダム国際映画祭のBright Future部門に正式出品されることが決定し、主演・山口まゆと松林麗監督のコメントと海外版ポスターが到着しましたので、ご紹介。 主演:山口まゆコメント 監督:松林麗コメント 監督:松林麗Profile |
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『ブルーイマジン』公式Twitter(X) : 公式Instagram: 本作は、2024年3月より、新宿K’s cinema他にて日本公開が決定し、劇場公開の宣伝費応援の為の目的で、12/19(火)からMotionGallery でクラウドファンディングが開始されます。 性暴力やDV、ハラスメント被害者のトラウマに寄り添い、救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」を舞台に、心に深い傷を負った女性たちの信念と連帯と葛藤のドラマを描いた青春群像劇。 “黙ってちゃだめだ。声を届けられるなら、どんなかたちでも届けたい” という信念を胸に、これまで抑圧されてきた女性たちが共に連帯し、勇気をふりしぼって声をあげようと葛藤する物語が展開する。その真摯な姿勢と誠実な心の叫びが多くの人々の心を揺さぶり、やがて主人公たちは自分自身の本当の生き方や居場所を見つけ出していく。閉鎖的で偏狭な日本社会をシニカルに捉え、時にブラックユーモアも交えながら、傷みを抱えた女性たちが、微かな希望と青く澄んだ一縷の光を取り戻していく姿を、透明感あふれる鮮やかな映像美で描き出している。 勇気をもって自らの信念を行動に移す主人公・斉藤乃愛(のえる)を演じるのは、山口まゆ(『樹海村』)。乃愛の親友でミュージシャン志望の佳代を川床明日香(『沈黙のパレード』)、佳代と音楽ユニットを組む友梨奈を北村優衣(『ビリーバーズ』)、「ブルーイマジン」に駆け込む俳優志望・凛を新谷ゆづみ(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)、乃愛の兄で人権派の弁護士・俊太を細田善彦(『海辺の映画館キネマの玉手箱』)が演じるほか、フィリピン映画界からイアナ・ベルナルデス(『メタモルフォシス』)、ステファニー・アリアン(『PLAN75』)らも参加し、国際色豊かな共演陣が映画に華を添えている。撮影と照明は、矢崎仁司監督作品などでもコンビを組んだ石井勲と大坂章夫が務めた。 物語・・・ 俳優志望の斉藤乃愛(のえる=山口まゆ)は、かつて映画監督から受けた性暴力の被害者だったが、過去の自分のトラウマを誰にも話せずにいた。乃愛は、性暴力やDV、ハラスメント被害を受けた女性たちを救済するためのシェアハウス「ブルーイマジン」に入居する。巣鴨三千代(松林うらら)が相談役を務める「ブルーイマジン」は、住人たち皆が心の傷みを知っている場所だった。 霧のなか何処へ 哀しみはつづく |
山口まゆ 川床明日香 北村優衣 新谷ゆづみ 松林うらら イアナ・ベルナルデス 日高七海 林裕太 松浦祐也 カトウシンスケ
品田誠 仲野佳奈 武内おと 飯島珠奈 宮永梨愛 渡辺紘文 ステファニーアリアン 細田善彦
監督:松林麗プロデューサー:松林うらら、後藤美波
コプロデューサー: ライザ・ディニョ
脚本:後藤美波
撮影:石井勲
照明:大坂章夫
録音:石寺健一
音楽:渡辺雄司
美術監修:北地那奈
編集:菊池智美製作:Blue Imagine Film Partners
配給:コバルトピクチャーズ
2024年/日本=フィリピン/日本語/93分/英題:Blue Imagine /HD/カラー/シネマスコープ/ステレオ
©Blue Imagine Film Partners